
三年ぶりに開催されることになった伊勢の古い町並みの残る河崎・一箱古本市、少しずつ知り合いになっている方々もいるので、ツイッターで「がんばってください。お伺いします!」なんて、適当なことを書いたので、絶対に行かなくてはならなくて、参加しました。
ちゃんと10時スタートに合わせたつもりで出かけましたが、大混雑で駐車場が遠くになって、少し遅れて参加しました。でも、スタートがどうだからとか、そんなのは関係ありません。どれだけ私自身が心を開いて、一箱さんたちとお話・やりとりするか、それからメッセージを送った人と交流できるか、だったんですが、あんまり話はできませんでした。
それよりも、うちの奥さんの方がはるかに社交的で、気に入ったブースの人たちとあれこれ話をしていました。大したものでした。それを横目に見つつ、いろいろおしゃべりできる人なんだなと感心したものでした。
私は、おしゃべりできない人のようでした。それは知らなかったなあ。つまらないことはペラペラしゃべるのに!

2015年には、出店者として参加しましたけど、まるで売れなくて、そりゃ、自分ちで要らない本を持って来たって、誰も買ってくれなかったんでしたね。
その反省の上に立って、ただ見るだけの人として参加しました。それでも、誰とも話をしないで、ボソボソと帰って来ただけでした。ああ……。

私たちは、こんなお店として参加しましたけど、ダメでしたね。

そんな反省じゃなくて、どうだったのか知りたいですね。
はい、そうなんですけど、午前で疲れておうちに帰り、家ではひるねをするでもなく、本を読むでもなく、庭仕事をするでもなく、何だかだらしなく過ごしました。
大丈夫かな? コロナじゃないよね。たぶん、違うと思うけど、何だか、気力はありませんでした。
西日は強く家の中まで入り込んでいて、あれ、ここに船を浮かべたらどうなるだろうって、そんなつまらないことを考えて、写真を撮ってみました。
はるか遠い海に、大きな船に乗り、どこかの港をめざす私たち、それは胸躍る瞬間です。そういう時はなかなか訪れないけど、心の中ではイメージできます。
どんなにイメージしても、現実の方がはるかにステキではあるけど、行けないのであれば、イメージして遊ぶこともいいなあ。
明日も、西日があふれてたら、違うものをおいて写真でも撮りましょう。