《八朔(はっさく)》
葉月一日(8月1日)は「八朔」と称して祇園まちでは夏のお正月です。
舞妓・芸鼓が踊りのお師匠さんのところと、お茶屋のお母さんに挨拶に出かけます。
絽の黒紋付の着物で正装して挨拶回りに出かけます。
絽の黒紋付は一年に一度の袖通しで、汗になるから翌日はクリーニングです。
個人で持つのは大変ですから、屋形の持ち物。芸鼓さんが多い屋形は持ち回りで若い人
から順に。色留袖へと変えていきます。豆福さんも色留袖に変りました。
お茶屋「松八重」にて今年もお世話になりました。
今年の「松八重」の応対はお母さん、豆りょうさん姉さん、年さんです。