京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

◆『千本ゑんま堂』

2011-02-26 18:21:21 | まち歩き

《北野界隈まち歩き》

北野天満宮の向い側に「あわ餅」のお店があります。

天神さんのときは、いつもお土産に買って帰ります。

粟(あわ)で作った餅ですので、あっさりしています。胃にももたれません。

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そして、紫野の大徳寺に行く途中、千本ゑんま堂に立ち寄りました。

千本ゑんま堂は名前をよく聞きますが、立ち寄ったのは初めて。

この辺りは、「蓮台野(れんだいの」と称して、京都三大葬送地のひとつ。

東山の「鳥辺野(とりべの)」、西の嵐山の「化野(あだしの)」とあわせて、船岡山の辺り

「蓮台野(れんだいの)」です。

「千本ゑんま堂」は創建が古く、1017年平安時代初期の官人で歌人でもある。

「小野篁(おののたかむら)」あの百人一首の11番目の歌人です。

《わたの原  八十島かけて漕ぎ出でぬと 人には告げよ  海人の釣り船》の一首です。

小野篁 (おののたかむら)が創建したのではないかとも言われてます。

えんま堂ですから、閻魔様が祀られています。

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実は大徳寺に行く途中に寄ったのですが、大徳寺は目的は「総見院」ここは、

本能寺の変で亡くなった、織田信長の菩提寺でもある。

信長の仇を討った豊臣秀吉が大徳寺で葬儀を行った。

そして、千本えんま堂から大徳寺に行く途中に船岡山に建勲神社がある。

ここも、織田信長を祀っている。

自らを神と称していた信長。

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次回は大徳寺塔頭 総見院を記事にします。


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