今日は嫁さんが知人に結婚祝いを贈ると言うので、池袋の東武に行ったのです。
西武線に乗るなり、
「あたし、池袋って嫌い。」
「俺もだ。じゃ、降りよう。」
プシュー。
まあ、急行でしたから、乗って会話してから降りようったって、そうはいきませんわな。
仕方なくそのまま池袋まで運ばれて行ったんですけどね。
「だって、池袋って、人が多くてゴミゴミしてるんだもの。あれが苦手で。」
「俺もそうだよ。今度は所沢の西武にしようよ。近いし。」
さて、そんなこんなで、2人の田舎者が池袋に降り立ったわけですが。
私はと言えば、メトロポリタンプラザがルミネに変わったことすら知らなかった田舎者でありまして、池袋の西口に来たのは何年ぶりだったのでしょうか。
あちこち迷いながら(笑)、地下の食品売り場へ。
「
北野エース」という聞いたこともないスーパーの一画へ足を踏み入れたのでした。
なんだかビートたけしの番組か、田舎の神社の縁日限定で現れる売れない漫才師の片割れの名前みたいで、ついクスリとしてしまいましたが。
た、楽し~い♪
ふだんはあまりお目にかかれないような食料品やら調味料やらが、売り場じゅう所狭しとばかりに並んでいるではありませんか。
「ね、ねえ、こ、これ買ってってもいい?」
「あら、これもいいわ。目移りしちゃうわね。」
「あ、これ、いいなあ。」
「こないだ同じようなの買ったじゃないの。」
本来の目的を忘れそうなので、物欲はいったん封印して、贈り物の選定に相つとめます。
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結局、贈り物を選んで一仕事終えた気になってしまい(笑)、
「今日はくたびれたし、今度また来てみようね」
と言いながら帰宅の途についたので、自宅用には何も買いませんでした。
今度また、と言うにしてはちょっと遠いのが難点ですが、ふだん使いの生協や西友に飽きたら、たまには変わった食材を探しに行ってみるのも楽しそうです。
まあ、世間知らずな貧乏人が考える高級食材スーパーとしては、明治屋とか三浦屋とか成城石井だったりするのですが、ここは高低取り混ぜていろいろ揃っているのが魅力。
「聞いたこともない」なんて言って失礼しました。>北野エース
あとは、贈られた方が喜んでくれるといいのですが。