ジョージィのおとなりさんたち

【個人史】「人生って、とっても楽しいもの」
そんな風に感じている今日この頃。Blogでメモっておきたい。

<中2男子飛び降り>教育改革の欠陥が現れた

2007年02月03日 22時23分14秒 | 格差社会と政治
<千葉中2飛び降り>ノートに「ごめんね」と書かれていた (毎日新聞) 2月3日13時11分配信
【記事全文】 千葉県松戸市立中2年の男子生徒(14)が1日、市内マンションから飛び降り死亡した問題で、男子生徒が倒れていた1階通路に落ちていたノートに「ごめんね」などと書かれていたことが分かった。生徒は死亡前日に学校で仲間と2年男子生徒を殴るなどして肩を骨折させており、メモの内容はけがをした男子あてとみられる。
[記事原文]

教育再生会議では 「いじめ」の問題を全面に出し、『いじめた生徒は出席停止』 として、文科省も教育委員会等 教育現場へ指示 を出したかと思う。

男子生徒の飛び降りは ケガをした生徒に深い関連がある事は否めない。 だがイジメを受けていた事によるストレスではない。 教育再生会議 や 首相指示等、イジメに対する認識と対応によるストレスだ。

飛び降りた生徒は これまで イジメを受けていると悩んでいた。 そんな中 仲間たちとふざけていて 一人の生徒にケガをさせてしまうと いきなり イジメの加害者として扱われる。

本人は相手にケガを負わせてしまった事で相当な心理的負担(罪悪感)に悩んでいる中で いきなり イジメの加害者(犯罪者)として扱われ、 『出席停止』 等を持ち出されては 自分の将来を悲観 するのも無理はない。

教育再生会議や政府・文科省 が イジメ についてあまりにも無責任に 現場へ丸投げしてしまった事で 当の生徒たちまでが 生きる事に混乱している。

<参考記事>
安倍首相:いじめ問題で、出席停止の活用を指示 (毎日新聞) 2007年1月22日 東京夕刊
【記事抜粋】 安倍晋三首相は22日午前、伊吹文明文部科学相と首相官邸で会談し、いじめ問題で、学校教育法に定められている出席停止措置の活用を求める通知を各都道府県教育委員会に出すよう指示した。
[記事全文]