甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

「こんなに愛しても」……ああ、坂井泉水さん

2020年05月24日 00時10分50秒 | わがまま音楽

 途中からですけど、最後まで坂井泉水さんの歌と、関係者のみなさんと、彼女の残したメモと、残されたビデオと曲とを、つないだNHK-BSの番組を見てしまいました。

 再放送だったから、ひょっとして録画しているかもしれません。それさえわかりません。

 ひょっとしてボクは、坂井泉水さんが好きだったのかな?

 まさか、そんなことはありません。ボクは、ただのオッサンですから、好きな女の子を見つけるとか、そういうことはないばずです。

 いや、それはウソですね。ちゃんと2018年の1月に、泉水さんのことを書いていました。そうか、やっぱりそうだったのか、それは奥さんは知ってたのか?

 奥さんは、「やっぱり顔でしょ。好みのタイプだし」と言ったまま、テレビの前からいなくなりました。すぐに寝たのかな? そうか、泉水さん、世の中のいろんな人たちがあこがれるように、オッチャンのボクも、少し惹かれるのかもしれないな(かなり?)。

 ボクも、少し番組は長いなあとは思ってたんです。22時くらいに終わってもらっても、ああ、そうですかと納得したと思うんです。それを長々と2時間ものにNHKさんは仕立てていた。そりゃ、彼女は魅力的なアーチストだったけれど、余計な水増しが多すぎたと思うし、とっかえひっかえ同じ映像を使っているし、せっかくの彼女の声が、バックのドタドタした演奏でかき消されるのが悲しかった。すべての彼女の曲は、そうしたドタバタのバンド風演奏でカチコチになっています。ああいう音楽にしなきゃダメみたいな型を押し付けられていました。そこが残念でならないのです。



 彼女は、ギターを弾けるやつを一人だけバックに従えて、アコースティックライブをしてくれたら、どれだけ私たちの心を癒してくれたでしょう。それができる人だったと今さらながら思いました。
 
 あまりにまわりの音がうるさすぎて、声が台無しでした。ライブでギター一つで歌ったもの(2004のツアー)と、シングルのアコースティック版の音源を流してくれたのを聞いたけど、はるかにそちらが良かった。それが彼女の進むべき方向でした。もう見えていた。

 きっと、彼女はそういう方向へ、アーチストではなくて、ヴォーカリストとしての道を歩むはずだったと思うのですが、途中でプツンといなくなってしまいました。

 ああ、2007年の5月27日、ボクは何をしてたんだろう?



 調べてみたら、前の日の土曜日、京都の大山崎美術館に川上澄生さんを見に行ってたみたいです。その次の日は、家でグダグダしていただけのようです。

 ああ、いろんなことに目をふさぎ、耳を閉じて暮らして来たようです。大事なことも見落とし、知るべきことも知らず、心を閉ざし、好きだった泉水さんも見ていなかった。とんでもない私でした。そして、今も相変わらずとんでもない!

 彼女がいなくなったのも、何とも感じてなかったのか? そういう人がいたっていうことは、知ってたと思うし、CDも持ってたと思うんです。でも、聞いてなかったみたいです。

 あまりにいい加減な私ですから、何も語る権利はないですね。

 彼女のたくさんの歌詞のヒントを走り書きしたメモ、それをとにかく保存していた日々、ボクも見習っていきたいと思います。全く彼女みたいに歌詞を書くなんて、ボクには無縁ですけど、つまらないショボクレおっさんの、つまらぬメモをやっていきます!



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