先ずは、昨晩のNY…
・NY時間終了間際にトルコ軍の反乱で、円安やポンドの買い戻しが一服、為替市場は地政学リスクを意識した動き
・トルコ軍は国を掌握したと述べているものの、エルドアン大統領は今もトルコを掌握しており軍の最高司令官だと述べている
・6月の米小売売上高や鉱工業生産が予想を上回る内容、米消費者物価もインフレ期待をうかがわせる内容
・結果を受けて年内の米利上げ期待は更に復活
・英EU離脱への警戒感は短期間で薄れ、安倍首相の経済対策や日銀の追加緩和期待で、今週は円安の動きが加速
・米株高や強い米指標で米利上げ期待も復活
・ドル円にとっては二重の追い風
・このまま110円回復と楽観的に見ている向きはまだ少ない
・先日の米雇用統計は強い数字も、春に見られた弱さは一時的なのか
・英国では新政権が誕生したばかりで、英離脱の交渉はこれからが本番
・中国をはじめとした新興国のリスクは根強い
・更に円売りを進める雰囲気ではないかも
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁…
・この数年、我々はデータを誤判していた。
・日銀の失敗にFOMCは学ぶことができる
・今のインフレは上ブレリスク。
・FOMCはドルに注意払うが目標設定はしない。
・ドルは不都合な逆風になり得る。
・ユーロが非常に強い通貨であれば米国には好都合。
ロックハート・アトランタ連銀総裁…
・正常化は早期に実現しない。
・今年1、2度の利上げは依然あり得る。
・インフレについては本格的議論ない。
トルコ軍内部で反乱…トルコのユルドゥルム首相が軍の内部で反乱が起きたと述べた。
トルコ軍、国を掌握したと宣言…トルコの軍内部で反乱が起きたと伝わったが、トルコ軍が国を掌握したと宣言。
エルドアン・トルコ大統領…
・エルドアン大統領が声明を発表。
・私は今もトルコ大統領であり軍の最高司令官。
・国民に広場や空港での集結を呼びかけ。
来週の主な指標は…英国問題一服とはいえ、トルコ問題やドラギマジックの影響は如何に…
18日(月)
海の日祝日で休場
ウィール英中銀政策委員、EU離脱の影響について講演
19日(火)
・東証マザーズ指数先物取引開始
独ZEW景況感指数(7月)
英消費者物価指数・生産者物価指数(6月)
米住宅着工件数(6月)
☆IMF世界経済見通し改訂版発表
20日(水)
☆英失業率(6月)
☆EIA週間石油統計
21日(木)
★ECB政策金利、ドラギECB総裁記者会見
米中古住宅販売件数(6月)
米新規失業保険申請件数(16日までの週)
米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(7月)
22日(金)
☆独・ユーロ圏製造業PMI速報値(7月)
ECB専門家予測調査
23日(土)
☆G20財務相・中銀総裁会議(24日まで)