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甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

バキシムとなた豆はみがき

2017年10月29日 20時43分04秒 | わたしと大阪

 台風が来るというのに、大阪に行き、土曜日は弁天町のフリマに行きました。今月2回目の参加です。ちょっとフリマに行き過ぎです。

 母は膝が悪いし、階段の下りがダメで、ひいこらひいこらしながら階段をおりているのに、それなのにフリマに行く? と誘ったら、どこにも出歩いていないし、だれか連れがいるときこそ、外に出かけるチャンスと、わりとホイホイ付いてきました。

 いや、ちがいますね。母が行きたいというから、私が付き添いでいったというのが正しいです。でも、付き添いも2回目になると、何だか変なやる気が出てしまって、いろいろと買い込んでしまいました。



 最大の収穫は、怪獣バキシムでした。

 うちの子が小さい頃、怪獣マニアで、いや、無理矢理怪獣漬けにしたのは私でした。私に責任がありますね。2歳くらいから、怪獣の刺激を与えたんだから、そりゃ、怪獣好きになったんでしょうね。

 ちょうどBSでウルトラシリーズが毎日オンエアされていて、ついつい見せてしまったら、どんどん深みに入ってしまったんでした。

 あとはよかれと思って、ホイホイ見せていましたが、もう少しクリエイティブになるのかなと思ったんですが、あまりに直接的で、ものを想像するよりも、単純に刺激を受け入れる子どもになってしまったのかもしれません。これは私の失敗です。

 いまでもこうした刺激を求めて、自分から何かをつくり出すのではなくて、ただ受け入れるだけになっているのが悔しいです。刺激としてはよかったけれど、余白がなかったのかな。ただ戦い、ただカッコよくて、やたら愛らしいのです。

 こういう存在を2歳で手に入れたうちの子は、自分から他者に広げるつばさの大切さをずっと忘れたままです。

 私自身も、つばさを広げるよりも、空を飛ぶよりも、ただ飛べるんだけどと手入ればかりしている気がします。

 そんなこんなで怪獣好きになったうちの子。一番に指名したのはゴモラで、今もうちの子の部屋にはゴモラが偉そうにしている。



 ゴモラの次がバキシムで、テレビで見たこともないのに、怪獣図鑑かなにかで見かけて、それからずっと好きになっていたそうです。

 だから、おもちゃのコレクションを始めたときの最初の段階で指名された怪獣でした。それから少しずつコレクションはひろがっていき、バキシムはその他大勢のうちの1つになったわけですが、それでも愛着はかなりあったように思われます。

 それが、どこかに遠出をするときに選抜メンバーとして指名され、何度か旅をしているうちに、どういうわけか草創期のバキシムがいなくなり、大きく何かが欠けたみたいになって、コレクションも盛り上がらなくなり、そのうちに怪獣熱も冷めて、どうでもよくなってしまい、衣装ケースの中で眠るようになっていくのでした。

 今さらバキシムどころではないんですけど、親として自分の原点を見つめ直す意味でも、バキシムをふたたびおうちに復帰させ、うちの子に何かを考えてもらおうという変な親心で、買ってしまいました。余計なお世話なのかもしれません。

 他にはCD2枚となた豆はみがきなどを買いました。



 母をバスに乗せて、自分はナンバにでも遊びに行こうとした土曜日の午後。なんと母は、バスを降りて、私のあとを追いかけてきました。どうして歩く気になったのか、少し怖いくらいの母の愛を感じつつ、もうどうでもいいや、ナンバで遊ぶのはもうやめようと、何だかションボリして帰ってきたんでした。

 どうして自由に好きなことをさせてくれないのかな。息子と歩きたかったのか、1人で家に帰るのがイヤだったのか、何だか人恋しい気分だったのかな。

 だったら、とりあえず母の希望をかなえ、ナンバまで歩き、高島屋さんで少しだけ買い物をして帰ったのだから、息子としてはそれでよかったのかな。

 どうせ、私1人だと、古本屋に行ってそれで終わりじゃないですか。母がよかったのなら、それでいいとしますか……。

 


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