スネークフライト(SNAKES ON A PLANE)
http://www.movie-eye.com/snake/
≪ストーリー≫
ハワイで青年ショーンは、偶然にある殺人を目撃してしまう。それは、大物ギャング、キムが自ら殺害する現場だった。唯一の目撃者ショーンをLAの大陪審で証言させるため、ベテランFBIエージェントのネヴィル・フリンが護衛につく。
しかし、キムはショーンの口を封じるため、彼が乗り込んだLA行きの便に大量の毒ヘビを積荷として忍び込ませていた…
思っていた以上に馬鹿でもなくしっかりと作られていた。
しかし多少展開がスムーズにいっていない場所もあり編集が荒く感じた。
そんなのが欠点に思えるくらいだから自分の中では惜しい作品なのだとおもう
ネタバレを含む感想は下に
・
・
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監督は「セルラー」「デッド・コースター」のデヴィッド・R・エリス
この監督の映画は設定の発端と組み立てが非常に面白く後から考えると豪腕で無茶を封じこめているのがわかるのだがつっこむ暇を与えないほどグイグイと引っ張られる。その引っ張り方が非常に上手いと思っている。
「スネーク・フライト」も既存の飛行機パニック映画+既存の動物パニック映画のありえない組み合わせとお約束のパニックシーンで構成されている映画なのだが「展開の上手さで同じ物でも見え方が違って見える」という事を十二分に味あわせてくれる。
そもそも「爆弾しかけりゃ良いだろう」なんてツッコミは野暮。
狭い飛行機内に大量の蛇というありえない場面を作るために作った映画。
最初から大きな穴があるのを判っていて作った映画なのでそこに触れてもしょうがない。
むしろ触れるならマフィアのキムが確実に自分との関係を特定されるはずの蛇の闇業者をほっておいた部分だと思う。
とぼけた台詞も満載で「子供の時から火遊びが好きだった」なんていいながらスプレーで火炎放射器を作るスチュアーデスとかは大笑いした。
もうひとつ、添乗員による緊急時の説明の動きも「フライングハイ」からの飛行機コメディ映画の定番ながら面白かった
あえてつっこむなら意味ありげに登場していたキックボクサーが活躍する場面があまりなかったところだがもしかしたら時間の都合で編集でカットされていたのかもしれない。
それと話がL・Aにいる捜査官の動向と飛行機の中の動向の2本立てで進むのだが片方に偏りすぎていてスピード感が多少削がれていた気がする。
それでもこの映画はなかなか面白い。
さすがに「セルラー」や「デッドコースター」とは並べられないが監督のコメディセンスの一つとして注目はしておいたほうがいい。
http://www.movie-eye.com/snake/
≪ストーリー≫
ハワイで青年ショーンは、偶然にある殺人を目撃してしまう。それは、大物ギャング、キムが自ら殺害する現場だった。唯一の目撃者ショーンをLAの大陪審で証言させるため、ベテランFBIエージェントのネヴィル・フリンが護衛につく。
しかし、キムはショーンの口を封じるため、彼が乗り込んだLA行きの便に大量の毒ヘビを積荷として忍び込ませていた…
思っていた以上に馬鹿でもなくしっかりと作られていた。
しかし多少展開がスムーズにいっていない場所もあり編集が荒く感じた。
そんなのが欠点に思えるくらいだから自分の中では惜しい作品なのだとおもう
ネタバレを含む感想は下に
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監督は「セルラー」「デッド・コースター」のデヴィッド・R・エリス
この監督の映画は設定の発端と組み立てが非常に面白く後から考えると豪腕で無茶を封じこめているのがわかるのだがつっこむ暇を与えないほどグイグイと引っ張られる。その引っ張り方が非常に上手いと思っている。
「スネーク・フライト」も既存の飛行機パニック映画+既存の動物パニック映画のありえない組み合わせとお約束のパニックシーンで構成されている映画なのだが「展開の上手さで同じ物でも見え方が違って見える」という事を十二分に味あわせてくれる。
そもそも「爆弾しかけりゃ良いだろう」なんてツッコミは野暮。
狭い飛行機内に大量の蛇というありえない場面を作るために作った映画。
最初から大きな穴があるのを判っていて作った映画なのでそこに触れてもしょうがない。
むしろ触れるならマフィアのキムが確実に自分との関係を特定されるはずの蛇の闇業者をほっておいた部分だと思う。
とぼけた台詞も満載で「子供の時から火遊びが好きだった」なんていいながらスプレーで火炎放射器を作るスチュアーデスとかは大笑いした。
もうひとつ、添乗員による緊急時の説明の動きも「フライングハイ」からの飛行機コメディ映画の定番ながら面白かった
あえてつっこむなら意味ありげに登場していたキックボクサーが活躍する場面があまりなかったところだがもしかしたら時間の都合で編集でカットされていたのかもしれない。
それと話がL・Aにいる捜査官の動向と飛行機の中の動向の2本立てで進むのだが片方に偏りすぎていてスピード感が多少削がれていた気がする。
それでもこの映画はなかなか面白い。
さすがに「セルラー」や「デッドコースター」とは並べられないが監督のコメディセンスの一つとして注目はしておいたほうがいい。
捕まれたまま見せられてしまった映画でした。
いちいち無茶なのですが、これでいいや、と思わされました。
相変わらず「楽しい」映画を作る監督でした。
定番の場面もそれなりに面白く作れるのは感心しました。