arudenteな米

食と映画感想とその他もろもろ個人の趣味と主張のだらだら日記

マスク2

2005年05月05日 | 映画
これで終わりなのはちょっと…

マスク2(SON OF THE MASK)
http://www.mask2.jp/

いやー …困りました。
面白くないという評判は聞いていましたが面白くないだけでなく実にも皮にもなりません。
一番問題にしたいのはこの程度の映画「マスク2」でどうみても「完結」しちゃったのが一番不満。

あくまで想像ですがこの「マスク2」ってジム・キャリーとキャメロン・ディアスのその後で作ろうとして脚本等が悪くて主役二人が出演を避けたモノを無理やりに修正して作ったんじゃないのだろうか?(想像ですよ)
アニメが好きで自信が無く犬を飼っている主人公ってあたりや飼い犬が主人公を慕っているあたりでそんな気がする。

マスクをつけてはちゃめちゃするシーン等はCGの進歩で派手に一見見えますがその他演出が負けている。
ギャグの殆どがカートゥーンの流用なのだが選択にセンスを感じない。
ダンシングベイビーやエクソシストなんかやりすぎてグロなぐらいだ。
ロキとオーディーンの絡み等も無理やり世界観を広げようとしてやっちゃった様に感じられる

設定自体も無理やり感で歪んでいるところが多い
ツッこむべきは「マスクの力が昼間でも発動している(犬だけど)」とか
「災いの夜の王ロキも昼間から動いている」
「神に対抗できるくらいのマスクの力を一般人が止めれる(ラストのハンマー支え)」
ここらへんは前作の設定を全く無視している部分
続編で無いと仮定してこの映画を観るとマスクの説明をバッサリ省いているので説明不足。

というかそもそも「マスクをつけた人と交わると子供がマスクの力だけ授かる」ってのがよく分らないよ。
一番前作のファンとして許せないのは最後にもう「マスク」シリーズを作れないような終わらせ方にしたところ!
全編お子様ギャグなのに子供が引きそうな描写と下ネタの組み合わせで観ていてどんどんテンションが下がっていく。
あと、最後には赤ん坊のパワーがどうなったのか全く無視しているのも減点。

一番 演技が上手かったのは犬。

さむだうん

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