京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

■「祇をん 歳時記」♪♪

2007-02-22 19:43:54 | 祇をん

《「都をどり」に向けて♪》

「都をどり」まであと 一ヶ月 ちょっとですねえ。

3月からは をどり のお稽古もはじまります。

Img_0018

千社札」です。
舞妓さん、芸妓さん
の名刺のようなもの
です。
やめたひとのも
ありますね。

今回は「舞妓」さん と 「芸妓」さんの違いを少し紹介

します。

(二十歳をすぎてお姉さんになると「芸妓」になる。)

まあそのようなことですが…。今日は外観で異なる

ところ それは、髪型です。

「舞妓」さんは、自毛(自分の毛)で色々な髪型を結

いますが、髪型だけでも「われしのぶ」「おふく」「勝山」「奴島田」

そして舞妓最後の「先笄」(さっこう)と行事と着物によって替えます。

「芸妓」さんは 鬘(かつら)です。

P1010025

「豆福」さんと
「小亜希」さん姉さん

このとき、「豆福」さんは舞妓。最後の「先笄」(さっこう)

の髪型です。横の「小亜希」さん姉さんは鬘(かつら)

です。

Img_0014 P1010066

この写真は「衿替え」を終え「芸妓」になった「豆福」さん

です。鬘も似合っていますね。

ただし、都をどりの時は鬘ではなく自毛で髪型を結います。

_1_p1010083

都をどりのお点前を
する。芸妓の「豆福」
さん。自毛ですね。
ひかえは舞妓の「寿々
葉」さん。今は芸妓さん
です。

都をどり(4月1日~4月30日)-花街 祇園甲部

よろしゅう おたのもうします。