風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

楽描き水彩画「東山動物園の仲間たち・2頭のダチョウ」

     


今年初めての「東山動物園の仲間たち」はダチョウです。

といっても、絵を学び始めて間もない8年ほど前に描いた作品ですが、その割には描けているのではないかと自画自賛して、パソコンのストックファイルから引っ張りだしました。

ダチョウは背丈が2メートル以上、体重も100キロ以上ある最大の鳥。ご存じの通り飛ぶことはできませんが、身体能力はかなり優れています。
時速60キロほどで走れ、目は5キロも先を見ることができるそうです。

草食性で、かつてはアフリカ全土のサバンナや砂漠などに生息していました。しかし、装飾用の羽や皮革製品、食用などとして乱獲が進み、現在はアフリカの中央部と南部に狭まっています。

ずっと後で知ったことですが、羽の色が黒色はオス、茶色っぽいのはメスとか。ということは、この絵では手前がオス、後ろがメスでしょうか。画題も「ダチョウ夫婦」とした方が良かったかもしれません。

気温など自然環境への適応能力にも優れているようです。
雪の日に東山動物園を訪れると、ほとんどの動物が園舎の中へ引っ込んでいる中で、ダチョウははしゃぎ回るシロクマやペンギンたちと同様に、とはいえないまでも雪が降りしきる中を歩き回っていました。

 


  
  雪が舞う中を歩くダチョウ


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