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ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

日記: 『散歩中の犬に挨拶されて..』

2007年02月08日 23時45分49秒 | Weblog
外出のために玄関から出た時、目前の道路を 散歩中の犬と、犬に引かれた飼い主が横切った。

最近、犬が 犬として飼われているほど賢く育っている事に気づいたので、見かけるたびについつい 犬の様子を見てしまうのだ。

今日も 歩く犬に目を向けたとき 眼が合った。 心の中で 『ヨッ!』 と声をかけると 、慌てて立ち止まった犬は私に対して真正面に向き、姿勢良くお座りをしてしまった。
私を待っているのだ。

いぶかしがる飼い主を気遣って私も慌てて犬のもとへ進み 挨拶の儀式を交わした。
(20数年前のアパート探しのとき、畑ばかりだった横浜の大きな家々を護る番犬たちに吠えられながら、犬たちと本気で対峙しつつ見つけた 初対面での挨拶方法だ。)

初対面の挨拶が終わると犬からの第2段階の挨拶がある。 飛び跳ねて来たり、手足を舐められるのである。 飼い主にしてみれば さっさと散歩を終えて帰りたいのに 散歩コースに住む見知らぬ住人と 自分の犬が じゃれ合う様子は納得がいかないことだろう。

『ほら、もういいから..』 と無理矢理 綱 を引いて連れて行ってしまった..。

だがそれで良い。 犬も私が好きでじゃれていたのではない。 あくまで挨拶としての ”こころ” しかなかったから、飼い主が無理にでも引いていかなければ いつまで経っても(挨拶が)終らなかった。

『女性の結婚・出産』 に関する軽率な発言は女性蔑視から

2007年02月08日 18時40分07秒 | Weblog
人を護るべき職責にある 「厚労相」 による 『女性蔑視発言』 が問題視されているが、大臣本人や首相・自民党議員には その問題を理解できないのであろうと思う。 ”つまらない問題を利用されて政府批判されている” 程度の認識 なのだろう。

<女性達はもっと怒っても良い>
柳沢厚労相は、女性を ”産む機械・装置” に例え、次には 『結婚して子ども二人を望む若い人は健全な考え』 等、次々と問題発言を放った。 本(7日)夕のニュースでは 自民党の町村氏 までが 『柳沢大臣の 発言 には何の問題も無い』『安倍内閣のイメージを貶(おとし)める目的だ』 と発表していた。

<世間知らずの男たち>
前政権を率いた小泉氏もそうであるが、国会議員・政府閣僚 でありながら あまりにも世間に疎い (稚拙な精神) としか思えない。 それだけ 男性社会 の恩恵を享受してきたのだろう。 言い換えると 「女性を己より下に見続けてきた」 事になる。
そして、そんな男たちでも 『男らしく(格好良く)見える』 女性たちも少なくないほど 日本においては ”出来の悪いおとこ” が溢れていたことになる。 そして男たちは そんな女性に甘え続けた。

その結果が 女性たちの理由も考えずに 『女性蔑視発言』 を繰り返しているのだ。

関連記事
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11/07 1990年は『国際婦人年』だった - ”男女対等社会”

<安倍首相>御手洗氏に問題ない、『キヤノンの偽装請負疑惑』

2007年02月08日 15時54分42秒 | 格差社会と政治
御手洗氏に問題ない=キヤノンの偽装請負疑惑-安倍首相・衆院予算委 (時事通信) 2月7日13時1分配信
【記事抜粋】 民主党の枝野幸男氏は7日午前の衆院予算委員会で、実態は労働者派遣なのに業務請負契約を装う「偽装請負」をキヤノンが行っていたとの疑惑を取り上げた。枝野氏は、同社会長の御手洗冨士夫日本経団連会長が政府の経済財政諮問会議の民間議員であることを指摘し、「雇用政策に一定の影響力を持っており、事実なら問題だ」と追及した。
[記事全文]

安倍首相は、「御手洗氏は『法律を順守するのは当たり前だ』と発言している。成長戦略を着実に実行していくために(諮問会議で)見識を発揮してほしい」と述べ、問題はないとの認識を示した。という。

何が有っても 『問題ない』 ばかりが返ってくる。 その言葉を裏付ける明確な理由説明は無く、あくまでも (騒がれている)当人に対する期待の言葉と 『結果を見て欲しい』 ばかりだ。
国民が結果を看た時には 日本は取り返しのつかない事態になっている事だろう。 実に都合の良い言葉である。

<まだまだある同様事件>
この 偽装請負疑惑 もキャノンのみならず、しっかり調査したなら 国内大手各社に広がるかも知れない。 規制緩和で 『特別派遣』 を許可された新規参入派遣会社と 派遣先企業の間で どのような契約(書)が交わされていたのか 非常に興味が有る事件だ。

記録する。

<労働政策審議会委員発言>過労死するのは本人の自己管理の問題

2007年02月08日 12時47分08秒 | 格差社会と政治
「過労死は自己管理の問題」奥谷氏発言が波紋(朝日新聞) - goo ニュース 2007年2月7日(水)22:43
【記事抜粋】 過労死するのは本人の自己管理の問題――。労働政策審議会(厚生労働相の諮問機関)の分科会委員、奥谷禮子氏(人材派遣会社社長)の週刊誌インタビューなどでの発言をめぐって、7日の衆院予算委員会で論議があった。
[記事全文]

<勝ち組の実態>
連立与党(自民党・公明党)政権下の 政府閣僚・政府委員 らから発せられる言葉は 誠に 世間知らず の発言が多い。 当人たちからは『言葉の一部を捕らえて批判するな』 と反論も出るが、他方を眺めても その愚かな言葉が出て来る 思想・根拠 は同じではないか。

<郵政事業民営化関係者>
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、
奥谷禮子氏が社長を務める ザ・アール は、「日本郵政公社が2007年10月に民営化され日本郵政株式会社となることにあたり、職員の「星認定試験」(格付け)や接客サービスの研修を受託している。」 とのことで 小泉改悪路線に伴う 勝ち組 に名を連ねている。

国民は 郵政公社での現場職員らの仕事ぶりに不満は無かったが、(それとは無関係に) 政府には反抗しないようにと 職員らを再教育する役目らしい。

<発言の根拠は明白である>
さて、奥谷禮子氏の発言は 政治屋同様、日本社会の労働実態を理解していない (認識不足である)。
実は知っていたとしても 言葉を向ける方向が逆なのだ。 労働者ではなく日本の企業経営者にモノ申せ!
日本企業が 労働者個人の権利を踏みにじって企業活動を行って来た事実。 小泉政権下からの 構造改悪 で 労働者を使い捨てに考える企業文化を育んできていたではないか!? 過労死しなくとも 多くの労働者を自殺に追い込んだのは 誰か?!

政権与党(自民党・公明党)の広告塔としての 労働者の実態を隠ぺいする体質。 すなわち 国民への目くらまし行為 は許さない。

記録する。

関連記事
08/25 ポスト小泉、改革路線継承の愚
08/10 ニッポンの勝ち組(格差社会解消の恐怖)

<柳沢厚労相>罷免に値する感覚と発言

2007年02月08日 01時38分41秒 | 格差社会と政治
<柳沢厚労相>子ども2人以上「健全」発言、波紋に拍車毎日新聞) 2月6日21時15分配信
【記事抜粋】 「女性は産む機械」と発言し釈明に追われている柳沢伯夫厚生労働相が、6日の記者会見で結婚したい、「2人以上子どもを持ちたい若者」を「健全」と表現したことが波紋を広げている。首相官邸は問題視しない構えだが、野党側は「子どもが2人以上いなければ不健全なのか」と一斉に反発。柳沢厚労相の辞任を求める動きがさらに勢いづいており、国会審議の正常化を前に新たな火種となる可能性もある。
[記事全文]

安倍内閣と与党・自民党のそれぞれが あまりにもお粗末な感覚を持っている事に言葉を失う。
開いた口が塞がらないのではない。 憤りのあまり 言葉にならないのだ。 ( 私は憤ると無口になる。 職場の同僚達もすぐに察するほどだ )

テレビのニュースでは 柳沢厚労相の 『国語力が弱い』 と弁解した部分を看た。
もはや致命的な部分を自ら発表したに等しい。 そしてその事を容認した 首相や政権与党(自民党)は 国民に対する重大な義務違反を犯した。

近年、企業の募集要項には 「コミュニケーション能力」 を求められている。 意思の疎通が難しい者では、チームを組んで行う作業等での 業務停滞や作業結果の誤りに繋がるからである。

「国民や地域有権者を代表(代弁)している」 と自ら豪語している 国会議員・政府閣僚が 意思の疎通もままならない(Miscommunication) では 全く務まらない(職責の履行不能) ではないか!

意思を十分に伝えられない 大臣が、どのように 所轄官庁に指示し、また、国民に説明し説得する(できる)と云うのか!? もはや 議員としての 終焉 を自ら発表したに等しい。