あんまり自分の姿を載せるのは、気が進まないんですけど、でも、何だかこの時の朝は自分の影が細長くて、こんなに足ながおじさんであればよかったのになあと取り上げました。
もちろん、現実は違います。重々承知はしておりますが、せめて影くらいは自分のイメージのとおりになってもらえたらという気持ちです。
伊勢湾を出て行く船の後ろ姿が見えていました。ただ当たり前に仕事をしている貨物船だったと思うけれど、世の中がしっかり動いているのを少しだけ感じさせてくれて、ホッとしましたっけ。
他には、どこにも船の姿が見えなくて、みんな何をしているんだろう。漁船だっていないし、釣りをする人もいなかった。まあ、平日の朝から釣りするひま人もいないということでした。
今はそんなことをしている場合ではなかった。今は、みんなが閉じこもり、顔を半分隠し、人の目を見ないで、外にも出歩いてはいけない、そういう状況になっていたんでした。
確か、ひと月前のころには、「久しぶりに家族でお正月」とか、「年末年始の航空・JRは例年並みの予約状況」とか、そんなことが言われていたんでした。
実は、欧米や韓国では大変な感染状況である、というのを知りはしていたのに、そんなの対岸の火事というのか、陸続きの国々の感染であると安心する部分があったんでしょうね。
そして、お正月が終わったら、見事に欧米並みを実現できて、今度はその欧米を追い越そうかというところまで来ましたね。
人間たちは何をしているんだろう。ボクは仲間からはぐれてしまった。とりあえず、あとしばらくここで波間を行ったり来たりしてみます。
ああ、この首に巻いてあるプラスチック、とても面倒です。せっかく海へと散歩に来ても、視界は狭められて、首も自由がきかないし、損した気分です。でもまあ、とりあえず、ご主人さんと浜辺を歩くしあわせでも感じています。そんなに寒くないし、ひもなしで自分の思った通りに歩かせてもらえる自由だけをかみしめます。それにしても、首が窮屈です。別に誰かにかみつくとか、そんなことはないのにな。
1 ✖ 浜千鳥大きなゴミを飛ばす国
再 浜千鳥あぶないゴミを飛ばす国(うまく書けてないですね)
2 夏ミカン強い語調の小学生
3 ごみ出してエンジンかけて窓の霜
最近書いてなかったから五七五も不調です。また、明日から頑張ります。