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LAZY HEAD

自分、ホジナシですから・・・

いじめ、カッコ悪…くないんだな、これが。

2012年03月08日 | Weblog


実家から発掘してまいりました。
探してたんですよ、これ。

なにせ「ミラクル・ラブ」といえば、私がソラで歌えた数少ない楽曲の1つでありまして、当時はかなり聴き込んでいたものです。

竹内まりやの方を。



そりゃあ、私だって、マキセは最愛の女優でしたさ。
ただ、歌は聴けたものではありませんでしたねえ。
演技も見られたものではありませんでしたが。

でも、歌唱はともかく、曲はすごくいいんです。
もちろん、マキセのデビュー曲だから買いました。

もっぱらインストver.の方ばかり聴いてましたけどね。



しかし、その後で、あろうことか本人がセルフカバーという暴挙に出ようとは。

あれは古田新太でしたか、やはりマキセを「最愛の女優」と呼ぶ同志をして
「これってほとんどイジメじゃないかという…」
と嘆かしめたものでした。

確かにイジメですけどねえ(笑)。

漫談 明治初年

2012年03月07日 | Weblog
某日、古本屋で見つけて、面白そうだったので即購入。

明治の初め頃の「こぼれ話」とも言うべき出来事を昭和の初めに集めて出版したものを、平成になって復刻したようです。
出版当時には60年程前の出来事で、その時すでに古老の談話を聞き書きした「昔語り」となっていたのに、それから復刻されるまではさらに60年+10年余りも経っています。
もはや歴史です。

前島密と郵便制度のように、ある程度は人口に膾炙した逸話もありますが、ほとんどがよほど明治時代のことに通暁した人でなければ初めて読むような「珍談・奇談」のオンパレードで、大変興味深かったです。
よく知られた話でも、現代の私たちが目にするのは孫引きの孫引きだったりして、トリビアなんだかガセなんだか判然としないものもありますが、この本の内容たるや同時代人たちの体験談です。これ以上確かな話はないででしょう。
芸妓屋の女将の昔語りなんか、歴史の教科書に載ることは決してありませんし。

元が活版刷りだから一部にかすれや欠けもあり、そもそも旧字体・旧仮名遣いなので、読むには少しく骨が折れましたが…

定価6,825円に対して売価2,000円は、編者や出版社には申し訳ないけれど、買ってよかったと思える値段と内容。



ちなみに、当時の印刷所は、「東京市牛込區榎町七番地」…今の新宿区榎町7番地ですな。
まさか、こんな所で「古巣」に出くわすとは思わなかった。アハハハ。

ステップアップ

2012年03月01日 | Weblog
「いつかは、110」

110ccには憧れてました。
この場合の110とは、CT110のことなのですが、さすがに買えません。高過ぎて。
そして、いまだに買えません。高過ぎて。

思い起こせば十数年前。
当時90ccに乗っていた私でしたが、東京港で出迎えてくれたスギヤマさんのCT110にあっさりと追い抜かれ、しかもまったく追い付けもせず、パワーの違いを見せつけられたことはよく覚えています。

あれはあれでやっぱり悔しかったから(笑)。
排気量は大きいに如かず。

いや、どうせ乗るのなら125ccにしておけば、タンデムした時も楽になることはわかってるんです。
しかし、カブに求められた任務は荷運車としての役割です。タンデムシートじゃまともに荷物は積めません。
そこで半分は泣く泣く、半分は喜んで110ccにしたのでしたが。

しかし、私のカブ歴って、
50cc→70cc→90cc→110cc
と着実に段階を踏んでますね(笑)。
上村愛子みたいだ…

カブもポチれる時代かと

2012年03月01日 | Weblog
だってぇ、「旧型」のカブ110が欲しかったんだもん。

私の"相棒"たるカブ90も、長年の酷使に加えて去年は追突事故に遭ったりして、かなりガタガタになってしまいました。
このまま乗り続けていてはいずれ生命にかかわりかねん、と判断し、思い切って買い替えることに決めたのでしたが…

今月から発売される新型のカブ110。
そりゃまあ、普通に考えたら、まっさらの新車の方がいいと思うのですよ。
でも、形が気に入らない。
まんまタイカブのドリームで、単にエンジンを110ccにしただけじゃないの?というギモンも湧くわけです。
見た目でハネちゃったから、とくに詳しくは調べてないのですが。

そう言えば、中国のホンダの工場って、昔は違法コピー品を作っていたのを、そこそこ技術があるからってぇんでホンダが傘下に収めたんじゃありませんでしたっけ?
違う工場でしたっけ?

まあ、いいです。

とにかく「17インチで丸目こそあるべきカブの姿」と思っている一種の原理主義者(笑)としては、カクカクした新型カブはどうにも好みに合いません。
もっとも、好みという点で言えば、廃番になる旧型110も、私の"相棒"カブ90の流麗さには欠けますが、それでもおなじみのスタイルです。まだマシというものです。

そこで在庫を抱えていた㈲横山輪業が、旧型110を売りに出していたのを見つけて、ポチッとな。

本当は近所のバイク屋で買えば、修理やら何やらで持ち込むのも楽だし面倒も見てもらえる(と思う)のですが、在庫がないんだからしかたがない。
離れたショップから通販で買うのには忸怩たるものがあったのですが、在庫があるんだからしかたがない。

もちろん、ネットを使うのは注文だけで、実車は取りに行くので事実上は対面販売なのですが。

時間があるようなら、横山さんにお話をうかがってきたいものですね。

脳味噌のしわとしわを合わせて、しわ寄せ~

2012年02月25日 | Weblog
人が1人死ぬってのは、なかなかに大変なことでして、父から母へ名義変更するものの手伝いをいろいろとしているのですが…

「じゃあ、母さん、ね、これが共済組合に送る申込書、これが公共料金の払込書、ね、で、これが、保険会社に出す書類なんだけど、今は保険会社に確認してるから、連絡がきてOKだったら郵便で出してね。ここに置いておくね」
「なら、この保険会社のは別にして、こっちに置いておくわよ」

数分後…

「ねえ、これ何?」
「これはぁ、共済組合に送る申込書で…」
「あらあら、そうね。で、これは何だっけ?」
「だぁから、これは、公共料金を払いに行くの」
「そうねそうね。で、あと1つ何かなかったっけ?」
「保険会社に出す書類でしょ?」
「あ、そうか。あれ?書類はどこに行ったのかしら?」

…なかなかに大変なんです。別の意味でも。

菜々坊

2012年02月24日 | Weblog
ひばりヶ丘の駅から南へ歩いて数分、「菜々坊」というチャイニーズレストランがあります。
(「さいさいぼう」と読むようですが、谷戸商店街のHPでは、なぜか「な行」にあるので、
「ななぼう」と読むのかな?と思ったりもしたのですが。)

この中華料理屋(ではなく"チャイニーズレストラン")は、昔からあるような気がしていました。
もっとも、近い所に住むようになるまでは、行動範囲でありながら、ただ単に通り過ぎるだけの場所でしたから、過去の記憶はあまり定かではありませんが…
ひっそりとした商店街の一画に、夜ともなるとほんのちょっぴり派手な電飾の外観に魅かれて、一度行ってみたいなあ、と思っていたのでした。



ある日、意を決して行ってみました。

看板にも表にも「菜々坊」と出ているのですが…


「美和」って誰!?

つい、「みーわっ!」と迫る佐野史郎の声が甦ります。



「美和定食」があるということは、この店の名前は「美和」なのでしょうか。

しかも、よく見ると、食品サンプルにはまた別の店の名前の丼が…
 てか、中身は絵かよ!

ついでに言えば、このサンプルケースには上のガラスがないんですけどね。
メニュー入れ換えの時には大変便利な親切設計。

でも、ここはもともと「美和」でしたっけ?
店名までは記憶がなく…
居抜きなのか、単なる名称変更なのか、なかなか謎だったりします。

お値段はなかなかリーズナブルで、味もそこそこ。
もっとも、美味しい中華料理店に通っている人には物足りなかろうかと思いますから、万人にオススメはしません。
そうでない人なら普通に満足できるお店だと思います。
私はフツーに満足しました。これからもちょくちょく行きたいと思います。

名栗温泉 大松閣

2012年02月19日 | Weblog
西武鉄道の時刻表に載っていた広告を見て以来、四半世紀+αの間ずっと気になっていた名栗温泉「大松閣」に来てみました。

あの頃はまだ「鉱泉」だったんだよなあ。規制緩和前でしたから。



自宅からなら、ひばりヶ丘から西武線に乗れば1本で飯能ですが、そこはそれ、まっすぐ行っても面白くありません。
というわけで、田無から拝島に出て、八高線に乗り換えて東飯能で下車。
まるひろ」をひやかしてから飯能駅までぶらぶらと歩いて、送迎バスの客になりました。

この送迎バス、県道70号線をまっすぐ西進するのかと思いきや、なんだか謎なルートを通ります。
飯能市域を南に下り、いったん都県境付近に出ると、そこから反転北上して名栗川に向かうのです。どう考えても「山王峠」なんか越える必然性はないぞ?
楽しかったですけど(笑)。



宿やお湯については、マニアでも評論家でもないので、あまり申しますまい。
ただ、口コミでよくある5点満点の評価で言うなら、4.5点はつけられますね。
大満足して帰ってきました。(個人の感想です)
今まで四半世紀+αの間ずっと訪れなかったのを後悔したくらいの良い宿でした。

たち吉

2012年02月17日 | Weblog
母親:「"たち吉"でいいのかしら?」
息子:「何が?」
母親:「"たち吉"ってあるじゃない」
息子:「ああ、あるねえ。お茶碗のでしょ?」
母親:「何が?」
息子:「へ?」
母親:「"たち吉"の判子でいいのかしら?」
息子:「判子?」
母親:「判子であるじゃない、"たち吉"みたいなの」
息子:「"シャチハタ"かーい!」

つ、疲れる…

水は命のお母さん

2012年02月15日 | Weblog


「ご近所の聖蹟」からほど近いところにある団地の給水塔。
この階段の角度というかなんというか、高所恐怖症のケがある私には、下から見上げただけでももうおっかなくてたまりません。

仕事とはいえ、上まで昇る人は勇気いりますよねえ…
そうやって水は守られているのですね。
この団地の住人ではありませんが、感謝。

ご近所の聖蹟

2012年02月15日 | Weblog
先日、近所を散歩しておりました時のことでございます。
ひばりが丘団地の一隅に、妙な物を発見したのでございます。



ベランダです。
ベランダが、地面の上にぽつりと。
本来は建物の2階以上という高い位置にあるはずのベランダが、地面の上にぽつりと置かれていたのでございます。

実にシュールな光景です。

もちろん、ただ置かれているわけではなくて、近くの説明板に由緒来歴が記されておりました。



…ただ置かれているだけならば、これほどシュールな光景もまた珍しきものと思えたのでございますが。
惜しいことをいたしたものでございます。

説明板によりますと、今上陛下がまだお若い皇太子であらせられた頃、当時日本住宅公団最大の公団住宅が建設されたことを嘉し賜いて行啓になられた時に、お立ち遊ばされたベランダを切り取って記念に保存したものである旨のことが書いてあったのでございます。



主上の御視察を記念して保存されている物でございますので、下々の者共が不埒にも立ち入ったり、畏れ多くも主上と同じ場所に立ったりなどすることが出来ぬよう、色々と細工を施されているのでございますが、保存と言いつつ、雨ざらしでは、劣化も早かろうし、鼠も這い回ったりするであろう、これではむしろ不敬も甚だしきものがあると感じるのでございます。

バッカじゃねーの!?
ただ単にベランダの外壁と欄干だけ残して何の意味があるのか、と。
残すなら残すで、他にもう少しまともなやり方もあるような気がします。

少なくとも私のような不調法者には、何の意味も見出だすことはできませんでしたが、そこに存在するだけで思考の材料を提供してくれるという点では、それなりの意味はあるのかもしれません。

なお、これが設けられたのは、平成22年11月とありますから、ちょうど私共が今の住まいに引っ越して来た頃のことになります。
今までまるで気がつかないことではございましたが、このようなことがありますから、近所とはいえ、なかなかに侮れぬものであるな、と認識を改めた次第でございます。