甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

レーズン狂時代

2018年02月13日 22時08分37秒 | 中学生までのこと

 もう最近ずっと、レーズンパンを食べています。少し切れると、禁断症状が出てしまう。

 今日だって、ヨーグルトも、パンも、くだものも、買わなくていいと確認したのに、それでも、レーズンパンだけを買いに走ってしまいました。

 乳製品の食べ過ぎで、鉄分が足りないから、レーズンが食べたくなるのか?

 ただのおこちゃま返りなのか。私は、口はおこちゃまだから、レーズンが好きなのか。

 いや、ここ最近のことだから、急に小さいころに戻ったというわけではなさそうです。今年に入ってから、急にレーズンづいているのです。

 おかしいなあ。

 小さいころ、表紙にあるような、カリフォルニアのサンメイドレーズンを買って食べていました。父がパチンコでもうけてきてくれてたものだったんでしょうか。

 とにかく、小さな箱に、十数個のレーズンが入っていました。あまりにもったいないので、口の中でガムのようにかんで、何度もあふれるレーズンの味をかみしめ、そんなに伸ばし伸ばししても、ついつい飲み込んでしまって、いつの間にか、口の中のレーズンはなくなってしまい、空っぽの箱だけが残り、さびしい思いをしたものでした。

 もう、小さいころから、どういうわけか、レーズンが好きだった。もう少し大きくなって、デラウエアを食べられるようになって、さらに大きくなって、巨峰という信じられないブドウも食べられるようにはなったけれど、小さいころに親しんだレーズンの味は、たぶん、これからもずっと何かにつけて、食べたくなるのでしょう。

 マスカットは食べられなくてもかまわない。巨峰もぜいたくだし、その他いろいろのブドウも食べられなくてもいいです。でも、レーズンが食べられなくなったら、困るかもしれない。

 今だって、家からなくなったら、すぐに買いに行かないといけないのです。

 どうしたんだろうな。いつかは飽きるんだろうか。



 ついでに思い出しました。駄菓子屋さん、私たちは「市場のババア」(とんでもないネーミングです)のお店で十円、五円をもって買いに行くのですが、このオレンジガム、これも好きでした。ほんの少ししか入ってないけど、これまたずっとかみつづけていました。

 小さい頃は、ガムは飲み込むものだったので、そのままゴックンと食べていたものです。それが小学校の四年生くらいに、担任の先生から盲腸炎のお話を聞き、これまたビックリして、ガムは飲み込まないと決めたものでした。

 あの、平手打ちのこわい先生、何も憶えていないけど、盲腸炎の怖さだけはしっかり刻み込まれたんでした。私は、何を身につけて育ってきたのやら、つまらないことばかりを拾い集めて、今の変てこなオッサンになったんですね。

 ああ、私の体から、ガムはみんな出ていったかな。

 今は、ガムを食べただけで、奥歯につめたものがゴッソリ取られてしまうので、ガムも食べられなくなりました。

 うん、ガムなんか一生食べなくていいや!

 レーズンは、時々食べなくちゃ! ほどほどがいいなあ。


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