甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

火と灬(れんが・れっか)の漢字 その3

2023年11月19日 06時02分55秒 | ことば見つけた!

 やっと「灬」(れんが・れっか)にたどり着きました。「火」の漢字は他にもありますが、あまりになじみがなくって、そちらはパスすることにしました。かといって、下から火で燃やしている「灬」には、どれくらいなじみがあることやら。「灬」(か)ということで打ち込んでますけど、何だかパカボンのパパの鼻毛に見えてきたりして、変な感じです。

 「灬」(か)は簡単に取り出せるようになりましたけど、他はなかなか取り出せなくて、これが少しだけ苦労しました。まあ、ささやかな苦労ということでしょうか。こんなことも好きなんですね。困ったものです。

 さて、「灬」の漢字ですけど、漢和辞典通りに並んでいないので、次の時にはちゃんと順番を変更しますけど、今は見た目・思いついた順に載せてみます。わがままですみません。

23「埶」(セイ、いきおいという意味)と「灬(これは「火」と同じ働きで使われています)」を組み合わせると、私たちは「熱」(ネツ)というのを知ってますけど、この「セイ」と読ませるパーツが見つけられなくて、どうしたらいいんだろうと画数など、あれこれ見てみますと、「埶」(ゲイ)と読むそうです。「藝術」の古い「藝」だったようです。文字は、人がひざまずいて木を土の上に植えていくという形で、そこから「植える」それが火によって燃え上がっていく、そういう感じみたいです。→「熱」



24「昭」(ショウ、あきらか)と「灬」の組み合わせは、火で照らして明らかにする。コントラストをはっきりさせる。あの「対照的」の「ご照覧あれ」(ちゃんと違いを分かってね!)、「関係者に照会する」(本当かどうか確認する)の「照」ですね。

25「孰」(ジュク、いずれ)と「灬」は、火(強力な力で)によってよく煮込んで、うれうれにさせるという意味で、「熟」になったようです。確かに「熟(う)れる」という言い方もありました。まあ、これも予想はつきました。ただ、「孰」という字が、「いずれ……か」という漢文に使われてた文字だったなんて、はるか昔すぎて記憶の片隅にもありませんでした。→「熟」



26「者」と「灬」は、「煮る」という文字であるのは知っています。そんなに驚きはありません。ただ、どうして「者」を下から燃やすんでしょう。「烹」(にる)という文字はどこかで見たことがありましたけど、これはちゃんとお鍋の形をした文字でした。おかしいですね。どうやら「者」そのものが、何かを火にくべて焼いている様子を表わすものだったそうです。それに火を加えていますので、煮るという意味になっていったようです。何だか不思議です。

27「隹」(スイ、ふるとり)は、「隹」は「雁(ガン)」、「雀(すずめ)」、「集」、「雅」など、トリを示す漢字のパーツです。それを火で燃やす「灬」と、さてどうなるんだろう。少し残酷です。まあ、これも私たちは「焦(あせ)る」というのは知ってますけど、意味がわからないのです。漢字的には、そのままの意味らしく、つかまえたトリを火にくべていると、焦げたりするから、「焦(こ)げる」「焦(あせ)る」になるようです。何だか、残酷な漢字?



 なかなか前に進みません。「無」という感じにも「火」は使われてますけど、どうして「無」に火が必要? 燃えかすということ? そういうのを「灰燼(かいじん)に帰する」とか、「灰になった」というんじゃないのかな? 上のパーツが用意されてないので、スルーしますが、簡単なものではないですね。

 ああ、漢字、火の漢字、まだ続けるなんて、ひとつに時間がかかりすぎて、私の根気はすぐに燃え尽きてしまう。なかなか続けられません。それでもやっていくのかな、やり始めたことだし……。
 

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