京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

◆『大徳寺 塔頭 龍源院』其の一

2011-02-28 17:30:05 | まち歩き

《大徳寺 塔頭 龍源院「一枝坦」》

龍源院は3年ぶりの再会です。

私の大好きなお寺の一つです。

大徳寺は千利休のゆかりの寺であり、一休和尚のお寺でもある。

真の禅宗庭園である。

大徳寺も東福寺と同じように塔頭が二十数寺あり、私の好きな真珠庵もあるが、ここ

龍源院が最も好きな寺です。

訪れる人が少ないのも良いです。お寺の雰意気をじっくりと味わえます。

今回は4回続けて書きます。

今日は、方丈前庭の「一枝坦」といわれる庭です。

ここの雑物一つなきそのままの端的な独創性の作庭はおそらく他に類をみない庭園で

あろうと思われます。

中央の蓬莱山の石組、右隅の鶴島の石組、左の円い苔山の亀島そして、白砂の大海原。

かつては樹齢700年の山茶花の楊貴妃の老木が生い茂り、深紅の花を咲かせたという。

昭和55年春に樹齢つきて枯れたという。

チケットに描かれたところにかつては咲き誇っていたのだろう。

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龍源院の庭園は方丈を中心にして、「一枝坦」の南庭、「龍吟庭」の北庭、「東滴壺」の壺庭、

そして私が最も好きな「阿吽の石庭」がそれぞれ対比しながら創られている。

今日から4回ご堪能下さい。

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◆『大徳寺 塔頭 総見院』

2011-02-27 19:06:39 | まち歩き

《織田信長の菩提寺・大徳寺 総見院》

今年の「京の冬の旅」の特別拝観に大徳寺塔頭 総見院があります。

1583年千利休の師、古渓宗陳和尚を開祖として、豊臣秀吉が建立した織田信長の

菩提寺である。

信長の葬儀が執り行われた地でもあり、信長の他一族の墓が並ぶ。

信長の墓は全国に二十数か所あるという。

ここでの見どころは、織田信長坐像。信長の一周忌法要に合わせて、秀吉が創らせ、

二体つくって。一体は法要に焼かせ香木で作ったため京都中に香の香りが立ち込めたという

残りの一体が総見院に残っている。

期待して拝観したが、私の価値観が異なっており、少々残念でした。

あとは、茶室、加藤清正が朝鮮から持ち帰った石(井戸)秀吉が寵愛したわびすけ(椿)。

です。

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◆『千本ゑんま堂』

2011-02-26 18:21:21 | まち歩き

《北野界隈まち歩き》

北野天満宮の向い側に「あわ餅」のお店があります。

天神さんのときは、いつもお土産に買って帰ります。

粟(あわ)で作った餅ですので、あっさりしています。胃にももたれません。

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そして、紫野の大徳寺に行く途中、千本ゑんま堂に立ち寄りました。

千本ゑんま堂は名前をよく聞きますが、立ち寄ったのは初めて。

この辺りは、「蓮台野(れんだいの」と称して、京都三大葬送地のひとつ。

東山の「鳥辺野(とりべの)」、西の嵐山の「化野(あだしの)」とあわせて、船岡山の辺り

「蓮台野(れんだいの)」です。

「千本ゑんま堂」は創建が古く、1017年平安時代初期の官人で歌人でもある。

「小野篁(おののたかむら)」あの百人一首の11番目の歌人です。

《わたの原  八十島かけて漕ぎ出でぬと 人には告げよ  海人の釣り船》の一首です。

小野篁 (おののたかむら)が創建したのではないかとも言われてます。

えんま堂ですから、閻魔様が祀られています。

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実は大徳寺に行く途中に寄ったのですが、大徳寺は目的は「総見院」ここは、

本能寺の変で亡くなった、織田信長の菩提寺でもある。

信長の仇を討った豊臣秀吉が大徳寺で葬儀を行った。

そして、千本えんま堂から大徳寺に行く途中に船岡山に建勲神社がある。

ここも、織田信長を祀っている。

自らを神と称していた信長。

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次回は大徳寺塔頭 総見院を記事にします。


◆『北野天満宮 梅花祭』

2011-02-25 20:11:50 | まち歩き

《2月25日は梅花祭》

北野天満宮は如月(きさらぎ)25日は毎月の天神さんと同時に「梅花祭」。

三光門西前広場で茶会が開かれます。

梅を愛した菅原道真公の命日に行われる大祭です。

上七軒の舞妓・芸妓さんによる野点の茶会です。

15万人の人出だそうです。

梅がきれいに咲き誇っています。枝垂れ梅が綺麗ですね。

野点は周りが多くの人で遠くからしか撮れませんでした。

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野点には、上七軒の芸舞妓さんが、お点前をしておりましたが、「北野をどり」は1ヵ月後

の3月25日から始まります。やはり、25日が命日で、天神さんも25日。

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天神さんの状況も見て下さい。いつもの天神さんよりも少々人出は少ないかも。

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◆『京風味 かりがねほうじ茶』

2011-02-23 09:52:03 | まち歩き

《柳櫻園茶舗》

京都はお茶が有名ですが、ここで、ほうじ茶をご紹介します。

京都のお茶といえば「一保堂」が全国的に有名ですが、京都人は、意外とほうじ茶が好きです。

一保堂のほうじ茶はいり番茶として手軽な値段で買うことができますが、番茶は茶葉を

ほうじたもの「かりがね(茎)」をほうじたものは、やはり柳櫻園です。

我家も柳櫻園のかりがねほうじ茶「香悦」を好んで飲んでいます。

伊藤柳櫻園茶舗は一保堂の近く。二条通り御幸町西入る。

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