京都の歳時記

東福寺、伏見稲荷大社等の神社仏閣と祇園の舞妓、芸妓を中心に黒柴の小ざさが京都の美しい四季を紹介する 京都の歳時記

■『祇園-節分』♪

2007-02-01 13:34:05 | 祇をん

「お化け」…祇をんの風物詩

「如月」 2月に入り「初午」もうすぐですが、その前に「節分のお化け」を紹介します。

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「節分のお化け」

お化けとは節分の日に普段しない姿に仮装して厄払いに神社に詣る

「お化け参り」の風習です。一般には京都、大阪を中心に家庭内でも

昭和中期まで残っていた風習で、花街にはこの風習が現在も残って

います。「祇園」ではこの日ばかりは井上流以外の他流の踊りも許さ

れ、夜になると芸妓さん、舞妓さんたち数人が組になり仮装してお茶

屋からお茶屋へ移動します。また、お客さんもこれに加わり仮装したり

    と趣向が楽しめる日です。


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この写真は「豆福」さんの舞妓のころの写真でクラブのママにお化けの

仮装のためお化粧の「しろぬり」をしているところです。

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この写真は一昨年の「まめ涼」ねえさん、「まめ蝶」ねえさん、「豆福」さん

のお化けのときの仮装です。(福だより vol.7 より)