ゴーストライダー(GHOST RIDER)
http://www.sonypictures.jp/movies/ghostrider/
≪ストーリー≫
危険なバイクスタントのショーで人気を博す天才ライダー、ジョニー・ブレイズ。そんな彼にはある秘密があった。17歳の時、病気の父親の命を救うため、悪魔メフィストと取引をして魂を売り渡してしまったのだ。自らの運命を悪魔に握られていたジョニー。そして彼が30歳の時、メフィストが再び彼の前に現れる。メフィストはジョニーに魔界の反逆者でメフィストの息子、ブラックハートを捕らえるよう命じる。
もうすこしアクションが多いかと思っていたのですが…
ネタバレ混じる感想は下に
・
・
・
・
・
アメコミの「ゴーストライダー」の映画化ですがダンのほうでなくジョニーのほうの映画化だったんですねぇ
映画の中では先代ゴーストライダー「ケアテイカー」がでてジョニーが2代目ですが、日本で発売されているコミックスだと2代目がダン・ケッチなので多少混乱するかも。
本作は両方のエピソードの良いとこ取りではありますが基本的な話は悪くないと思います。
しかし「ナショナル・トレジャー」の時も思いましたが少年・青年が歳を取るとニコラス・ケイジになるギャップは夢も希望もないような気がする。
もう少し青年期のキャラクターを似せるとかニコラス・ケイジが演じないとか方法があったと思うんだが。
ニコラス・ケイジが原作の大ファンだという話は聞いているが流石に主人公は厳しい。
ゴーストライダーが骸骨になっている部分はその分かなり安心できるが後半のめまぐるしい変身場面では観ている方が冷めたりあったまったりする。
ヒロインの名前がロクサーヌなので自分の連想的に「貴方の愛した人が間抜けだったら」というシラノ・ド・ベルジュラックが思い出されニコラス・ケイジの困った顔が間抜けに思えてしまった。
こちらのロクサーヌは「もしそうだったら、私死んでしまいますわ」という答えを返す女ではないくらい自立したキャリアウーマンなのだが。
映画的には1時間までがそこそこ面白く警察署から逃げて街中を疾走し警察に追われビル
を昇る場面までクライマックス。
敵の悪魔軍団(?)との闘いが基本的に貧弱で悲しくなる。
悪魔たちの基本能力が生かされてなく無意味に見せびらかしている間にあっさりやられたり適当に襲いかかって返り討ちにあったりとアクション的には非常に物足りない。
後半の沼を渡る場面はスタジオで撮ったのかと思うくらいの陳腐さである意味一番驚いた。
世界の命運を賭けたメフィストとブラックハートの壮大な親子喧嘩も等身大の不良息子の反抗期に戻され、ブラックハートも変身前のほうが強いという情け無さ。
契約の1000人の魂を取りこんだ方が弱点が多いのは流石にいただけない。
メフィストも契約者に逃げられるは契約解除を拒否されるはと威厳もへったくれも無い状態。
警察署から出てくるときのGARAGE(車庫)のネオンの「GA」が消えて「RAGE(激怒)」になる演出もあの場面では生きていなく拍子抜け。
どうせ出すなら悪魔と闘うときに出せばいいのに。
ジョニーの部屋に張ってあったポスター(バイクアトラクション)のタイトルが「デアデビル」で遊びとしてはこれが一番丁度良い感じだった。同じ監督だしね。
「イージーライダー」リスペクトなのか洒落なのかはわからないがピーター・フォンダが出ていたがデニス・ホッパーとジャック・ニコルソンも担ぎ出してほしかった気もする。
しかし、先に書いた街中の疾走や先代ゴーストライダーとジョニーが並走する部分の曲は非常によかった。
もし続編が出来るならニコラス・ケイジは退場してダンで作った方が盛りあがると思う。
http://www.sonypictures.jp/movies/ghostrider/
≪ストーリー≫
危険なバイクスタントのショーで人気を博す天才ライダー、ジョニー・ブレイズ。そんな彼にはある秘密があった。17歳の時、病気の父親の命を救うため、悪魔メフィストと取引をして魂を売り渡してしまったのだ。自らの運命を悪魔に握られていたジョニー。そして彼が30歳の時、メフィストが再び彼の前に現れる。メフィストはジョニーに魔界の反逆者でメフィストの息子、ブラックハートを捕らえるよう命じる。
もうすこしアクションが多いかと思っていたのですが…
ネタバレ混じる感想は下に
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アメコミの「ゴーストライダー」の映画化ですがダンのほうでなくジョニーのほうの映画化だったんですねぇ
映画の中では先代ゴーストライダー「ケアテイカー」がでてジョニーが2代目ですが、日本で発売されているコミックスだと2代目がダン・ケッチなので多少混乱するかも。
本作は両方のエピソードの良いとこ取りではありますが基本的な話は悪くないと思います。
しかし「ナショナル・トレジャー」の時も思いましたが少年・青年が歳を取るとニコラス・ケイジになるギャップは夢も希望もないような気がする。
もう少し青年期のキャラクターを似せるとかニコラス・ケイジが演じないとか方法があったと思うんだが。
ニコラス・ケイジが原作の大ファンだという話は聞いているが流石に主人公は厳しい。
ゴーストライダーが骸骨になっている部分はその分かなり安心できるが後半のめまぐるしい変身場面では観ている方が冷めたりあったまったりする。
ヒロインの名前がロクサーヌなので自分の連想的に「貴方の愛した人が間抜けだったら」というシラノ・ド・ベルジュラックが思い出されニコラス・ケイジの困った顔が間抜けに思えてしまった。
こちらのロクサーヌは「もしそうだったら、私死んでしまいますわ」という答えを返す女ではないくらい自立したキャリアウーマンなのだが。
映画的には1時間までがそこそこ面白く警察署から逃げて街中を疾走し警察に追われビル
を昇る場面までクライマックス。
敵の悪魔軍団(?)との闘いが基本的に貧弱で悲しくなる。
悪魔たちの基本能力が生かされてなく無意味に見せびらかしている間にあっさりやられたり適当に襲いかかって返り討ちにあったりとアクション的には非常に物足りない。
後半の沼を渡る場面はスタジオで撮ったのかと思うくらいの陳腐さである意味一番驚いた。
世界の命運を賭けたメフィストとブラックハートの壮大な親子喧嘩も等身大の不良息子の反抗期に戻され、ブラックハートも変身前のほうが強いという情け無さ。
契約の1000人の魂を取りこんだ方が弱点が多いのは流石にいただけない。
メフィストも契約者に逃げられるは契約解除を拒否されるはと威厳もへったくれも無い状態。
警察署から出てくるときのGARAGE(車庫)のネオンの「GA」が消えて「RAGE(激怒)」になる演出もあの場面では生きていなく拍子抜け。
どうせ出すなら悪魔と闘うときに出せばいいのに。
ジョニーの部屋に張ってあったポスター(バイクアトラクション)のタイトルが「デアデビル」で遊びとしてはこれが一番丁度良い感じだった。同じ監督だしね。
「イージーライダー」リスペクトなのか洒落なのかはわからないがピーター・フォンダが出ていたがデニス・ホッパーとジャック・ニコルソンも担ぎ出してほしかった気もする。
しかし、先に書いた街中の疾走や先代ゴーストライダーとジョニーが並走する部分の曲は非常によかった。
もし続編が出来るならニコラス・ケイジは退場してダンで作った方が盛りあがると思う。
ブラックハート一派も登場シーンだけはカッコいいんだが・・・悪魔のくせにトラックでひき殺そうとする時点でどうかと思ったが。アメリカ人はそういうの一番わかってねえなあっていつも思うのですが。最後の方も東映のスタッフが作ればもっと面白いものになっただろうにとそのへんは残念でしょうがなかったのでした。
「ナショナルトレジャー」くらいのヒーローがニコラス・ケイジは限界じゃないかと思うんですよね。
動くヒーローでなく動かないヒーロー。
ハリソン・フォードも走れなくなってきているし。
あのトラックとか風の悪魔の死に方や水から襲ってくるやつ見ると悪魔に呼ばれた低級の魔物にしかみえなかったですねぇ
ヒーロー、悪役、共にここまで暴れ足りない映画も珍しい。
>ゴーストライダーが骸骨になっている部分はその分かなり安心できるが後半のめまぐるしい変身場面では観ている方が冷めたりあったまったりする。
いやすいません、ウケました。(笑)
ちょこちょこやってきてはいるのですが
なかなかコメントカキコできなくてどうも。
よろしかったら遊びに来てくださいませ。
勧めていいもんか迷いましたが
このあと「ヅラ刑事」をみて
プロ根性ってこういうのよとモト冬樹を
たたえてしまったAgehaさんでした。
カキコミありがとうございます。
ヅラ刑事をケイジではCMみたいで洒落っけが少々あって好きです。
「TRICK」の生瀬勝久も混ぜて「ヅラ刑事課」をドラマに。