トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

感謝と一日一善

2019-11-01 14:10:04 | 日記
今日のパムッカレ

子どものころ、CMで日本船舶振興会の笹川会長が『一日一善』を
呼びかけていた。今でも鮮明に記憶に残っている。

とあるブログで、仏壇やら神社で、願いごとばかりしてはいけない、
感謝の気持ちを伝えるべきだと。

最近、冷え込むようになり、エアコンをつけるようになった。
そして、朝目が覚めたときには部屋は暖くなって、気持ちよく起床出来る。
そんな些細なことでも、感謝するようになった。

私の場合は亡き夫かな。
今ある風景を見させてくれるのも亡き夫のおかげ。
独りぼっちにしやがって、バカヤローという恨み節もときどき出るけど

先日、公共のバスに乗っているときに、
足の不自由なお爺さんが乗って来た。
私のシートが一番、お爺さんにとって座りやすい席だったので、
瞬時に席を移動した。

あ、これも一日一善かなと思うと清々しい気持ちになる。
一日一善を心がけると、一日優しい気持ちになれる。


少し前、私の家の入り口を塞ぐように駐車したトルコ人家族と口論となった。
私は少しだけずらしてとお願いしたにも関わらず、長居はしないからと移動してくれなかった。
他のことでイライラしていたせいか、どうしても許せなかった。
裏の家の住人たち、そこへ訪れる客が私の入り口を平気で塞ぐのだ。
自分の訪問先の前へ駐車すればいいのに、そこだけ避ける。
相手の立場になって物事を考えないのは、トルコ人特有だ。

トルコ人女性が、ここはトルコだ。あなたの国じゃないと言い出した。
自分の国じゃないけれど、ここは私の家だから、主張する権利がある、
あんたの10倍以上はこの国に税金納めているわよ!

私はここでは外国人。ふつうのトルコ人より税金を払っていると
主張しても、滞在許可証が無ければ、ここには居られない。

今思えば、私が通りにくいけれど、少し我慢すればよかったのだ。
あのとき、一日一善を心がけていたら、
腹を立てることはしなかったのかもしれない。

私はトルコに居させてもらっている身分なのだ。
そろそろ、2年の滞在許可期間が切れるころだわ。










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4 コメント

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Unknown (niji)
2019-11-05 05:34:10
お久しぶりです。
分かるわ!本当に何でここに駐車する?って思いますもの!
何人でもかんけいありません!自分の領域を侵されれば頭にきます!
お互い頑張りましょ。
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Nijiさん♪ (ラム子)
2019-11-15 21:53:14
お久しぶりです!
ありがとうございます。

そうなんですよね~。
想像力に欠けているというか、
本能で生きているトルコ人多すぎ!

もう、宇宙人だと思って接するように
しています。
はい、頑張りましょう!
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Unknown (La vie)
2019-11-19 05:24:20
こちら、フランス人も同じですよー。

私も夫に感謝している毎日です。もちろん、生きていてくれればもっと楽しい日々だったのでしょうが・・・恨んでも戻ってきてくれませんからね(涙)

私も以前はこういう問題を腹立たしく感じていたのですが、最近はいい意味でゆるくなったと思います。もう何を言っても自分の時間とエネルギーの無駄だと悟ったのかも?(笑)

お互い、異国の地で最愛の人を亡くしても強く生きていきましょう!!
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La vieさん♪ (ラム子)
2019-11-23 18:42:50
ありがとうございます!

そうですよね。何を言っても
自分のエネルギーを無駄に消費するだけですから
見ざる聞かざるで流して行こうと
思っています。
自分が腹を立てたところで
相手はふんともすんとも
感じないのですから。

はい、頑張りましょう!
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