トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

トルコオバちゃん、我が道を行く・・・

2016-06-02 00:33:32 | ラム子のロカンタ(食堂)
昨日のパムッカレ

もう6月ですね!あっちーあっちー


先週の土曜日のこと。

朝食を取るトルコ人家族が次から次へと
やってきた。

トルコの朝食はボリューミーである。
主食のパンを始め、チャイ(トルコ紅茶)、ボレックと呼ばれるチーズ春巻き、チョコクリーム、ジャム、バター、
ソーセージ、チーズ、オリーブ、トマト、きゅうり、果物、そして玉子料理。

全トルコ人客、事細かく注文を入れることも忘れない。

★チーズとマッシュルームは入れないで、辛くして、
ちゃんと焼いてね♪

★チーズオムレットはチーズは少なく、油も少な目ね♪

★チャイをすぐ飲みたいというので、
すぐ出したら、トイレに行っている間に
冷めてしまったようで、新しいのを出してちょうだい!と。

★私のチャイは濃くしないで、彼のチャイは普通で♪

★トーストと呼ばれる、いわゆるホットサンド、3つ注文
一つは、ミックスでバターなし、チーズ少な目、ケチャップマヨ、サラミにピクルス、
もう一つは、トマト、ケチャップなし、チーズにサラミ、ピクルスは無しね!
あと一つは、チーズだけ、バターはつけないで♪

朝のラウンド終了♪


ランチタイムは中国系、韓国人だらけ。
この客層が一番私をほっとさせるんだ。


夜になると、
一組トルコ人夫婦が入って来た。
魚料理とトルコの玉子料理メネメンをオーダー。

最初にトルコの漬物を出した。
激辛にも関わらず、あっという間に平らげて
御替わりを要求。そのときは、他に客もいなかったんで
余裕の私。

その後、5席(13人)埋まり、二人体制ではてんてこまい状態。
にも関わらず、トルコ人夫婦というか、奥さんのほうが、サラダ、パンの御替わり2回、
チャイを持って来いと次から次へと、走り回っている私に声をかける。


極め付けが、一緒に写真撮って~と。
今忙しいからと口にしたものの、
強引に腕を掴まれ、スマフォでパシッ。

怒りを通り越し、何だか憎めないトルコオバちゃんが
可愛く思えた。そのご夫婦、ドイツ在住とのこと。
ドイツでも逞しく生きていそうだ。

最初食堂に入ってくるときに、あら、日本人がやっているのとか
ブーブー言ってしまったことに対して、
私がトルコ語が分かると知ったからか、
ごめんなさいね、と謝って来た。
トルコ人が謝るのも珍しい


ご主人の魚料理について来たサラダを
横取りし、ご主人にそれ俺のだと言われ、
サラダを追加注文した奥さん。

会計のとき、
追加分のサラダの料金を取るつもりが
オバちゃんの笑顔で、ついつい、フリーサービスと
言ってしまった私。

チャイだって、トルコ人、食後のチャイは当たり前にフリーだと
思っているからね!トルコ人には欠かせないパンだって
御替わり自由だし。


支払いは、とりあえず奥さんがした。
ところが、その後、
奥さんがご主人に『後で私にお金返しなさいよ』、と聞こえた。

微笑ましく思った私。女性が主導権を握っている夫婦が意外に多いトルコ。
この御夫婦、私とオヤジ(夫のこと)に、なんとなく似ているから
親近感が沸いたかも



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