甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

わたしの「ネコを拾う」

2020年11月24日 06時12分11秒 | 空を見上げて

 「拾う(ひろう)」という言葉は、理屈ではわかっています。今朝も、珍しくちゃんと記憶していたから、奥さんに「ネコを拾う夢を見た」というのを話しました。言葉にしてみたら、

「ネコをひらう夢見た!」と発音していた。

 わたしの「拾う」は、口にする時には「ひらう」と変換されるようでした。すごいね。これだけはコテコテの関西人かな? 他はそぎ落されても、「拾う」ことに関しては関西人だなんて、さすがでした。


 どんな夢だったんだよ!

 そうでした。忘れそうだから、メモしておきます。

 私の仕事場に小さなネコが歩いていました。最近、クルマで走ってて、シロネコを見たこともあったし、シマトラのネコも見たことがあったような。だから、いつか野良ネコを連れて帰ろうとは思っていたけれど、まさか自分の仕事場にネコが歩いているとは!

 それも、三十年も前の仕事場だったような気がします。

 ネコは、表紙の写真みたいに、白と黒がおなかのところでとろけている模様のネコでした。顔は東南アジア系の茶色の細面でした。みんなが声をかけている時に、私もしゃがんで声をかけたら、ネコは寄ってきた。

 やったぁ。つかまえた! でも、小さかった。手のひらに乗るくらいの、ネズミみたいな子猫だった。エサも何も上げず、とにかく家に帰る算段をしなくちゃと、小さなビスケットの箱みたいなのに押し込んで、胸にくるんで持ち歩きしていた。

 すると、通りがかった何かの檻があって、そこにはトラがいて、もうすぐそこから飛び出て来そうでした。これは危ない。トラを眠らせなくては!

 私は部屋の上の隠し棚の中に入り込み、睡眠弾の入った銃を構えて、やはり出てきたトラの腰のあたりを狙って撃ったような気がします。

 そこらあたりから、現実的になって、どこに連れて行こう。三重県内の動物園というと、二つくらい思い出せて、そちらにするか、いや、警察に連絡が先か、胸の中に隠し持ってるビスケット箱のネコはどうしたのか?

 そんなあれこれが気になって、箱から出してみたら、ぐったりしていて、そういえば、何も食べさせてなかったと今さらながら反省して、何かあげなくちゃと思ったり、いや、まず電話をと思ってたら、目が覚めました。

 ねっ、珍しく憶えてました。ネコは願望ですか。トラは何だろう。焦りかな。何かに追われている夢の一つなんだろうか。

 起きたら、もう六時前で、あわてて東の空を見たら、夜明け前の空にちゃんと金星は出ていた。もう、写真は撮らなかったけれど、星たちはちゃんと私たちの生活を見てくれてたんでした。


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