トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

快適な入院生活を目指して・・その1

2019-11-23 15:05:55 | 日記
今日のパムッカレ

トルコで7回目の入院、そして6回目の手術(全身麻酔)を
して来ました。

このブログを長らく御覧の皆様は、またか?と思われたことでしょう。
それは、私の周囲も同じで、なので、内密に入退院を繰り返すのですが、
既に村中に知れ渡っているという現実。



えー、今回はずばり腎結石です。
去年の手術でたまたま撮ったCTに大きな石があると判明していたけれど、
痛くも痒くもなかったので放置していたら、
尿路感染症が続き、その原因が石にあるとのこと。

去年、嘔吐、悪寒、発熱という地獄を見たのだ。
とくに悪寒は生まれて初めてで、あれだけは勘弁だわ。

私の場合、腎臓に石がくっついてしまい、落ちてくる気配は
無さそうなので、いわゆる3大激痛である尿管結石の苦しみは無いが、
ケント、独り暮らし、食堂のことを熟慮したら
計画的に手術が行えたほうがいいし、特に11月は一番の閑散期だから、
手術をすることに決めた。

検査結果、案の定、尿路感染症とのことで、
手術前の治療のために、手術予定日5日前から入院した。

泌尿器科病棟は15部屋ほどで、基本二人部屋(シャワー、トイレつき)
そのうち2部屋だけ個室となっている。

去年も希望したが、満床で入れなかった。
主治医に伝えると、何とかするから大丈夫だからと、
テキトーな返答。
で、案の定、入院当日、個室は満床だった。
とりあえず、空いたら優先的にということで、
話しはまとまった。

トルコでは、私立でも国立でも医療従事者の業務軽減として
付き添いをつけることになっている。
トルコだと、そんな制度が無くても、我こそはと
何人でも付き添い志願者がいそうだけど・・・。

というわけで、二人部屋だと、その付き添い、そして
見舞客でごった返しなのである。
特にトイレが行きにくい。
個室希望の一番の理由は私に付き添ってくれる義姉が
横になって休んで欲しいから。
個室なら、ソファベッド完備なのだ。

今回、隙あらば何度も直訴して、
入院5日目、手術日当日に個室に入れることとなった。


二人部屋は話し相手もいるし、退屈しない。
これまで、変な人と同室になったことはない。
ああ、そういえば、子宮筋腫で入院したときは
出産したばかりで、気が狂ってしまった女性と
一緒になったときは、地獄だったわ。
でも、1泊だけして、部屋を変えてもらえたから
よかったけど。

術後、痛みが酷かったので、
個室にしてもらって正解だった。

6回目の手術、段取りは承知だけれど、毎度全身麻酔の
恐怖はあった。
もちろん、初回ほどの緊張はないけれど。


シバリング(身震い等による体温調整を行う生理現象)が
一番辛い。毎度、全身麻酔から覚醒した後、
もう2度と手術は絶対にしない!と心に誓うのだが・・・。

続く