arudenteな米

食と映画感想とその他もろもろ個人の趣味と主張のだらだら日記

ダイ・ハード4.0

2007年07月03日 | 映画
ダイ・ハード4.0(LIVE FREE OR DIE HARD)

http://movies.foxjapan.com/diehard4/

【ストーリー】
アメリカ独立記念日の前夜。ワシントンDCのFBI本部に、何者かが全米のあらゆるインフラを監視するシステムにハッキングを仕掛けてきたとの情報が入り、ブラックリストに載るハッカーたちの一斉捜査が開始される。一方その頃、ニューヨーク市警統合テロ対策班のジョン・マクレーン警部補は、久しく顔を見ていない娘ルーシーに会うため、ニュージャージー州の大学に立ち寄っていた。しかし、意に反してルーシーの冷たい対応に気落ちするマクレーン。おまけに、たまたまそこにいたばかりに、上司から、近くに住むマットというハッカーをFBI本部まで連行せよ、とのヤボ用まで仰せつかるハメに。不承不承マットのアパートへと向かうマクレーンだった…


1、2とクリスマス映画の印象が強いのとクラシック音楽BGMの記憶があるので非常に違和感を感じてしまった。 3を見ていないのも原因だとは思うのですが。

正直、「ダイ・ハード」である意味のある脚本だったどうか非常に疑問が残る映画だった。

ネタバレ混じる感想は下に








まぁ、脚本の穴や描写のいい加減さは娯楽作品では気にしていてもしょうがない。
雰囲気が伝われば大体は力技で押しきれますので。

しかし敵が計画犯罪の「すーぱーはっかー」「こんぴゅーたーの天才」なのに、
あまりにも行き当たりばったりの展開の計画で頭が良さそうに見えないのは魅力を欠いている。

最初の「Delete」を押すと爆発するような仕掛けで暗殺をしておきながら失敗すると直接銃撃ってのはどうかと。
敵の仲間の結びつきや最後にどうやって犯人達は脱出するつもりだったのかまったくわからない。

穴といえば車に発信機って… 取り外すよな、頭のいい犯人なら。

主人公のマクレーンも最初から愚痴っぽく、身の不運をぼやくより先に常にぼやいているし、疲労しきっているのは寂しい限り。

肉体以外の場面は「おかしな二人」パターンで同行している若者が頭脳労働と分業しているので中途半端なスーパーマンなマクラーレンがより目立ってしまう。

それでもアクションは大盛りなので最後まで欠伸を噛み殺すような場面はなかったが二度みたいとは正直思わなかった。


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