続いては、黒崎みのり著『ポケメン』集英社(2011)。
何かと思って読んでみりゃ、表紙では多少解りにくいが、手のひらサイズの所謂イケメン面した妖精さんの物語。主人公である小学6年生の女の子に拾われると言うか出会うと言うかで始まる。
幸の薄い主人公の日常に色をつける話であり、ほほえましい。学校と言う毎日が当たり前になってありふれていきそれに飽きてくる中で、こういった不思議で面白楽しい出来事があると良いな、と言う想いも詰まっている様に思う。
3人のポケメン、好物がお菓子と言う、甘いマスクには甘いものとうまく話をかけているなと思うばかり。