中学2年の頃、世の中は深夜放送ブームの
真っただ中だった。
ラジオを聞きながら勉強する「ながら族」という
言葉が流行していた時代だ。
自分もご多分にもれず深夜放送に夢中になっていた。
流行りの音楽はもちろん、リスナーからの
人生相談、ドクトルチエコの性教育コーナーなど
多感な中学生にとって深夜放送は刺激があり、
社会勉強にもなった。
そんな時、それからの自分に多大なる影響を
与える事になった曲に出会う。
よしだたくろうの「今日までそして明日から」
という曲だ。
それまでフォーククルセダースや岡林信康で
フォークソングと言われるものは聞いていたが
「今日まで~」は、メロディも歌詞も新鮮で
明らかにそれまでのフォークソングとは違った。
長髪でベルボトムのジーンズをはく自由奔放な
ちょいワル兄貴は本当にカッコ良く、
あこがれの存在になった。
1984年12月、札幌のススキノを妻と歩いていた時、
偶然に拓郎とすれ違った。コンサートを終え、スタッフと
打ち上げに向かうところだったのだろうか。
憧れの拓郎を目の当たりにして大興奮、その後、拓郎たちは
当時ススキノにあったペニーレーンというパブに入店、
自分たちも店に入り、妻に頼んでメモ帳にサインをしてもらった。
何となく照れ臭かったからだ。
今は直接もらっておけば良かったと後悔している。
この頃の拓郎は今と違って髪の毛もふさふさ、
原田真二に酷評されていたカーリーヘアの頃だ。
翌年、10年ぶりに「つま恋ライブ」を開催、
映画「幕末青春グラフィティRonin坂本竜馬」にも
高杉晋作役で出演した。演技はどうだろう・・・
やはり歌ってた方が・・・
ちなみに坂本竜馬役は武田鉄也だった。
明日4月1日からさっぽろ東急百貨店9階催事場で
「吉田拓郎展 タクロニクル」が開催される。
デビューからの40年をイベントや秘蔵映像で綴る
拓郎ファンにはたまらない企画だ。
週末は行きますよ!!
吉田拓郎展は4月7日まで。
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