甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

Miles Davis doo-bop 1992

2024年01月24日 21時54分46秒 | わがまま音楽

 今日も何だかパソコンは具合はよくありません。でも、何とか書けそうですので、少しだけ書くことにします。

 最近ずっとこのCDを聞いています。何年か前にタワーレコードで紙ジャケットのマイルス・デイビス五枚組が千いくらだったので、興味本位で買いました。
他の四枚はたぶんダメだと思いました。まあ、一回か二回しか聞いてないので、いつこの耳のうろこというのか、耳のタコというのか、耳の偏見かな? これがポロリと落ちるかもしれませんが、今しばらくは聞かないかもしれない。

 それなのに、この「doo-bop」(1992)はこのお正月から、もう何十回と聞きました。もっと前からでしょうか。

 遺作だというし、亡くなってからいくつかつなぎ合わせて全9曲でアルバムに仕立てたそうで、マイルスさんが納得していたのか、気に入ったのか、そんなのは全く分かりません。

 ただ、ボーカルがあったり、ドゥーワップとビーバップの組み合わせというから、テンポのいいリズムセクションというのか、ずっと何かのリズムを追いかけている感じです。ジャズじゃない感じです。

 ジャズって、もう何という節なのか、どこにたどり着くのか、何のための音楽空間なのか、わからなくなりますし、変に気取ってるところもある。

 このアルバムは気取ってなくて、盛り上がりもなくて、延々とリズミカルに音が流れていて、そこにマイルスさんは、あまりやる気がなさそうに、参加してみたり、小さな音になってみたり、控えめに参加しておられます。

 もう若いやつの好きなようにやらせてみよう。やつらが何だか音楽をこねくり回してるけど、ボクは、別に何とも思ってないよ。みんなで音楽をやればいいんだけど、そんなに力は入れないよ。もっと自由に、からみ合って、何となくアルバム全体が楽しかったら、それでいいよ。

 そんな感じでやっておられます。いや、そういう印象を持つのもはばかられるような、そんなものじゃないよ、ワクにはめるなよ。みんなで何となく作ってみたのさ、みたいな力の入ってない感じ、これが何だかいい感じです。9つ曲があるそうですが、もう何度も聞きましたが、何番目がいいとか、全くわかりません。ここを何度も聞きたいとかがないのです。

 スタートすると、いつの間にかアルバムは終わってしまう。だったら、もう一回スタートさせようと、何度も何度も聞いています。あと二十回くらいは聞くでしょう。そして、果たして何番目がいいとかわかるだろうか。

 わからない気がします。延々と明日も、明後日も、そのうちクルマの中でも聞くかもしれません。

 不思議なアルバムです。これをあと何回か聞いて、再び他の四枚も聞いてみたい気がします。私の耳はどうなっているだろうね。わからないのです。

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