甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

早春の名松線 やーい!

2015年03月19日 21時56分33秒 | 名松線に乗ろう!
 さあ、夕方です。車庫に向かって走りましょう!(電車のつもりで書いてあるんですけど、突然でわかりにくいです)

 何年か前までは、名松線の車両を一晩家城駅に置いておくことがあったようです。それで始発列車に対応していたわけです。現在はそんなことはなくて、朝6時頃松阪駅から無人のだれも乗せない車両を出して、家城から折り返し運転で、始発列車になっています。それでたまたまの管理ミスで、運転手もお客もだれも乗っていないのに、何キロかを無人の列車が走ったことがありました。

 それくらい微妙な坂道になっているので、ブレーキが解除されたら(?)、自然に動いてしまうのかもしれないです。車両が近づくと自然に踏み切りも作動して、事故も何も起こらなかったそうで、それはよかったけれど、なんとなくいい加減な扱いの名松線なんだなと思ったことがありました。

 田舎の駅は、無目的で降り立つと、車両や地元のお客からは置いてけぼりをくわされて、だれもいなくなるのです。中途半端な田舎なら、駅に若者がたむろするとかあるでしょうけど、ここはそんなことはなさそうです。

 さあ、松阪方面に走ったら、この車両は伊勢市か、多気駅構内か、どこかで休憩するでしょう。いやぁ、ご苦労さんです。



 家城駅から歩いて10分くらいのところに、七白山のうちの1つの「家城神社」があります。いろんな経緯があるみたいですが、白山系の神社ということになっています。もとは諏訪神社という名前でもあったそうで、諏訪神社系列の神様です。

 三重県はお伊勢さんだけじゃなくて、いろんな系列の神様が共存しているおもしろい世界です。ここの奥を川に向かって歩くと、名湯のこぶ湯が湧いています。私は年に数回はくみにいきます。飲んでいる人もいるみたいで、もう1度味を覚えたら、他の水は飲めないとある人は語っていました。中毒性のある(?)、やみつきになるお湯らしいです。







 花粉まみれになって、2枚撮りました。アップにすると、駅員さんの息づかいも聞こえてきそうです。もっと近づかなきゃダメですね。



 踏みきりの近くに梅の花が咲いています。夕暮れの青に映えています。



 駅の向こうが西の空で、その向こうに太陽は消えていきました。山の彼方で、いつもこの時期、宣長さんが自分のルーツを訪ねて吉野まで行った帰りに、ここを通って帰ってきたんだよなと思います。

 だから、私には、ここから向こうの西の空の下に宣長さんがいて、旅している感じなんです。あともう少しあとですかね。





 さあ、1両だけのディーゼルカーは松阪へ向かっていきました。

 私も、いつかまたステキな写真が撮れるだろうと楽観して、帰ることにします。

 明日は花粉はどうでしよう。そうです。今度家の中に入れてあげたメダカちゃんたちのことを書こうと思います。


★ 時々、たぶん18きっぷの季節、年に三回ある季節には、名松線のことが気になったりするんでしょう。今月末いよいよ全線再開で、その前にあれこれ撮りに行っています。

 みなさん、もしよろしければ、名松線を見に、または乗りに来ていただけたら、私はうれしいです。でも、どれくらいおもてなしができるかというと、少し自信がありません。花粉はひどいし、駅から見るものはあまりないですし、町全体はしょんぼりしています。

 どうしてこんなところに来たんだろうという気持ちになってしまいますね。

 でも、実は、ションボリながら、各駅にはそれぞれのネタはあるんですよ。それを書いていかないと、「どうして名松線なんだよ! つまらない」という世の中の声には対応できないですね。

 少しずつ、書いていかないとダメですね。思い込みと願いだけで人を誘っても、人は一時しか来てくれないです。リピーターになってもらわなくちゃ!

 私は、どうしてリピーターになったのか? たぶん、宣長さんの影響でしょうか。宣長さんが歩いた感じが今でもフツーにある感じがして、なんとなく惹(ひ)かれています。[2016.3.19]


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