甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

明日、春が来たら 1997

2020年03月14日 06時25分20秒 | はすっぱ好き?

 アカデミー賞の当日に呼ばれたんでしたっけ? ほんのワンフレーズだけ歌うために、彼女はわざわざ渡米させられた。

 本人としても、名誉なことなのか、何だかめんどくさいことだったのか。

 いや、出会いを大切にする、ということでは、新しい出会いもあったと思うし、彼女の財産になったと思います。でも、私だったら、「せっかくスケジュールも開けて、来てあげたのに、この扱いかよ!」と不平タラタラかな。……だから、私はショー・ビジネスの世界で生きていけないんだよ!(そんなの当たり前!)

 彼女が歌もうたうと知ったのは、たぶん、1997年のこの歌でした。

 今なら、もう少し声を飾って歌っていると思うし、歌い手としてのキャリアも積んだし、違う歌い方もすると思います。

 でも、この「明日、春が来たら」の時は、すべてを飾らず、地の声を生かして、そっくりそのまま切りっぱなしで歌っていた。

 歌われている世界は、野球する男の子と、その子にあこがれる女の子、高校野球のドラマのワンシーンみたいでした。よーく聞かないと、全く内容は理解できてなかったんですけど。

 とにかく、「あした、春が来たら、キミに会いに行こう」というフレーズの単純さ、春は簡単に来ないし、一進一退するから「春」なのに、ポンと願えば、すぐに「春」が来るみたいで、当時の彼女が歌えば、すべてはそうなってしまうような、そんな力を感じました。


 春は、もう来ているみたいです。

 でも、とんでもない春になってしまった。悲しいくらいです。

 私たちの生活は、どうにかこうにか続いているけれど、ナゴヤの方では次から次とコロナ感染者が出ているし、亡くなった方も出ています。

 みんな心配そうにしているけど、自分は大丈夫だと思っているでしょう。もちろん、私だって大丈夫と安心するところがある。

 そう思ってないと、日々の生活を過ごせないですもん!

 口では「大丈夫」と言いつつ、細心の注意を払って、難を避けなくては! 

 今日は雨、ついさっきから、割としっかり降り出しました。昨日と一昨日の朝は、月明かりを感じて目が覚めました。いや、違うな。トイレで目が覚めたら、やけに明るくて、月明かりだと気づいた、というだけでしたっけ。

 旧暦でいくと、如月の二十日くらいになるのかな。満月は二、三日前でした。またお月さまは細くなっていくのか。ほんとに早いな、時間が経つのが……。


1 春の月地上の騒然照らし出す

2 モクレンやヒヨドリそれでも花散らす

3 春の宵 夫婦で子どもの帰り待つ

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