WESTERN WINDS 

我が家に生息する「いきものがたり」と自然観察、時々「釣り自慢」

ワカサギバトルロイヤル第7戦 ルーキー参戦!!「生まれて初めての釣り」

2012-03-05 | 釣り


またまた、やって来ました!
昨シーズンからこのフィールドにハマり、今季も5度目の釣行です。
いつもより遅めの8時30分に現地到着。
すでに公魚連合会の翔さん、naoさんのテントがありました。



この日は、レギュラーメンバーのK師匠、スーさん、
U君、K君、そして、ワカサギ初体験どころか、釣りが
初めてというS君が参加。S君は上司のパワハラのような
強引な誘いに不本意ながら参加、という雰囲気でしたが・・・



人生初の魚を釣り上げ、会心の笑顔!テンションもグーンと上昇し
苦戦しながらも50匹ほどの釣果を上げました。
こんな素晴らしいロケーションで優しい仲間との釣りが
人生初めてなんてS君は幸せものです(笑)

ただし、人生はそんなに甘いもんじゃありません。
S君には、帰りに13キロのテントを担いで心臓破りの坂を
登るという地獄の試練が待ち受けていたのです。
まるで八甲田山の雪中行軍のようだったと帰りの車で
述懐しておりました。



自分は、先週、先々週と300匹アップが続いたので
今回こそ400匹アップのシーズンベストと力が入りましたが・・・
気合いが空回り、この日に限ってトラブル多発、
合わせも不調といいとこなし。ストレスの溜まる釣りでした。



愛機クリスティアMR、CRともにライントラブルで
大きくペースダウン。

「少し落ち着いてやったら」

見るに見かねてK師匠が声をかけてくれました。
確かに最後まで自分のペースをつかめなかった・・・
400どころか、230匹フィニッシュでした。




スーさんが大物をゲット!!ヤマメが成長したサクラマスです。
時折針に掛かったワカサギに食い付いてきますが、殆ど途中で
バレてしまいます。

naoさんはワカサギ釣りと露天でサクラマスを
狙い5本をゲット。3本をお土産にいただきました。



近所のテントでもIさんがサクラマスをゲット!!
Iさんは、大きな鮒も釣ったそうです。



この日は4時半まで粘りました。
ワカサギバトル、優勝はK師匠、260匹でした。
しかも最後まで一本竿での釣果。見事な集中力。
K師匠はこれが最終戦、有終の美を飾りました。

会社の同僚、U君、K君達も200匹近くを釣り
それぞれパーソナルベストを記録。

あっ、忘れてました!レギュラーメンバーのゴルゴさんは
仕事で欠場でした。ゴルゴさんがいないとどうも調子が
出ないなあ(笑)




夜はワカサギの生姜煮で一杯。さっぱりとした味わいです。


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ワカサギ連続爆釣!!golgo vs rocky 

2012-02-26 | 釣り


今季のワカサギバトル第5戦。
レギュラーメンバーのK師匠は太平洋のマス釣りに。
スーさんは茨戸川のヘラブナ釣りで欠場です。
たまには釣り物を変えたいという二人の気持ちは良く分かります。
でも、自分は人一倍寒がりなので冬の船釣りは腰が引けますね。
豊浦から2週連続で参戦したY君も今日は欠場でした。

・・・という事で今回はゴルゴさんとのシングルマッチ。
でも、ゴルゴさんとはまともな勝負になりません。
何故なら・・・・



先週、ゴルゴさんは右手小指を10針も縫う怪我に見舞われ
復帰後、初の釣行だからです。抜糸はしたというものの、
本来であればもう1週は様子を見た方がいいはずです。
医師に相談したら必ずストップがかかったでしょう。



ゴルゴさんは、左利きなので問題ないような気がしますが
餌付けや取り込みなど右手の役割はたくさんあります。
そして、何度も右手のテーピングに針が引っ掛かり、
ゴルゴさんを悩ませることになりました。


そんな訳で、今日はゴルゴさんが相手ではなく、自分との闘いでした(笑)




自分は先週と同じくDAIWA Crystia を2台使用し、連続爆釣を狙います。
仕掛けの巻き上げと下ろしが交互となるのが理想のイメージ。
ロスタイムをどれだけ消せるかがポイントです。
前週は301匹だったので今日は400匹を目標にしましたが・・・



CRのディスプレイが示す水深は12.8m。先週より3mほど浅く
手返しが有利です。水深があるとバラシの確立も高く、この日も
1割以上が途中でバレてしまいました。
好不調の波が若干ありましたが、今日は1時間平均で約50~60匹ペースで
釣り上げ、335匹でフィニッシュです。



ゴルゴさんもハンディを背負いながらも200匹近くを
釣り上げ、ワカサギスナイパーの意地を見せてくれました。
次回の逆襲が楽しみです。



今日はmitsuさん、naoさんもいっしょでした。
お二人もまずまずの釣果を上げた様子。



唐揚げ、南蛮漬けも食傷気味なので今回はミモザ風サラダ、
塩焼きでいただきました。良質のワカサギはどんな料理も
美味にしてくれますね。


2月のワカサギ釣行はこれで終了、来週は賑やかな釣行となる予定です。



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今季初爆釣!!ワカサギバトルロイヤルの行方は!?

2012-02-21 | 釣り



立春が過ぎ、さっぽろ雪まつりも終わり、今季のワカサギシーズンも
そろそろ終盤を迎えようとしています。
この時期は、早く春になって欲しいという思いと、まだまだワカサギ釣りを
していたいという思いが交錯しますね。


2月18日は、K師匠、スーさん、Y君と5度目の釣行でした。
残念ながら、ゴルゴさんは無念の負傷欠場です。



さすがに大人4人だとテント設営はあっという間です。
この日はゴルゴさんのテントを借用、いつもは多くても3人用として
使っていましたが、4人でもノープロブレム。



前日に釣り具店でスノーシューを購入。思った以上に
アプローチが楽でした。雪が緩むこれからの時期におススメです。




前週に同ポイントで370匹を釣り上げたというスーさん。
それが決してフロックでない事を証明しようとメガネの奥の小さな目が
星飛雄馬のように燃えていました。
骨太なデザインのスピニングリール竿と穂先は、スーさんオリジナル。



手作り電動のS-stickとゴルゴスピニングリール竿で
勝負をかけるK師匠。静かに闘志を燃やしてます。



先週後半、爆発的に調子を上げたY君。その勢いそのままに
自身初のトリプルを炸裂!この日のダークホース。
口も滑らかでした。




自分は二日前に届いた2台目の電動リール「Crystia CR」と
「Crystia MR」を使用。オートとなる仕掛けの上げ下げで
ロスタイムを極力減らし、手返しの効率化と手間の軽減で体力温存を
謀りました。釣りそのものを楽しむというより、この日は漁に徹しました。

この日は、ワカサギの活性良く、狙いがまんまと的中、
効率よく300匹の大台を突破です。



これでようやく、美味しいワカサギを待ちかねていたご近所さんや
会社の同僚に届ける事ができます。




K師匠も200匹を軽く突破!後半失速気味だったものの、
最後の追い込みはお見事でした。



スーさんも200匹をクリア。でも本人は今ひとつ納得してない様子。
ほんとに1週間前に380匹も釣ったのか、疑惑が深まりました(笑)



Y君は初の3ケタどころか、一気に200匹超えでした。
しかも他の3人は竿を2本出していましたが、Y君は最後まで1本勝負。
この日のバトルロイヤル、チャンピオンはY君で決まりでしょう!!
これで来期のレギュラー参戦が濃厚か?




お昼に隣のテントで釣っていた会社の同僚T君が豚汁を
差し入れてくれました。これがとても美味しかった!!
冷えた体も温まりました。ご馳走様でした。

この日は全員が爆釣!4人で1,000匹近くのワカサギを釣り上げました。

残り少なくなった今シーズン。来週も・・・・行かねばなりますまい!!
次はスーさん、K師匠が用事があり欠場。ゴルゴさんとの
ガチンコマッチになる予定です。


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旧友再会 激闘!!ワカサギデスマッチ

2012-02-17 | 釣り



2月11日、今季のワカサギバトル第4戦は、
豊浦からY君とともにK君が参戦。
1年ぶりに3人での釣行となりました。
Y君は1月4日以来、今季2度目。K君は昨年3月以来の
ワカサギ釣行です。



今回のフィールドは、ちょうどお互いの中間地点。
5時半にそれぞれ家を出て7時に現地待ち合わせでした。



テントを設営、仕掛けをセットし8時に実釣開始。
氷穴に仕掛けを投入・・・が、なかなか錘が着底しません。
それもそのはず、水深は23メートルありました。



今季から導入したDAIWAの電動「クリスティアMR」
ここでは威力を発揮してくれました。



釣りの時はいつも爆釣をイメージ、期待感たっぷりに
竿を握りますが、その気負いが魚たちに伝わるのか
なかなか1匹目が上がってきません。
5分後、ようやくフィッシュオン!

相変わらずきれいな魚体、茨戸のような特有の臭みも
ありません。



このまま飲んでも大丈夫なほどの透明感。
ここで育つワカサギが美味しくないわけがないですよね。



Y君も一匹目をゲットです!
そして、遅れること5分、



K君も一匹目をゲット!!
昨年、氷が解けるほどの熱いデッドヒートを
繰り広げた末、Y君に敗れたK君、
捲土重来とばかり、リベンジに燃えていたはず。



実は、K君と自分は豊浦では名の知れたチカ釣りの名手。
ひとつの針でチカを誘う一本釣り釣法は今や達人にしか
できない芸当です(笑)



そして、ワカサギはチカと同じキュウリウオ科の魚。
K君は、口には出さないもののチカ釣りの
スペシャリストとしての自負があるはずです。
ポッと出のY君に連敗する訳には行くまい!
そんな心境だったでしょう。



この日は最後まで渋い状況が続きました。
その中でY君とK君の熱い闘いが続きました。
そして、1,2匹を争う勝負の行方は最後の1時間で
K君が抜け出し神経戦を制しました。




ドヤ顔のY君です。




厳しい釣りでしたが旧友達との釣りはこの上なく楽しく
幸せな釣行となりました。
次回のK君のリベンジ戦が楽しみです。


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ワカサギダービー2012 開幕!!

2012-01-04 | 釣り


明けましておめでとうございます。
1月4日、前日に行われた大学箱根駅伝の興奮が冷めやらぬ中、
真勲別川でワカサギダービー2012の開幕戦を迎えました。
オープニングはどんなドラマが生まれるでしょうか!?

出場メンバーは、自分とK師匠、友人のyukki、ゴルゴさん、の4名。
ゴルゴさんは15分遅れてメンバーに合流です。




気になる氷厚は約25センチ、水分を含んだやや柔らかめの氷ですが
問題はなさそうです。




9時30分、ダービースタートです。
2012年、まず最初に釣り上げたのはK師匠でした。
その後もコンスタントにヒット。

そして、



yukkiもヒット!ドヤ顔です。
昨年OOOO湖でワカサギデビューし、今日は2度目の
ワカサギ釣行。釣りセンスを感じさせました。


K師匠が5,6匹、yukkiが1匹釣った時点で
自分はまだノーフィッシュ、心中穏やかではありません。
遅れてくるゴルゴさんに先に釣られたら・・・なんて
最悪のパターンが脳裏をよぎります。




9時40分、ゴルゴさん登場!!
この時点でも自分はノーフィッシュ・・・・
そして、



いとも簡単にゴルゴさんがヒット! 恐れていた最悪のパターンです・・・
そして、5分後に待望の一匹目が上がりましたが・・・



スレでした・・・。
今年のダービーを占うかのような展開かと思いましたが・・・



K師匠はゴルゴさん制作のトリガー手羽グリップに
極限まで削り込んだ繊細な穂先を使用、小さなアタリにも
敏感に反応しそうです。




ゴルゴさんも自身オリジナルの手羽竿を使用、
穂先はしっかりと乾燥させた竹を削り込みガイドを
付けてあります。しなやかで使い易そうです。




yukkiは昨年ゴルゴさんから指導を受けて制作した
rockyオリジナルのスピニングリール式のグリップと
仕上げが汚いとゴルゴさんに酷評された穂先を使用してくれました。




そして、自分はゴルゴさん指導のもと制作の
スピニングリール式グリップと、DAIWAクリスティアの
超ハイブリット扁平穂先を使用。
何となくリール、グリップのデザインにマッチしていますね。
この穂先は自分にはとても使いやすかった。




今日は終日にわたって激渋でした。丁寧に誘いを繰り返し
エサのサシも半分に切り、定期的に換えてもアタリは散発、
たまにやってくるアタリをいかに見逃さず仕留めるか、
辛い神経戦でした。



今日のアベレージは8センチ、大きい型で12センチ。
昨年に比べるとやや大きめのようです。




途中、ブログ仲間のmitsuさんがテントに顔を出してくれました。
mitsuさんは7時30分からスタートをしてこの時点で100匹の釣果とのこと。
この激渋の状況で立派な成績です。




K師匠が釣った立派なカワガレイとゴルゴさんが釣ったQちゃん。
師匠はこのほかにもハゼを一匹釣りました。さすが!です(笑)




14:00 ワカサギダービー開幕戦終了。
成績発表です。


 K師匠   38匹(ラストの追い上げは参りました!)
 rocky 38匹(最後は焦りました・・・)
 yukki 24匹(2度目とは思えない腕前でした)
 ゴルゴさん 21匹(途中、集中が切れましたね!)

 mitsuさん  130匹(グレート!)


お疲れさまでした!!
今年も事故なく、楽しいシーズンを送れますように。
よろしくお願いします。




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Sea of Dreams 苫小牧沖マガレイ

2011-11-11 | 釣り
11月3日文化の日、前回日高沖で爆釣した夢をもう一度と
再び兄と苫小牧沖のマガレイ釣りにチャレンジ。

今回は社会人野球チームのエースとして活躍しているY君と
大学野球で活躍するR君の二人も参戦した。




出港30分後、5時15分に日の出が始まった。
美しい朝日に心が洗われるようだった。



まるで線香花火の蕾(火の玉)のような朝日。




6時20分、最初のポイントに到着。正面に樽前山が鎮座している。

さあ、プレーボール!!




10分後、さっそくR君がヒットを放つ!お目当てのマガレイではなかったが
ビッグサイズのケムシカジカを釣り上げた。




つづいてY君もヒット!ソウハチをダブルで釣り上げた。
Y君は船釣り初登板。思わず笑顔がこぼれた。



さらにR君が良型マガレイをクリーンヒット!ナイスフィッシング!!




若い二人に負けじと自分も良型マガレイをダブルでヒット!




そしてY君も良型マガレイを連続ヒット!波に乗って来た。

そんな中・・・




兄だけが蚊帳の外・・・なかなかアタリが出ない。
若い二人に気を使い過ぎて集中力を欠いてしまったか・・・



ようやく待望のマガレイがヒットするもサイズは今ひとつ。
思わず苦笑の兄。
この日、最後まで調子が上がらずじまいだった。




デビュー登板、順調な立ち上がりを見せてくれたY君だったが
中盤に船酔いにやられK.O
それでも大物の片りんを随所に見せてくれました。
ナイスフィッシングでした!!




最後までコンスタントに良型マガレイを釣り上げたR君。
走攻守揃った釣りセンスを感じさせてくれました。
文句なしでこの日のMVPです。




12時30分帰港、試合終了!
今回もナイスゲームでした。


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マガレイ爆釣&大いなる外道!?

2011-10-16 | 釣り
鬱憤が溜まっていた。

8月、豊浦でのハモ(マアナゴ)釣りは屈辱のボウズ。
その後、苫小牧沖での昼イカ釣りは22ハイと低調。
先週末の日高沖五目釣りは悪天候で中止・・・

この悪い流れを食い止めようと遅い夏休みを取り
10月14日(金)兄とお盆以来の日高沖へ行って来た。



午前4時20分、富浜漁港到着。さすがにまだ外は暗い。
早々に同乗のメンバーが揃い4時50分に出港。



30分ほどでポイントに到着。風は弱かったが潮が速く
用意していた60号の錘の他に20号の錘を付けた。


いつものように兄は竿を使わずに手で手繰る必殺仕掛人の
吊るし技スタイル。どんな小さなアタリも逃さない構えだ。

ただこの時期のマガレイの棚は水深50メートルもあり、
手で手繰り寄せるのはなかなか重労働だ。
それでも兄はお盆以来の釣り、気合いが相当入っていた。

スタートして15分後、自分にアタリが!



35センチの良型マガレイが上がって来た。
その後も・・・



次々と良型のマガレイが面白いように上がる。




一方、兄も・・・



40センチオーバーの大型マガレイをゲット!



この日の兄は絶好調!吊るし技が冴えにさえ
大型のマガレイを数多く揃えた。





7時30分を過ぎた頃、仕掛けを10メートルほど下ろした時に
ドーン!と強いアタリがきた。引きがとてつもなく強い。
今までに体験した事のない感触だった。
おそらく鮭なのだろうと想像しながら必死にラインを巻く・・・
ひたすら巻く・・・


5分ほど格闘の末に上がって来たのは・・・・



何と57センチのハマチだった!!

カジカやガンズなどの外道はありがたくないが
こんな外道なら大歓迎だ。
人生初ハマチがこんな形で釣れるとは思いもよらなかったが
素直によろこべた。

この30分後に同じようなアタリが来た人がいたが
ハマチではなくサメだった。



この日は最後までアタリが途切れることがなかった。
「こんなにマガレイを釣ったのははじめてだ」と兄は大満足。
自分も溜まりに溜まった鬱憤を晴らす事ができた。



ほぼクーラー釣りです。


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今季初、豊浦でハモる!!

2011-09-03 | 釣り


8月20日(日)、今季初となるハモ(マアナゴ)釣りに豊浦へ。
ワカサギ以外ではK師匠とも今季初の釣行だった。
3時10分に豊浦マリーナに到着。弟はすでに出港準備を整えていた。





道具を積み込みすぐに出港。気温は25℃ほど。風もなく海は穏やか。
ハモ釣りにはこれ以上ないコンディションのはずだ。




ハモが釣れ始めるまで時間があるのでK師匠はバケでヒラメ狙い、



自分は小突きでマガレイ狙った。



弟はジグヘッドとソフトワームで大物?狙い。
やはり夏枯れか、時折魚探に反応はあるもののアタリがこない。
自分の小突き仕掛けにアタリが来ても・・・



手のひらサイズのイシモチ、マガレイが精一杯。



ポイントを何度か移動しても状況は変わらず・・・・それでも



やわらかな風が頬をなでる。洞爺湖のように静かな海。



遥か対岸に駒ケ岳が鎮座している。
ただ海に漂うだけでも心が癒されるひと時・・・

ラジオでは日ハムの佑ちゃんがオリックス相手に
4勝目を挙げた事を伝えていた。

メインのターゲットはハモなので心に余裕があった。


そして、



18:00 いよいよハモ釣りスタート!最初にヒットしたのは・・・



K師匠だった。前日の積丹でのブリ釣りで寝不足のはずだが
さすが集中力が違う。

そして、次にヒットしたのは・・・



弟だった。チビハモだったけどハモはハモ。
3匹目は・・・



またもやK師匠だ。そして4匹目は弟に来た。
二人に2本づつ来たというのに・・・自分の竿はアタリがない。
さすがに焦りの色は隠せない。



記憶をたどると昨年9月のハモ釣りはコンディション悪く
早上がりでボウズだったはず。ここで1本上げなければ
屈辱の連続ボウズとなってしまう。最悪のケースは逃れようと
懸命に誘いをかけ続けたが・・・


21:00終了 無念!! 惨敗・・・




「気落ちしてるから、運転気をつけて」

心の動揺を弟に見透かされてしまった。


へたくそ!!自分(笑)

リベンジは来年か。


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ババガレイと幽霊ホテル? 日高沖の五目釣り

2011-08-14 | 釣り
魚料理の中で一番好きなものは?と聞かれたら
迷わず「ナメタの煮付け」と答えている。
8月15日、そのナメタガレイ(ババガレイ)を狙いに兄と日高富川へ。
自分は2週間ぶり、兄は5月のマガレイ釣り以来の釣行だった。
2週前も同じ日高沖でナメタを狙ったが不発、その雪辱戦でもあった。



集合時間は4時30分、3時30に起床し4時には富浜漁港に到着。
さすがに外はまだ真っ暗闇だった。
漁港から車で7,8分ほどのビジネスホテルに前泊したが
部屋にエアコンが無く旧式の扇風機が一台あるだけ。

後で地元出身の社員に聞いたのだが、このホテルは…出るので有名なのだそうだ。
思い起こせば部屋前の通路のカーペットには血痕のようなシミがあった。
そして、なぜか泊り客は自分たちしかいなかった。
どうりで寝苦しかったはずだ・・・あ~怖っ!!!




4時40分出港、30分ほどで最初のポイントに到着。
兄はいつもどうり、竿を使わずに手繰りの仕置き人スタイル。
釣りキチだったオヤジのスタイルを伝承している。
体力と神経を使うが魚の引きをダイレクトに感じる事ができる釣法だ。



餌は船頭が用意してくれたエラコをメインに。
予備でイソメを1パック用意した。




ファーストヒットは兄に。マカジカが上がって来た。
ナベ壊しとも呼ばれる美味なカジカだ。

その後、ガヤや小ぶりのソイは上がって来るものの
本命のババガレイやマガレイが来ない。
船尾ではポツポツ上がりはじめ少し焦りはじめた頃・・・・



ついにババガレイが来た!しかしサイズは32センチと小ぶり。
「今日はコババばっかりだなあ」と船長。
小さくてもババガレイを釣ったのは3年ぶり。
心では小躍りしていた。子ババでも大ババでも良かった。

その後、兄にも待望のババガレイが上がった。



初ババガレイに満足の表情を見せる兄。
その後も調子が上がり・・・



50センチオーバーのアブラコ、



40センチのイシモチ、



38センチのマガレイ、




そして、60センチのフサギンポをゲット。
この魚は船長から「めったくなし」と呼ばれていたが
旭山動物園では愛嬌がある顔で人気者?だそう。
フライや天ぷらにすると美味らしいが今回はリリースした。

この他、兄はオオダコも釣り上げたがタモですくい上げる直前に
船底に吸盤を吸い付かれ痛恨のバラシ・・・惜しかった!


そして兄に負けず自分も・・・



42センチのマガレイ、



38センチの良型ババガレイをゲット。
結局、自分はこの日、5枚のババガレイ、3枚のマガレイ、
他アブラコ、良型ガヤを上げた。
兄も後半には2枚目のババをゲット、兄弟大満足の釣行となった。


この日の夜、ババガレイとマガレイを煮つけて
味を比較してみたが殆ど違いが分からなかった。
(味音痴?)少なくても昔から食べているナメタの
味とは明らかに異なる。

青森魚類株式会社のホームページによると
ババガレイ=ナメタガレイではなく
北海道でナメタと呼ばれているのは「ヒレグロ」という
カレイのようだ。価格はババガレイの方が
5倍も高値とのこと。自分が最高に旨いと思っていたのは
「ヒレグロ」だったと言う事になる。
自分と同じ誤解をしてた人は結構いるのでは・・・

自分は「ヒレグロ」の方が旨いと思うんだけどなあ。



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ワカサギ・ブートキャンプへ!!

2011-03-06 | 釣り



3月5日8(土)、先週ゴルゴさんが現地調査に行ったX湖へ。
メンバーは、K師匠、ゴルゴさん、スーさんのレギュラーメンバーに
会社の同僚のMさんが加わった5名。

朝7時15分現地到着。



湖面までのアプローチは急斜面。クレパスのような氷の裂け目に
足をとられない様に注意しながら降りて行く。



テントは2張り建て、自分とスーさん、Mさんチームと
K師匠、ゴルゴさんチームに分かれた。この時点では風も弱かったため設営も楽だった。

テントの左横にあるのはグリーンイエローテントの収納袋。
この写真を撮った時に気づいていれば悲劇は起こらなかったはずだ・・・




テント設営後、アイスドリルを忘れて車に再度戻って
帰って来たゴルゴさん、また気が逸ったか・・・
(かなやま湖ではsinさんを置き去りに)




氷厚は約50センチ、削られた氷が純白で、かき氷のようにきれいだった。
こんな湖に棲むワカサギ、美味しくないわけがないと確信した。




まず第1号を釣り上げたのはワカサギ初心者のMさん、
10センチほどの良型。会心の笑みだ。

そして、その後もダブル・・



トリプル!!!



しまいにはフォース!!!!とビギナーとは思えない快進撃。
隣のテントで釣っているK師匠とゴルゴさんに強烈なプレッシャーを
かけた。あっ、スーさんにもね。
実はMさん、一昨年まで住んでた東京でイナダ釣りなどをしていた釣女、
そこらのワカサギビギナーとは違ったのだ。




スーさんは、いつもの手繰りでスタートしたものの、水深18メートルの
棚にギブアップ。すぐにスピニングリールに切り替えた。



自分はsinさんの電動竿を使用。ペットボトル穂先も
絶妙な調子でコンスタントに釣果を上げる事が出来た。

途中、また手を滑らせ氷穴に落としてしまったが、瞬時に
手を突っ込み水中30センチのところで回収に成功・・・
危ない所だった・・・やはりwiiのストラップのような
ものが必要か・・・



隣のテントにお邪魔してみると・・・
K師匠たちは思いのほか苦戦を強いられていた。
帰りの車中でのK師匠の話によると、隣のテントから聞こえる
釣果の様子にK師匠とゴルゴさんは相当プレッシャーがかかり
思わず無口になってしまったそうだ。作戦成功?(笑)



K師匠がこの日使用したスピニングタイプ。2年前にゴルゴさんが
制作したもの。




ゴルゴさんはそこそこ数は上げていたがサイズが小さめだった。
自分たちの氷穴から3、4メートルしか離れていないはずだが
何故かずいぶん差があるように見えた。



ゴルゴさんのバケツ。10センチの良型は2割ほどか。



自分のバケツ。3割強は良型が混じった。




この日は2時半で納竿。爆釣とまでは行かなかったが
最高で136匹、5人のうち3名が100匹超えを達成。
ワカサギビギナーのMさんも77匹を釣り上げた。

札幌からほど近く、こんな美しい景観の中で、美味なワカサギが
釣れる・・・此処こそワカサギの聖地に相応しいかもしれない。


さて、撤収・・・ところがグリーンイエローテントの
収納袋がない!!そう言えばテントに入れた記憶が無い!!!


「あれ、そうじゃないですか?」

スーさんが指さした遥か数百メートル先にポツンと
黒っぽい物体が見えた。

深雪を漕ぎながら回収へ・・・6時間釣りをした後なだけに
きつかった。しかも帰りは急斜面が待っていたのだ。
気が逸っていたのはゴルゴさんだけじゃなかった!!


これで2キロは痩せたかな・・・・



収納袋回収ポイントから撮影・・・遠い・・・


☆気になる味です。天ぷら、唐揚げ、南蛮漬け、3種調理を
してみました・・・いずれも超美味でした!!!


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坂本龍馬、獲ったり!?静内沖大型ソウハチ

2011-03-01 | 釣り
2月27日(日)、天候に恵まれず昨年から3度にわたっておあずけを
喰らっていたソウハチ釣りが遂に実現!今年初の船釣りとなった。

2時20分起床、着替えをすませ、あいの里にお住まいの
Оさん宅にお迎えに行き一路、新冠節婦町に向かった。
今回は会社の同僚Мさんの釣り仲間4人とご一緒させていただいた。
自分よりひと回り先輩の元気な太公望の皆さんだ。



5時20分、新冠町節婦港に到着。気温は-8℃と低かったが
風はほとんど無く、波も穏やかだった。



5時50分出航、新冠の日の出は6時5分、外はまだ暗い。




さすがに船が走りだすと寒かった。波しぶきを浴びないようにキャビンに避難。
考えてみると冬の船釣りは初体験だった。
船長が用意してくれた炭火コンロがかじかんだ手を優しく温めてくれた。





「もうすぐだから。釣れてるらしいよ!」

30分ほど走り空が明るくなった頃、操舵室から船長の弾んだ声が。
先乗りしている僚船かられしい情報が入ったようだ。
クーラーに入りきらなかったらどうしよう・・・余計な心配が頭をかすめる。



10分後、ポイントに到着。ソウハチ狙いの船が20隻ほど集結していた。

「30メートル!」魚探を見て船長が棚の指示を出した。

あらかじめセットしていた仕掛けに短冊にカットしたイカを付け海中に投入。
すると、すぐさま強いアタリが!150号の錘をつけてるとはいえ、かなり重い。



いきなり30cmオーバーの良型がダブルで上がってきた!
この後も続けざまにダブルを連発!一気に爆釣モードに突入した。



この日のアベレージサイズ。
ソウハチは口が柔らかいため、40センチを超える大物になると
自重でくちが切れバラしてしまう事もしばしば。

市場魚介類図鑑によると、ソウハチの名前の由来は
江戸時代の男性の髪形「総髪」とのこと。
総髪は月代(さかやき)を剃らずに前髪を後ろに撫でつけて結んだもので
あの坂本竜馬もこの髪型だった。

魚体がこの総髪の正面から見た形に似ていると言うので総髪に転じて
ソウハチとなったそうだ。




この日の外道だったスケソウダラ。自分には3本ほど釣れた。
時期的にタチやタラコは入っていないが身をぶつ切りにして
鍋に入れると美味い。寒干しして棒ダラもいい。



この日は11時20分で終了。メンバーは70~100匹の釣果
今年初の船釣りは爆釣スタートを切る事ができた。




さて、魚をたくさん釣れば釣るほど家に帰ると
大変な作業が待っている・・・
そう、魚の処理だ。頭を落とし、内臓を取り、表裏の鱗を削ぎ落とし、
塩水に漬け、干す準備をする・・・

これだけでたっぷり3時間を費やした。


へとへと・・・・




それでもこの後、ガトキンのジムにトレーニングへ。
メタボ脱却のため、行かねばなりますまい!
月曜は案の定、体ボロボロ・・・

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波乱のワカサギサミット! 今季初ガトキン 

2011-02-19 | 釣り



ちょうど1年ぶりのガトキン。今日はヘラのスーさんが今季初参加、
ゴルゴさん、K師匠とフルメンバーが揃った。

6時10分に現地到着。すでにブログ仲間のちょげさんが入釣していた。
昨夜の雪も止み、無風状態。天候もスーさんを歓迎したか。




ちょげさんオリジナルのカタツムリテント。ジャンボスレーをベースに
コンパネでフタをし、カタツムリテントを載せている。テントの中は
意外に広く、180センチを超える巨体のちょげさんでも十分なスペースに見えた。
アイデアマンのちょげさん、毎年新作を披露してくれる。




さすがに4人いるとテントの設営は早い。昨夜の積雪もあり
テントのスカートに乗せる雪も不自由しなかった。




6時40分 ワカサギサミット開会。ゴルゴさんの魚探は
表層と底に反応を示していた。まずは底から攻めたが反応なく、
すぐに表層へ切り替えた。今日は最後まで表層に集中していた。



進境著しいゴルゴさん、今日もその勢いは止まらない。
シモリウキの揺れを見逃さず次から次とワカサギを仕留めて行く。
最近の言動も攻撃的でとても気弱なゴルゴさんではない。
もう押しも押されぬ一流のワカサギスナイパーとなった。



一年ぶりのワカサギ釣りとなったスーさん。ブランクと
ゴルゴさんの勢いに押されたか苦戦を強いられた。
スーさんのこのスタイルを見るとホッとする。



K師匠もゴルゴさんの暴言、失言の口撃に圧倒されたかペースが
上がらない。アタリはあるのに乗らないのは針のサイズだけではなく
針本体の太さも関係あるように思う。今年の茨戸川周辺のワカサギは
それだけ小振りで針掛かりが悪い。



自分は一番使い慣れているスピニングタイプで手返しを重視、
いつも以上にエサの交換をマメに行った。使った仕掛けは
昨年も実績のあるOWNER「渋りワカサギ」1,5号。ハリス0.25号、幹糸0.5号。
本当は1号を使いたかったが品切れだった。




「おはようございま~す」

どうやら知り合いが到着。その後、電動アイスドリルの音で
ワカサギ撃墜王の翔さんだと分かった。

右のコールマンが我々のテント、左隣がちょげさんのカタツムリテント、
その隣が翔さんのテント。




今日もK師匠がすいとんをこしらえてくれました。
最高のご馳走でした。ありがとうございました。
本当にみんなで食べる外での鍋はうまい。もちろん、
K師匠の料理の腕がいいのは言うまでもありません。




11時40分、ワカサギサミット閉会。
トップが342匹とまずまずの釣果。ただサイズは6~7センチと小さめ。
10センチを超える良型は見る事ができなかった。
でも、ひさびさに4人揃ってのワカサギミーティング、
楽しい釣行となりました。





今日は昼間はワカサギ釣り、夜はフィットネスジムと
ガトキンに昼夜お世話になりました。
ワカサギは昨年より増量、体重は昨年より6キロ減量に
成功です。




次週は節婦のソウハチ釣りを予定してますが・・・


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オロロンの悲恋・・・チカに会いたい!

2011-02-12 | 釣り


今朝はシバれた。近くの防風林が満開の桜のようだった。
陽が高くなるころには融けて散ってしまうので午前中がシャッターチャンス。



ナナカマドの枝についた雪が朝日を浴び、キラキラと輝きながら舞っている。
枝の先端にシジュウカラが停まっていた。




今週はメンバーとスケジュールが合わず、ワカサギ釣りはひと休み。
久々に家でのんびりしてようと思ったが、昨日に続き今朝も快晴。
せっかくなので海にドライブに。

念のため?チカ釣りの用意をした。



スウェーデンヒルズを抜け、オロロン・ラインの国道231号線に出て
5分ほど車を走らすと最初の目的地、古譚漁港が見えてきた。

ほど良く雪化粧された山肌と雪の白、ライトブルーの空、日本海の群青のコントラストは
寒そうだが凛と美しく、気に入っている冬の風景のひとつだ。



10:05 古譚漁港に到着。



5組の釣り人がいたが、早朝に入釣した方が10匹ほどの
釣果を上げていた他はまだボウズ状態。
先週は50~100匹ほど釣れたというが、チカはその日の潮によって
釣果が著しく変わる。今日は潮回りが悪いということか。



釣れていたサイズは10センチほど。ワカサギなら良型だが、チカとしては
標準サイズだろう。チカとワカサギは同じキュウリウオ科の魚だ。

釣っていた方にお話を伺うと2時間ほど釣れてないとの事なので
ここは諦め、隣の厚田港に様子を見に行く事にした。




10:35 厚田漁港到着。投げ釣りの方が一人いただけでチカ釣りを
している人は見当たらない。



次に向かったのは濃昼(ごきびる)。



10:35 濃昼漁港到着。ここでは釣人の姿すら見えなかった。



次に向かったのは浜益漁港。途中、黄金富士、浜益富士とも呼ばれる
黄金山がきれいに見えた。その形はすり鉢をひっくり返したようだ。




江戸時代、この山に金鉱があったという言い伝えが名前の由来らしい。
標高740メートルと登山には手頃な山だ。



10:35 浜益漁港到着。が、ここでも釣り人、そしてチカの姿を
見る事ができなかった。
結局、竿を一度も下す事もなくオロロンライン、チカを探す旅はここで終了。


しかし、ここのまま帰るのは悔しいので・・・



帰り道、岩場に降りてギンナンソウ(みみのり)を採った。



波を被りながらも何とか味噌汁一回分を収穫。

今が旬のギンナンソウ、みそ汁は大好物。
これだけでもここまで来たかいがあった。

来週はやはり・・・ワカサギかな。




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事件は氷上で起きている!!「かなやま湖ワカサギ事件」Part.2

2011-02-07 | 釣り
さあ、三人のバトルが始まった。

自分はsinさんからいただいたワカサギ電動竿「s-stick」を使用、
今回はこれを試すのが大きな楽しみだった。sinさんももちろん「s-stick」で勝負。



片やゴルゴさんは同じく電動竿「YAMASEMI」を使用。
初戦で使用して以来だったが、その性能は実証済みだった。
見た目も性能もシマノやダイワに引けを取らないマシンだ。




「s-stick対YAMASEMIですね」

sinさんが言った。
自分は意識していなかったが、開発者であるsinさんにとっては
気になるところだったろう。
s-sickは想像以上に使いやすく操作にもすぐ慣れた。
軽量でデザイン性、機能性にも優れた傑作だ。



この日は7,8センチのサイズがアベレージだった。時折10センチ超の
良型が上がる。ペースこそ時速40匹程だったが、清明なかなやま湖の
水に育まれたワカサギの魚体は美しく、その味は絶品だ。

釣り始めて1時間ほどたった頃、事件が発生した。
ラインが竿先に絡んでしまい、それを直そうとした時、誤って
スイッチに指がかかり、ラインに竿先が巻き込まれ
パキンと折れてしまったのだ。

sinさんが竹串を削り丹精を込めて作った穂先、
それを無残に破壊してしまった。しかもご本人の目の前で・・・
さすがに自己嫌悪・・・
さらにゴルゴさんが追い打ちをかけるひと言。

「sinさん、穂先だけではなく、本体も危ないですよ」

それからわずか数分後、それが現実になるとは・・・・

「うわああああ~っ」

手を滑らしてs-stickを氷穴の中に落としてしまったのだ。
これには激しく動揺した。まだ使い始めて一時間しか経っていないのに
大変な手間暇をかけてsinさんが作った電動竿を・・・
自分に大きく失望した。しかし、まだ望みはある・・・
過去に何度か成功例がある救出を試みた。



サブで用意していたスピニングリールタイプの竿の仕掛けを
氷穴に投入、錘を着底させ、小刻みにしゃくると手応えがあった。
ゆっくりと慎重にリールを巻き上げた・・・そして
ついにs-stickが氷穴から顔を出した。
感激の瞬間だった。昨年のチリ落盤事故で
救出された作業員を思い出してしまった。

これが、この日、最大の事件、そしてミラクルだった。
呆気にとられたsinさんとゴルゴさんの顔が忘れられない。

この後、ゴルゴさんが落としたハサミと仕掛けも
釣り上げるオマケまで・・・



さて、肝心の釣りの方は、ゴルゴさんが出だしからラストまで
好調をキープ、230匹を記録。自分が181匹、sinさんが150匹
という結果となった。ゴルゴさんには引き分けを挟み、屈辱の2連敗となってしまった。


↑ゴルゴさんトリプル!

午後3時、終了。数、サイズとも昨年には及ばなかったが
充分にかなやま湖のワカサギ釣りを堪能できた。



帰りにsinさんの伯父さんのお宅にお邪魔し、あたたかいコーヒーを
ごちそうになり、オマケに冷凍のワカサギまでいただいてしまった。
本当にありがとうございました。


色々アクシデントはあったけれど、楽しかった。
三人は幸せな思いで帰路についた・・・が

これで事件は終わりではなかった。
車を15分ほど走らせた時、

「ああ~っ」

sinさんが叫んだ。伯父さんの家に防寒ジャケットを
忘れたというのだ。鹿越大橋で置き去りをされたsinさん、
最後はsinさんがジャケットを置き去りにしてしまった(笑)

その後すぐに引き返しsinさんの伯父さんの家から
ジャケットを受け取り今度は本当に帰路についた。


この日の事は一生忘れないだろう。
最高に楽しかった思い出として。



ゴルゴさん、sinさん、sinさんの伯父さん、ありがとうございました。


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事件は氷上で起きている!!「かなやま湖ワカサギ事件」Part.1

2011-02-06 | 釣り
2011年2月5日(土曜日)ワカサギダービー4戦目は
昨年、良型を爆釣した「約束の地」かなやま湖への釣行だった。

メンバーはゴルゴさん、sinさん、自分の3人。
レギュラーメンバーのK師匠はサクラマスを求めて太平洋に旅立っていた。

家を5時30分に出発、8時50分にかなやま湖に到着。
湖に架かる鹿越大橋の眼下に無数のテントとワカサギ小屋が林立、
ここで車を降りて写真撮影・・・これが事件の始まりだった。



写真撮影を終え、橋を渡り300メートルほど走ったところで
右手に駐車場らしき場所が見えた。

「sinさん、ここですか?」

運転手のゴルゴさんが後部座席のsinさんに声をかけた。
が、応答がない。

 「ここでいいですか?」

再度声を掛けたが、やはり返事がない。
?と自分とゴルゴさんが後ろを振り向くと

後部座席にはsinさんのジャンバーだけがポツンと残され、
肝心の本人の姿が無かった!!!

さっきの橋にsinさんを置きざりにして車を発進してしまったのだ。
急いで橋まで引き返すと、sinさんが苦笑しながら歩いていた。

「冗談かと思いましたよ・・・」

sinさんの顔は笑っていたが、目は笑っていなかった。

ゴルゴさん、早く釣りたいのは分かりますが
気がはやりすぎです。



金山湖ワカサギ事件、これはまだ単なる序章に過ぎなかった・・・



氷上には60張りほどのテント、その半数近くが手作りの常設小屋だ。
地元にお住まいのsinさんの伯父さんの小屋もある。
わざわざ使っていた小屋を空けていただいたが(感謝です)
三人だとさすがに狭く持参のテントを張ることに。



さあ、実釣開始!あらたな事件、そして奇跡が起こる・・・?


Part.2につづく・


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