先ずは、昨晩のNY…
・米GDP弱くドル売り加速し、ドル円は102円台
・第2四半期の米GDPが前期比年率換算で+1.2%と予想を大きく下回る内容となった
・今週のFOMC声明で、利上げムードが復活も、きょうのGDPはその雰囲気に水を差す結果
・GDPは個人消費は力強く推移
・民間投資が大きく減少で成長を圧迫
・在庫投資が81億ドルの減少と2011年以来の減少
・企業の投資が鈍化していたことが示される
・きょうのドル円は二重の逆風
・日銀は追加緩和を決定するも
・ETFの増額のみで、ドル円はネガティブな反応
・今週は、日銀が追加緩和を打ち出すもドル円は失望売りを見せるというのがメインシナリオ
・ドル円の上値は重く
・「噂で売って事実でも売る」といったところ
・夜には弱い米GDPで、円高圧力にドル安圧力が加わり、102円を一時割り込む
・ドル安の流れからユーロドルの買い戻し強まり、一時1.12台をうかがう
・来週のECBに追加緩和の余地を残す
・ECBとFRBの方向感格差拡大
ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁…
・今後数年間、政策金利を上げていく。
・FRBは機械的にドットチャートに沿っているわけではない。
・声明はFRBがデータを見ているということを示す。
・FRBは市場に注意を払うが、目標に焦点。
・FOMCが予想する金利の軌道は低い。
・低金利は世界的な現象、需給を反映。
・第2四半期のGDPは弱かった。
・要因の一部は在庫の振れによるもの。
・最終消費は堅調。
・英EU離脱問題による米経済への影響は小さい。
・経済指標が力強くなれば年内2回の利上げを支援。
カプラン・ダラス連銀総裁…
・今年は過去8年間の中で最も難しい年に
・金利決定については、もう少しデータが必要
・正常化は非常に困難。
・ドル高と原油安が逆風に。
・ただ、原油は来年の序盤から中盤までに均衡点を得る。
・弱いGDPは世界の需要低迷からすれば驚きではない。
・GDPが改善するまでは利上げはできない。
米原油リグ稼働数は3基増加し374基に…
・5週連続での増加で、第3四半期に入って米国での稼動は増加が続いている
来週の主な経済指標は、米雇用統計週は重要指標てんこ盛りですよね!
1日(月)
☆中国製造業PMI(7月)
☆中国財新製造業PMI(7月)
・米ISM製造業景況指数(7月)
2日(火)
★経済対策決定
豪中銀政策金利発表
☆米個人支出(6月)
米自動車販売統計(7月)
ダラス連銀総裁、講演
3日(水)
・内閣改造
☆日銀議事録
☆中国財新サービス業PMI(7月)
☆ユーロ圏小売売上高(6月)
★米ADP雇用者数(7月)
・米ISM非製造業景況指数(7月)
☆EIA週間石油統計
4日(木)
・岩田日銀副総裁、講演
☆ECB経済報告
★英中銀政策金利発表
・英中銀四半期インフレ報告
☆米耐久財受注(6月)
・米新規失業保険申請件数(30日までの週)
ダラス連銀総裁、講演
5日(金)
★米雇用統計(7月)
・第31回夏季五輪リオデジャネイロ大会(21日まで)