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WESTERN WINDS 

我が家に生息する「いきものがたり」と自然観察、時々「釣り自慢」

大雨の後・・・・ロッキー危機一髪!?

2010-08-25 | 自然
道新の夕刊によると、24日未明からの雨は1976年の
アメダスによる観測開始以降、最大を記録したとのことだ。

東川町で道路が陥没、車が3台転落し死傷者がでるという
悲惨な事故があったり、JRが運休したり国道や道道が
通行止めになったりという非常事態になっていたようだ。


大変だなあ・・・なんて対岸の火事気分でいたら・・・




家の近くの川が大変な事になっていた。あと50,60センチで
危うく氾濫という状況になっていたのだ!




普段は幅3,4メートルほどの川なので大雨で増水しても
家屋に影響が出る心配は無いと思っていたが・・・
一歩間違えば床下浸水ということになっていた。
裏庭にいるロッキーの命も危うかったかも知れない。
そう思うとぞっとした。





先日のテレビ局記者、そして大学の登山部員と川での事故が続いている。
渓流に釣りで入る際には無理せず安全第一を心掛けましょう。


ところで川が増水し、濁流になった時、魚たちは
どうやって避難するのだろう?




近くの林に咲いていたオオハンゴンソウ(キク科)
「風のガーデン」貞三先生の花言葉の本では
「流行は際限なく地方に拡がる」とある。
明治の中頃に観賞用として輸入されたものが野生化したという。
とにかく繁殖力が強い。
この花を見て夏の終わり、秋の近さを知る。


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シャコタンブルーとウニ丼を求めて2010 ◎ブログ2周年

2010-07-27 | 自然
数日前の天気予報では曇天のはずだった日曜日。
前日の土曜、それが晴れのマークに変わっていた。
このところ週末は決まって天気は良くなかったので
期待はしていなかったが・・・


よしっ、ウニ丼の旅、決定!!


日曜は朝から快晴。思わず目を細めてしまう陽射し、草いきれ、
エゾゼミの合唱・・・今年初めて感じた夏らしい朝だった。


10時に家を出発、一路積丹へ・・・・
途中、前から気になっていた小樽のオタモイに
立ち寄った。





昭和10年、オタモイの断崖絶壁の中腹にオタモイ遊園地が開業。
「竜宮閣」という割烹旅館を中心に演芸場やトナカイやクジャクのいる
動物園まであったという。その光景はまさに竜宮城のようだったそうだ。
写真は当時遊園地の入口にあった「唐門」。今は移設保存されている。




目の前に広がる絶景に圧倒されながら坂道を下っていくと・・・




今は無きオタモイ遊園地の竜宮閣に至るトンネルの入り口が見えた。
現在は崖崩れの恐れがあるため通行止めになっている。
昨年、オタモイ沖で釣りをしていた時にこれを発見、以来ずっと
気になっていた。



下の海岸にはたくさんの海水浴客で溢れ、日光浴、磯遊びを
楽しんでいた。遊園地の全盛の頃はもっとたくさんの人で
賑わったのだろう。




12時40分、今年も島泊漁港に立ち寄った。やんちゃそうな子供達を
昔の自分と重ね合わせた。磯の潮溜まりは小魚、ウニ、カニなどがたくさんいて楽しい。







14時10分、島武意に到着。昨年は神威岬をゴールとしたが今回はここにした。
5日前にクマが出没したとのことで上の道は通行止めになっていた。




大人がようやくすれ違える程の暗いトンネルを抜けると・・・




鮮やかなシャコタンブルーが目に飛び込んできた!何という絶景・・・
屏風岩はゲゲゲの鬼太郎に出てくるぬりかべのよう。圧倒的な存在感だ。




海岸に降りる途中で咲いていた「ハマフウロ」




「ツリガネニンジン」花の形と根が朝鮮人参に似ていることからついた名。




夏の海岸の定番「ハマヒルガオ」




「ノリウツギ」幹の皮から和紙用の糊を作ったことから付いた名。
アジサイに似ている。





ここにもたくさんの海水浴客がいた。下から見ても屏風岩は
かなりの迫力だ。




草むらには「マムシ注意」の立て看板。上は熊で下はマムシ・・・
積丹半島、ちょっと恐いかも。


さて、いよいよ最終目的、坂道をずいぶんと歩いたので
すっかり腹がペコペコになってしまった。

島武意から車を20分ほど走らせ、ついに・・・



14時30分「うしお」に到着!




ウニ丼、最高でした!!!



奥さんはウニ、アワビ丼を。アワビも新鮮で美味だった。




☆7月28日でブログ開設2周年となりました。
拙いブログにおつきあいいただきありがとうございました。
 


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UDO ~道民の森の春~

2010-06-06 | 自然



6月5日、K師匠、ゴルゴさんと道民の森へウドを採りに。
三人での山菜採りは今季2度目、ゴルゴさんは3週連続だ。
先週は何と一人で道民の森に行ったとのこと。
すっかり山菜採りの魅力と味力にハマったようだ。





家から約40分ほどで現場に到着。山道の入口には先客の車が
何台もあったが、道民の森は11,000ヘクタールという
広大なフィールド、焦ることは無かった。

2か所目のポイントで食べごろのウドを大量に発見!!
50°はあろうかという急斜面を慎重に下ると・・・・




いい感じのウドが密生している。さらに・・・




食べごろのコゴミも。横に咲いている青い花はエゾエンゴサク。
今が春真っ盛りといったとこだろうか。この辺りは平野部より
3週間ほど春の訪れが遅いようだ。




ほんの30分ほどで15,6本のウドを収穫。ウドがあまり得意ではない
自分はもうこれで十分。ゴルゴさん、K師匠も大量に収穫。
今年のウドはこれで最後だろうか。

K師匠、ゴルゴさん、お疲れさまでした。




◎道民の森で出会った花



ニリンソウ




オオバタチツボスミレ




アオミノエンレイソウ




ノウゴウイチゴ


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キトピロを求めて、45度との戦い!?

2010-05-01 | 自然



5月1日、一年ぶりにギョウジャニンニクを採りに追分方面へ。
予定していた船釣りが中止になったK師匠と朝6時に出発した。

現地に7時過ぎに到着。昨年はポイントまで数キロ手前の
山道入口のゲートが閉鎖していたが今年は開いていた。

後は採りまくるのみ・・・のはずだったが、すでに人が入った後らしく、
思ったほどの収穫とは行かなかった。






ギョウジャニンニクは山の急斜面に生える。年々、体力的に
きつくなる一方だ。今日は、わずか30分でへばってしまった。
やはりウエイトオーバーが影響しているか・・・

修行が足りない!?






約1時間ほどで何とか買物袋ひとつ分を収穫、体力的にも
この辺が限界だった。



◎今日出会った山野草



【フクジュソウ】キンポウゲ科





【エゾエンゴサク】ケシ科





【ナニワズ(エゾナツボウズ)】ジンチョウゲ科





今日の収穫分は、醤油漬けを作り、残りはジンギスカンと
いっしょにいただきました。


春告げるウグイスの声、そして笹やぶを漕いでいるのは・・・まさか!!




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お茶の間○○○○ウォッチング⑤待ち焦がれたゲストが!?

2010-04-03 | 自然
先日、朝8時頃だった。裏庭にエゾリスを発見!
スーツに着替え、家を出る直前だったが、急いで
カメラを用意してリビングの窓越しに撮影した。
黄砂で窓が汚れているのが気に掛かる。



何処にあったのか、お隣の方からリンゴを拾ってきて、
わざわざガーデンテーブルに上がって食べはじめた。




シマリスに比べるとずいぶん大きい。リンゴを前足で
軽々と抱えている。




リンゴを手から離し正面をを向いた。
こちらに気づいているはずだが逃げようとしない。




それならば少しでも良い画像をと、窓をゆっくりと開けて
シャッターを切った。




シャッター音にも警戒せず黙々とリンゴを食べる。
シマリスと比べると目が小さくコアラに似た体色。
昔は木鼠と言われていたそうだが、シマリスに
負けず劣らず愛らしい。




そろそろリンゴに飽きて来たか、体を低くして
天版の匂いを嗅ぎ出した。天敵のエゾクロテンの
匂いを嗅ぎ取ったかも知れない。




リンも庭の珍客に興味しんしん。






お腹いっぱいになったか、ガーデンテーブルから
お隣のサクランボの木にするすると移動。




防風林の方へ戻って行った。


2年前、お隣のバードテーブルで目撃して以来のエゾリス。
またの来訪を期待してガーデンテーブルにクルミを用意した。



1997年12月撮影



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お茶の間バードウォッチング④

2010-03-25 | 自然


【ツグミ】 スズメ目ツグミ科 全長24㎝


庭のサクランボの木にツグミが停まっていました。
ツグミは10月頃にシベリアから日本に冬鳥として
やって来ます。




木に置いてあるリンごを狙ってヒヨドリも
やって来ました。
お互いを牽制している様子。
大きさはどちらも同じくらいですが・・・



ついにケンカが始まりました。
あっさりとヒヨドリの方が引き下がり、
どこかへ飛んで行ってしまいました。
渡り鳥だからでしょうか?
ツグミの方がたくましいようです。





春の訪れとともにツグミはシベリアに
帰って行きます。
今度会えるのは半年後でしょうか。



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お茶の間バードウォッチング③

2010-03-11 | 自然


スズメ目アトリ科「シメ」

窓から捨てた小桜インコ「リュータン」の
食べ残しのエサを食べに来た「シメ」。
体長18センチでスズメよりひとまわり大きい。
よほど腹を空かしていたか、警戒心が弱いのか
窓から2メートルと離れていないのに
なかなか逃げようとしなかった。







おケツが




ぷりっぷり。





シメの後方にエゾクロテンの足跡が。

1月に50羽の鳩を惨殺された隣のОさんの
アニマルキャッチャーで5匹も捕獲され
山に放されたが、どうもまだ近くにいるようだ。

先日、佐渡トキ保護センターでトキが9羽
小動物に襲われ死ぬという事件があったが
犯人はイタチかテンなのだという。
野生の本能とはいえ、食糧としてではなく
狩りを楽しむために襲うとは惨いが、
それも自然の掟か・・・



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可愛い悪魔「エゾクロテン」

2010-01-12 | 自然



今朝7時頃、いつものようにロッキーと散歩に出かけ
近所をひと回り。ちょうどОさんの家の鳩舎の横に
さしかかった時、アニマルキャッチャーに蠢く物が・・・

何とそこにまたまたエゾクロテンが!
「また今朝、入ったんだ。4匹目だ」とОさんが
リビングの窓から顔を出した。

Оさんの話によると、昨日と同じく午前3時から
5時の間に入ったのだという。




今日のエゾクロテンは昨日のクロテンよりも体毛が濃い茶色で
尻尾と前後の足の毛が黒かった。

前々日にОさんは預けていた鳩たちを鳩舎に戻した
ばかり。昨日の3匹目でさすがにもう来ないだろうと
思っていたのでОさんもさすがに驚いていた。

少なくてもここ20年ほどは近所では見かけることの
なかったエゾクロテン。彼らの住んでいる山や森で
一体何が起こっているのだろうか。





可愛い顔に似合わず獰猛なエゾクロテン。
あまりの迫力に思わずのけぞった。



昨日は所用で大滝へ。



昭和新山
気温が高めなのか、噴煙が目立たない。



長流川と有珠山
「冬来たりなば春遠からじ」と感じさせる風景だ。



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ホワイトエンジェル?ホワイトデビル?

2010-01-11 | 自然



先月28日、お隣のОさん宅の鳩が襲われた。
60羽飼っていたうち50羽近くの鳩の死骸が小屋の中で
無惨に山積みにされていたそうだ。


二日後、Оさんが鳩舍の下に仕掛けたアニマルキャッチャーに
その犯人が捕獲され、さらにその4日後に1匹、
そして今日(11日)3匹目が捕獲された。


その正体は・・・!








何と(というか、やっぱり)先月28日にОさんの庭の
バードテーブルで目撃したエゾクロテンだった。

Оさんの話によると、今朝の3時から5時の間に入ったそうだ。
アニマルキャッチャーには豚の脂身が仕掛けられていた。




至近距離から撮影しようと近づくと、シャーッという
声を張り上げて果敢に威嚇してきた。
顔に似合わず鋭い牙だ。これに噛まれたら鳩も
ひとたまりもないだろう。



それでもこの愛らしい顔・・・こりゃあ憎めない。
Оさんが手塩にかけて育てて来た大事な鳩たちを
無残に惨殺した恐ろしい悪魔だというのに。

Оさんの気持ちや鳩たちの事をおもんばかれば
真摯に弔意を示さなければならないところだ。
我ながらまったく不謹慎だ。

が、それにしても・・・



か、かわいい、可愛すぎる!白い天使のようなベビーフェイスだ。


ケージの中で相当もがいたのか、足の爪あたりに
血が滲んでいた。




エゾクロテンは何処から来たのだろうか?
足跡は我が家の軒下にもあり、追跡すると・・・




川を越え、防風林の中に続いていた。
エゾクロテンは冬眠をせず、ネズミやリスなどの小動物を
捕食するという。山や森に餌が不足しているのだろうか?


さて、捕獲された3匹のエゾクロテンたちは
どうなったかというと・・・

動物を愛する心やさしいОさんに20キロ離れた
山に放してもらったそうだ。
山の中で静かに平和に暮らせるといいのだが。
おそらく彼らが人里に下りて来ているのは
人間が遠からず関係しているだろう。


あらためて、犠牲になった鳩たちに

合掌。






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お茶の間バードウォッチング②

2009-12-30 | 自然



今日は先日に引き続き、お茶の間から窓越しに
裏庭にやって来る野鳥たちを観察。




ガーデンテーブルに立て掛けてある木の枝にコガラが・・・
頭に黒いニット帽を被っているようです。




枝に洗濯バサミで挟んでいるロッキーの毛を啄んでいます。
冬用の巣材が不足していたんですね。
クルミには目もくれず、この後すぐに飛び立って行きました。
犬の毛を挟むのはみるさんの真似です。




先日は警戒してカメラを向けている時はテーブルに下りて来なかったのですが、
慣れたのか、それともお腹が空いていて背に腹をかえられなかったのか、
カケスが今日は何度もやって来ました(違う個体かも知れませんが)

嘴の横の黒い模様が髭のように見え、軍人のような凛々しい表情です。
羽根のブルーが鮮やか。



くわえてる骨の形をしたものはロッキー用のドックフード。
カケスは、この他リンゴ、クルミも食べました。




サクラの木に停まっているコジュウカラ(ピンボケです)




最後はヒヨドリ。リンゴを置くと必ずやって来ます。







今日は残念ながらエゾクロテンの姿を見る事は出来なかったが
先日の足跡を発見。追跡してみると防風林に続いていたが、
道路に抜けたところで足跡を見失ってしまった。



この林の奥に巣があるのだろうか・・・


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お茶間バードウォッチングとかわいい珍客?

2009-12-27 | 自然
裏庭で収穫しておいたクルミの実を割って
ガーデンテーブルの上に置くと・・・




アカゲラがやって来ました。赤、黒、白のコントラストが
雪の上で映えますね。




茶の間の窓から4メートル程しか離れていないので
こちらの気配に気づいて飛び立って行きました。





次に来たのはシジュウカラ。クルミは大好物。
こちらの気配には気づいてるはずですが、クルミに夢中です。




すると、もう一羽のシジュウカラがやって来て
「おいっ、ジャマするな!」と
バトルが始まってしまいました。





そこにスズメがやって来ました。

「ちょっと、いただきますよ」と
ちゃっかり横取り。漁夫の利というやつですな。





裏庭のサクランボの木に停まっているヒヨドリ。
良く見ると可愛らしい顔をしています。




最後にやって来たのはカケス。ガーデンテーブルで
クルミをついばんだ後、撮影する暇も無く、すぐにサクランボの木に。

今日来た鳥の中では一番警戒心が強そうでした。


翌朝(28日)お隣のバードテーブルの下に
白い物体が・・・



こいつは一体何者?




バードテーブルの柱をスルスルとよじ登り、
柱に金網で括りつけている豚の脂身を食べ始めました。



もっとしっかり撮影しようと窓を開けると
こちらに気づいたようです。





か、かわいいっ!!

どうやらエゾクロテンのようですが・・・
何度か渓流釣りの時に見かけたことはありましたが
こんな人里までやってくるとは・・・

それにしても、うれしい珍客でした。
そろそろエゾリス君も遊びに来てほしいところです。



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ランチタイムカメラマンが行く!「秋の知事公館」

2009-10-29 | 自然




久々の秋晴れ、10月も残すところ二日ばかり。
予報では11月3日にも札幌に初雪が降るとの事。
終盤を迎えた紅葉スケッチに、桜の季節以来の
知事公館に行って来た。





「紅葉」劇場の主役「ヤマモミジ」




黄金色に輝くクリスマスツリーのような「ユリノキ」
春にはチューリップのような花が咲く。




深紅に光るイチイ(オンコ)の実。子どもの頃、瓶に詰めて
おやつとして食べていた友達がいたが、自分は馴染めない
味だった。イチイの木は鉛筆や彫刻材になるそうだ。
アイヌの人達は弓矢の材料に使っていたらしい。




人の顔ほどに大きなホオノキの葉。昔はこれでおむすびを包んでいたそうだ。
朴葉味噌、朴葉焼きに使う。週末にでも試してみようと4、5枚ほど拾って来た。




落ち葉の絨毯



カラマツにとまっていたヤマガラ。最近は生息数が
減少しているという。学習能力が高く、おみくじ引きや、
カルタ取りなどの芸をする。




今年最後の秋晴れとなってしまうだろうか。こんな日は
愛犬を連れて散歩に来る人が多い。




美しい紅葉の中で、明るい太陽の下でお母さんと
遊んだ事をいつまでも覚えているだろうか。


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メノウでメローな一日

2009-09-28 | 自然




一人の土曜日、家族は誰もいない。

特に用事はない。

天気も悪くない。

何も問題ない。

とりあえずチカ釣りの準備をして
石狩方面へ車を走らせた。

やっぱり釣りか(笑)


途中、釣具店の「フィッシング新港」に寄り
チカの餌となるオキアミと仕掛けを購入。
花畔埠頭まではここから5分ほど。

10:48 到着。




ここは昨年までは釣り人は少なくのんびりとした
釣り場だったが、春から入口のゲートが解放され
車が埠頭の中に入れるようになってからは
釣り人が激増した。
ぎゅうぎゅう詰めの釣り場は居心地が悪く
馴染めない。

車から降りて様子を覗うが釣れている雰囲気が無い。
さっさと諦めて浜益方面へ車を走らせた。




11:23 

古潭(コタン)漁港に到着。
ここも7,8センチのチカがぽつらぽつら・・・
ここも即効諦めた。



厚田漁港はひとまず素通り。たくさんの釣り人の
姿を確認できた。

とりあえず浜益に行けば間違いないはず・・・





濃昼(ごきびる)トンネルの上から海岸を望む。
積丹の海のように美しいブルーだ。

崖の手前に花束のラッピングが落ちていたので
ここで何か事故があったのかも知れない。
不気味になってそそくさと車へ。

11:54



12:18 

送毛(送り下)山道頂上付近の「千本ナラ」駐車場。
ここから暑寒別を主峰とした1,000m上の山々を
望む事が出来る。

恥ずかしい事に「千本ナラ」というのは
ここに千本近くの楢があるのだと勝手に思っていたのだが、
それは大きな間違いで、千本ナラは樹齢が推定800年の
「ミズナラ」で、日本海から吹き上げる風の影響で
枝が多数に分かれて空に向かっている姿が
千本に見える事からついた名称だと家に帰って
ネットで調べて分かった。

この木に触れると病気が治るご神木としてテレビでも
報道され全国的に有名だという。「新・日本名木百選」にも
指定されているということだ。
結局、そのご神木を目にしないまま帰って来てしまった。
そもそも看板が目に入ったので来てみただけだった。

次回、あらためて訪れてみたい。





「千本ナラ」に来る山道の脇で見つけた野生の「チコリー」
美しく気品のある青色のハーブだ。




13:02 

浜益漁港に到着、先週チカを爆釣した場所だ。
ここだけは裏切らないだろう・・・しかし、泳いでいるのは
5,6センチのチカばかり。1時間ほど粘ったが断念、
来た道を戻る事に。




14:46 

濃昼漁港到着。ここも浜益と同じ状況だった。




15:14 

厚田漁港到着。入る隙間がないほど釣り人で
溢れている。5,6cmのチカに13、4cmの良型も
混じっていたが数は大したことは無い。
ここで今日のチカ釣りは断念した。




15:42 

締めくくりに望来の海岸を散策し・・・



大量のメノウを採取!こんなに採ってどうすんのってくらい
採っちゃった。欲しい方がいたら差し上げます。



夕陽に美しく柔らかく輝くメノウ。




17:24

日没。夕陽を浴びながら釣りをしている親子がいる。
2才くらいだろうか。こんな小さな頃から釣りに連れて来ていたら
息子は釣りを好きになっていただろうか?そしていっしょに
釣りに行ってくれただろうか?
やはり、極寒の中、強引にワカサギ釣りに連れて行ったのが
まずかったか・・・息子に釣りの楽しさを感じさせてあげられなかった
自分を悔やみ、一人帰路についた。


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望来の「化石」と「薬瓶の手紙」

2009-09-15 | 自然




9月13日、札幌市博物館活動センター主催の
体験学習会に参加。
今回のテーマは「海岸で漂着物観察&化石採取」
石狩市望来地区無煙浜が調査地域だった。


今回参加した最大の目的は漂流物観察の
ビーチコーミングではなく、化石採取にあった。
専門の学芸員の方の話を聞き、化石採取の
ポイントを伝授していただこうという魂胆だった。



望来層の説明をする札幌市博物館活動センター学芸員の
古沢さん。この一帯は500万年以上前の地層で、非常に
深い海底だったとのこと。

古沢さんは、マナティ、ジュゴンなどの“カイギュウ“
研究の国内第1人者で2002年に札幌で発見された
800万年前の化石“サッポロカイギュウ”は古沢さんが
中心となって発掘、滝川で発見された“タキカワカイギュウ”の
学名には古沢さんの名前が付いている。
風貌は和製インディジョーンズのようなダンディな方だ。



今回の参加対象者は、小学生親子~一般ということだったが、
ほとんどが親子や中学、高校生の参加者だった。夫婦での
参加は自分たちのみ。少し変わり者の夫婦に映ったろうか?
化石採取は人気が高く、今回も1,8倍で抽選になったそうだ。



化石採取の所要時間は30分あまり、もっとゆっくりと
採集したかったが、それでもまずまずの収穫があった。



「ワタゾコウリガイ」20�~35�




「オウナガイ」60�


今回はこの2種類の貝を採取、30人ほどの
参加者の中で発見されたオウナガイはこの個体のみ。
学習会のテキストによると、望来では、この貝のほか、
アラソデガイ、オオツキガイモドキ、トクナガキヌタレガイ、
キララガイ、ツノガイ、エゾボラなどが発見されているとのこと。
いずれも深海に住む貝達で、この辺りが500万年前には
深い海だったという事を証明している。



化石採取の帰り道はビーチコーミングをしながら。
日本のゴミに混じり韓国、中国、ロシアのものらしい
漂着物を採集した。ビーチコーミングも学芸員さんの
解説が興味深く、新しい発見があった。



「韓国のトニックウォーター」




「中国のスプレー缶」




「韓国の一斗缶」




参加者が採集した人工の漂着物




自然(生物)の漂着物





望来ではメノウも採取できる。この日採取できたものは
1�ほどの小さなものだったが、結構大きなものも
あるそうだ。



一見、ただのゴミやガラクタとしか見えない浜辺の
漂着物も注意深く観察すると色々な発見や物語性を
感じる事ができる。

今回、ビーチコーミングをしていて
思い出した事が・・・
小学生の頃、薬の空き瓶に名前と住所を書いた
紙を入れて防波堤から投げた事があった。
もしかすると、遠い国まで流れて行き、連絡が
来るのではないか。
「ああ、なんてロマンティックなんだろう」
幼い自分はただ単純にそう考えたのだ。

数週間後、その手紙の入った瓶は意外な人に
拾われる事になる。
小学校の授業の最中、先生が急に思い出したように言った。
「実は、先日海で面白いものを拾ったんですよ」
「ま、まさか」心臓がどくんと鳴った。
「手紙の入った瓶を拾って、開けてみると○○君の
名前が書いてあったんだよ」

もう、むちゃくちゃ恥ずかしかった。
何もみんなの前で報告しなくても・・・
こっそり教えて欲しかった。


海は時折、ほろ苦い記憶も運んでくる。




はまなすの丘公園 石狩ビジターセンターより
まことちゃん(石狩)灯台を望む



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トンカチもって厚田望来へ?

2009-09-05 | 自然


「望来 無煙浜」



今日は何も予定のない土曜日、たまに家でのんびり・・とも思ったが、
早朝に降っていた雨も上がったので、海に行こうと、望来へ車を走らせた。
釣り竿は積まず、代わりにトンカチをひとつ用意した。





途中、春別あたりで蓮が美しく咲いている池を発見。



池で蓮を撮影していると、トンボが一匹足元に停まり
卵を生み始めた。



オオルリボシヤンマのようだ。体長は80�ほど。
黒色に黄緑の紋様が美しく映える。




望来無煙浜に到着。「♪今はもう秋 誰もいない海」(古いかっ!)
当然ながら人の姿は無く、砂浜には漂着物や流木、海水浴客のゴミなどが
散乱していた。






一般ゴミの他に目立ったのは、アナゴ筒(どう)。上の黒い筒に
下の円錐状のものをセットして使う。筒の中にある餌を食べようと
アナゴが入ると後戻り出来なくなるという仕掛けだ。



タコ壺だろうか?これは韓国製だろう。ハングルの文字が確認できる。



上海の文字があるが・・・何かの容器か?タコ壺か?




偶然、今日の北海道新聞の夕刊別刷り(週刊ふむふむ)は
「浜辺の漂着物」がテーマだった。
手で漂着物を拾い集める事を「ビーチコーミング」と言うそうだ。
※Beach(浜辺)Comb(櫛で髪をとく)




かわいいカナチョロ(ニホンカナヘビ)を発見!
尻尾が青い個体も見つけ、撮影しようとしたが見失った。




馬のように見える流木、自然が彫刻したオブジェだ。



これも傑作!持って帰りたいけれど、如何せん大きすぎる。



実は、今日ここに来た最大の目的は・・・・

化石発掘だった。
来週、札幌市博物館活動センター主催の体験学習会に参加し、
化石採取をする予定だったのだが、待ち切れずに一週間早く来てしまった。

何の予備知識もないまま、石を割るトンカチひとつだけ持って
きたのだが、貝化石を運良く発見!他にも貝の入ったノジュールを
数個採取した。



この辺りでハクジラの化石が見つかっている。
来週はもっとすごいものを発見できるかも。
乞うご期待?



やっぱり、竿も持ってくれば良かった・・・かな。




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