トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

快適な入院生活を目指して・・その2

2019-11-25 11:48:19 | 日記
今日のパムッカレ

昨年度、私立病院婦人科での医療ミスで、数パーセントの確率の合併症になり、
私立病院では手に負えないからと、大学病院を紹介され、罪悪感があったのか
病院の専用車で直々に送り届けられた。



そもそも、その私立病院での婦人科手術を大学病院で行うつもりが、
主治医(婦人科)への不信感から、私立病院へと転院したわけだけれど
それが裏目に出てしまった。実は周囲は大学病院での手術を薦めていたから。

その数パーセントの確率で起きる合併症の手術が難易度が高く、
手術が出来るドクターは日本でもトルコでも限られていた。
パムッカレ大学病院では手術例があり、成功していた。

日本やイスタンブールでの手術も考えたけれど、
やはり住居があるパムッカレに近いことが優先され、
パムッカレ大学で受けることを決断した。

そんな高度な手術と腎結石、どちらが難しいですか?と
主治医に聞いたら、うーん、と首を傾げ返事は無かった。

私は腎結石のほうが簡単だという答えを期待していた。
たかが、腎結石、ネットサーフィンすると
手術は簡単そうだけど?

主治医は
去年の手術のときもそうで、こっちがビビるくらいに
合併症を説明するのだ。いわゆるインフォームドコンセント。
ミスした婦人科の執刀医は私に何も告げなかったぞ。

ゆっくりと丁寧にそして、常に理解したか確認してくるので
こっちも真剣である。
で必ず質問は?と聞いてくる。

主治医からは、腎結石の手術方法について
なぜか私から説明しろと促され、私はネットでばっちり予習(検索)していたので
答えることが出来た。(まあ、普通、自分の手術を調べて、
頭に入れておくことは当然ですから、自慢にはならないけど。)

尿道から内視鏡レーザーを使って腎臓の石を破壊する、
それで失敗したら、背中に小さな穴を開けて、直接腎臓の石を
砕くという手術方法に同意した。

去年は私のために英語の手術同意書を用意してくれた。
今回はアシスタントドクターの仕事を増やしたら
申し訳ないと思い、トルコ語だけの同意書で
いいからと伝えた。

事細かくに合併症について書かれてあり、
同意書が無いと手術が出来ないわけで、
拒否したら、じゃ他へ行けとなる。
選択肢はない。