
某週刊誌さん、いろいろとネタは持っているんでしょうね。そして、正義や表現の自由を振りかざして、どうでもいい報道をするのでしょう。それは正義なのかどうか。ただのスキャンダル報道であって、週刊誌に関わる人たちのメシのタネなんでしょう。それしかありません。
もちろんテレビも同罪で、表現の自由と他人の生活をのぞき見する悪趣味でとことん追求していくはずです。
でも、それも週刊誌も、テレビも、新聞などのメディアが滅びる最後の現象なのかもしれません。私は、昔、報道関係にお勤めしたくて、結局うまくいかなかった人間ですけど、今さらながら、報道関係のお仕事をしなくてよかったなと思います。
何しろ人の災難と事件を追いかけるのが仕事なんて、人の不幸や心配を食い物にするのなんて、そういう人が、こんな事件や出来事・災害があるのだよと教えてくれないと、みんなノホホーンと生きてるだけで、何も進まないし、社会も変化しないのだけれど、それでも人の災難・不幸を取材するには、人としてのルールがあるような気がします。
私たちは、みんなが不倫にあこがれ、みんな不倫に浮かれている。そういうのを摘発するため、そういう人たちを糾弾するため、報道関係者の皆さんは寝る時間も、生活のゆとりもすべてを犠牲にして、不倫をする人たちの責任を追及しているのか。
そういう意味もあるんだろうけど、社会的に責任のある人、芸能人として人々の前に立っている人々、そういう人たちがこっそりにしろ、おおっぴらにしろ、とにかく不倫をしているのは許せないと、摘発してくれているんでしょうか。
また、人々もそういうニュースは好きなんだろうか。
ザンネンながら、世の中のトップに立つ人たちもいろいろと不倫とか、浮気とか、愛人とか、あれこれやっているんでしょうね。世の中みんなが不倫を楽しんでいるのだから、不倫しないと損なのかもしれない。だから、トップに立つ人たちは率先して不倫をする。
そういう話を見聞きする人たちは、自分たちもそういうことをしてみたいけど、あれこれ余裕がないから、不倫はしない・できない、ということで我慢して、やっている人たちの責任が問われたら、それみたことかと攻撃するんでしょう。
アホみたいな世の中です。

私は、もちろんそんな無駄なことはしないし、余裕もないし、そうしたニュースを見聞きするのもうんざりです。やりたい人はやりたいようにやらせておけばいい。
もっと考えなきゃいけない問題はあるように思います。
さしあたって、私は何を考えていますか?
私は、不倫をする気力・財力・体力・うそつく力、何もかもなくて、不倫に興味はありません。興味があるのは奥さんだけ? そうではないのかもしれないけど、バレーの新鍋りささんもカゴシマ出身と聞いて、応援したくなるし、ベートーベンのピアノソナタのCDをもっと買わなきゃいけないし、ニコレッタ・ラーソンのCDも欲しいです。オリビア・ニュートン・ジョンも好きですよ。ああ、昔の人ばっかり。
現実のもの、何か考えてますか。
あまり考えていませんね。とにかく、世の中はみんなが不倫をしたがっているのが悲しいだけです。それは仕方がない世の中のながれなのかもしれないけど、そういうのを吹き流すマジメ旋風を巻き起こしたい。(時代錯誤かも……)
国内外の不倫好きは仕方がないとしても、ミャンマーのロヒンギャ、アフガニスタンの無政府状態、中東の国々の不仲、テロにおびえるヨーロッパ、北米のハリケーン、メキシコの地震、その他いろいろな不安要素に立ち向かえるように、マジメにコツコツ、自分のできることをやっていきます。
あまりたいしたことはしていないけど、今日はキンカンを庭に植えました。今までずっと鉢のままだったのをやっと地植えした。昨日百円で買ったいちじくをジャムにした。庭の雑草を少しだけ処理した。昨夜は、梅干しのうめをジャムにしたり、変なことばかりしましたよ。
世の中の不倫病を何とかしたいです。私にできること、あるかなあ。みんなに働きかけることが必要なんだと思うんですけど……。