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WESTERN WINDS 

我が家に生息する「いきものがたり」と自然観察、時々「釣り自慢」

My Favorite Gallerry 「北の動物おりがみ」

2010-04-17 | アート


札幌らしい商品デザイン案を全国公募した
「札幌スタイル・デザインコンペティション2008」で佳作入賞した
「北の動物おりがみ」を紹介します。




この作品は会社の女性スタッフが製作しました。
北海道に生息するキタキツネ・エゾフクロウ・エゾリス
・ヒグマの4種類の動物を折り紙にデザイン化したもので
誰でも簡単に作ることができます。
最近、商品化となり海外からの観光客や子供たちに
よろこんでもらえそうな札幌の新しいおみやげとなりそうです。

現在、海の動物シリーズを製作中とのこと、
そちらも楽しみですね。




折り紙は「北海道開拓の村」などで販売中。
折り紙8枚、完成品を飾るシートとセットで300円です。






先日、またエゾリスがやって来ました。3日連続の来訪です。
折り紙とどっちがかわいいかな?



今度こそしっかり撮影しようと玄関を出て裏庭に・・
見当たらないと思ったらサクランボの木に登っていました。
カメラを構える間もなくスルスルと下りて
防風林へ帰って行きました。
この時はまだ雪が残っていますが、この後の雨ですっかり解けました。


エゾリス君、また遊びに来てくれるかな?


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ありがとう!くろくま君

2009-12-19 | アート



先日、くろくま君が4ケ月ぶりに来社してくれました。
もちろん、そらさん、とらさんもご一緒です。
しろくま君は、ちょっと所用でお家で留守番との事でした。
そう言えば、初めてしろくま君に会った時は、くろくま君が
留守番でした。





今年もくろくま君たちは、そらさんとともに大活躍。
道東の方にも温泉やスイーツの取材、撮影に行っていただき、
十勝の魅力を伝えてくれました。






そして、この日もくろくま君は、たくさんの人たちに
夢や優しさを届けるため、スタッフと熱い議論を交わしてくれました。
ありがとう、そしてこれからもよろしく!
(しろくま君にもよろしく!)








我が家に、くろくま君と同じフェルト人形のリンちゃんが
誕生しました。娘の製作です。




おあずけっ!



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ランチタイムカメラマンが行く! 「初冬の北海道近代美術館」

2009-12-08 | アート



12月4日、昼休みに会社から歩いて5分の北海道近代美術館へ。
前庭はうっすらと雪化粧、久々に青空が広がっていた。




11月末まで開催していた「ルオー展」に行きそびれてしまった。
現在は「シャガールとパスキン」展が開催中。




昼になっても氷点下より上がらず、池には氷が張っていた。

新宮 晋「風の対話」




池の底に沈む枯れ葉、表面の氷に閉じ込められた枯れ葉、
そして氷の上に落ちた枯れ葉・・・三態の枯れ葉と池のオブジェが
不思議なハーモニーを奏でる。





風の力で羽根が回り、フォルムを変える作品。巨大な竹トンボのようだ。
新宮 晋「光のリズム�」




どんな苦境でも生き抜こうとする母子の姿。
本郷 新「嵐の中の母子像」





S字アームがモーターの動力によって回転すると
錯視によって、生き物のように上へ上へと昇って行くように見える。

伊藤隆道「回転螺旋」




威風堂々とした流政之「雲の砦」




山内荘夫「子を守る母たち」




合掌造りをイメージさせる大屋根が青空に映える。


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yuppie(ゆっぴー)さんの手作りストラップ!

2009-11-12 | アート


先月、yuppie(ゆっぴー)さんから手作りの
革製ストラップをいただきました。
これはカメのストラップ。それぞれ表情が違い
甲羅にはハートや髑髏のデザインが施され、
ポップで可愛いキャラクターに仕上がっています。



全長3センチほどですが、リキテックスでとても丁寧に
ペインティングされています。



こちらはネコのストラップ。カメと同じく4つとも
異なるデザインで、お腹の所にティア‐ドロップや
金魚、クローバーのデザインが。yuppieさん独自の
センスが光る作品です。

yuppieさんには以前、我が家で飼っている
ツノガエルをモデルに革製のカエルを製作して
いただきました。今はすっかり我が家のファミリーの
一員となっています。



実は、このストラップ、yuppieさんにめのうを
プレゼントしたお礼でいただいたもの。砂浜で
拾ったものなのに・・・yuppieさん、あらためて
ありがとうございました。

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My Favorite Gallerry フライマンイラストレーター 「サトウヒデユキさん」

2009-08-25 | アート

                                             (200×150)

広告や「NORTH ANGLER」などの雑誌で活躍されている
札幌在住のイラストレーター、サトウヒデユキさんからいただいた作品をご紹介します。

この作品は、釣りをテーマにした本の挿絵として描かれたもの。
ヤマメの質感や渓流の情景が見事に表現されていて
モノクロながらカラー作品以上に色の深さや、シズルを感じさせます。

サトウさんはフライフィッシングが趣味、アングラーならではの
視点と観察力が作品にも生きているのでしょう。
残念ながら、まだ釣りをご一緒した事はありませんが、
作品同様、華麗なフォームで繊細にポイントをトレースする姿が
思い浮かびます。




                                             (200×150)

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My Favorite Gallerry 「望月通陽さん」

2009-04-20 | アート



望月通陽(もちづきみちあき)さんは染色、陶芸、ガラス絵、紙版画、リトグラフ、木彫、ブロンズなど
多様な技法により独自の作品世界を築いている静岡在住のアーティストです。
「宮本輝全集(全14巻)」「ミラクル」辻仁成著など装丁も数多く手がけており、'95年講談社出版文化賞
ブックデザイン賞を受賞、2001年、ボローニア国際児童図書ラガッツィ賞を受賞。他にも舞台美術、
広告、CD装丁と幅広い分野で活躍されています。

ラスコーの洞窟壁画のようにプリミティブで、詩情あふれる作品は、すべての時代、
人種を問わない共通のメッセージを持っているような気がします。


写真の作品は、14年前に望月さんが仕事で来札された際、釣り好きの自分に作っていただいたものです。
型染めの手法を用いたもので、サイズは680mm×450mm
「お金に困った時に売ってください」なんて冗談をおっしゃっていましたが
もちろん、家宝として大事にさせていただいています。




作品集「サリーガーデン」と「クリスマスの歌」



 
私設書局 THE CALYPSO PRESS 「DIE DREI GRUNEN ZWEIGE」


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My Favorite Gallerry 「城谷斉彦さん」

2009-04-09 | アート


先日、仕事でお世話になっている横浜在住のイラストレーター城谷斉彦
(じょうやなりひこ)さんからオリジナルマグカップをいただいた。
テーブルウェアのメーカーNIKKO(ニッコー)と城谷さんのコラボレーションで
開発された商品です。昨年は同シリーズのプレートをいただきました。

城谷さんは広告、出版をはじめ、カレンダー、壁画制作、オリジナル
商品デザインなど、幅広い分野で活躍されている方です。
鮮やかな色彩と繊細な曲線で描かれている城谷さんの作品は物語性があり、
やさしく、夢があふれるファンタジーの世界へ誘ってくれます。


昨年、東京新宿タカシマヤで開催された城谷さんの個展「FLOWER HEART」
(城谷さん撮影)


函館にあるショッピングセンターのポスターのための作品

城谷さんの作品は、どこか懐かしく、子供の頃に見ていた夢のような
お伽の世界のようです。どうやってこの美しい世界観が生まれたんだろうと
興味があったのですが、一昨年、城谷さんにお会いしてその答えが
見つかったような気がしました。城谷さんは少年のように澄んだ目を
持った、春風のように爽やかな方だったのです。


7日に城谷さんから送っていただいた東京中目黒の桜の写真です。
行燈の明かりと桜が幻想的な世界を創っています。
先日の桜の開花予想によると、札幌の開花は5月2日とのこと。
まだ3週間も先です。



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ベルツノ「コロッピ」に息子誕生!?

2009-04-02 | アート


4月1日、エイプリルフールの日。
我が家に新しい家族が加わりました。

彼は、この小さなカゴに入って
はるばる東京から旅をして来たのです。



さあ、恥ずかしがらないで出ておいで。



はじめまして、コロッピジュニアの「ちびコロ」です。



「ちびコロ」は東京のクリエーター
 yuppie(ユッピー)さんの作品です。

ひと月ほど前、ベルツノガエル関連のサイトを
探していて、偶然yuppieさんのブログを発見!
そこに掲載されていた革製ベルツノガエルの
可愛さに感嘆、我が家のベルツノガエル「コロッピ」を
モデルに創っていただけないかとお願いしたところ
快諾していただきました。

ちびコロは、手足の細部までとても精巧にできてますが
すべて革製です。プレートもオリジナル、コロッピの
本名?「コロコロ コロッピ」と英文字で入っています。
想像以上の可愛さで、家族みんな大感激です。
ちびコロは16年前、初めて会った時のコロッピに
そっくりなのでした。




カエルの質感が見事に再現されています。

 

どこから見てもかわいいでしょ。

そして、ついに



コロッピと感激のご対面!
コロッピはちょっと照れくさそう?



我が家のベルツノファミリー大集合です。
今年のエイプリルフールは新しい家族が加わった
記念日になりました。



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モノクロームの彼方にあるもの

2009-02-09 | アート


日本広告写真家協会(APA)北海道支部の写真展
「モノクローム」を覗いてきた。15人の広告写真家の
モノクロの作品が展示されている。

モノクロ写真の魅力は、色に惑わされることなく、被写体
の持つ本質的な姿を切り取れるところだろうか。優れた
作品はカラーの作品以上に深い色を感じさせる。
11日まで4plaホールで開催中。



写真展に行く途中、ちょいと雪まつりを・・
そこで雪像の案内板を見て気づく!前回、谷本選手と
思っていたのは上野雅恵選手だった。不細工で似ていないと
ブログに書いてしまったが、上野選手には似てるかも。
と言うと上野選手が不細工ということ・・・
それも問題アリですね。やはり似てないという事で。





雪像はやはり夜がいいですね。




昼飯ついでに。紅葉狩り&アート探訪

2008-10-27 | アート

北海道近代美術館


先週、知事公館の庭園で雪虫が飛んでいた。
雪虫はトドノオオワタムシというアブラムシ科の昆虫だが、
夏の間にトドマツの根にいたものが晩秋にヤチダモに
いっせいに移動するという事だ。
確かに知事公館にはヤチダモの木がたくさんある。
雪虫は冬の使者というイメージがあるが、28日
には札幌に初雪が降る予報が出ている。

今日は、お昼休みを利用して知事公館、近代美術館へ
紅葉狩りに・・・


知事公館の庭園の木々はすっかり紅葉していた。
全体的に茶系が目立ち、赤系が足りない。


安田侃「意心気」バックの紅葉で作品の
表情も変わる。屋外の彫刻は周りの風景も
作品の一部だ。


新宮 晋「風の対話」


流政之「雲の砦Jr.」


伊藤隆道「回転螺旋」


本郷新「風の中の母子像」

2週間ほど前に見た中山峠の紅葉が今ひとつと
前にブログで書いたが、街中の紅葉も昨年と比べると
やはり赤が不足していて物足りない。
美しく紅葉する条件は、日中に十分な日光に当たる事、
大気が乾燥している事、そして夜間に冷え込む事だそうだが
今年はダラダラとした残暑があり、夜もそれほど
冷え込むことが無かったような気がする。
先週金曜の北海道新聞夕刊に、キノコも今年の道内は
9月の高温、少雨で不作だという記事が載っていた。


友人のK君から送られて来た見事な落葉キノコの画像。
9月の末に月浦で収穫したもの。
この時は二袋ほど穫れたそうだ。本人は食べないので、
いつもご近所にあげるとの事。うーん、羨ましい。
今年は一度も食べる事ができなかった。


あと数日で11月、これからは街路樹のイチョウが
黄色く染まる。街が白い世界になる前の紅葉をもう少し
楽しみたいものだ。


昼飯ついでに。 アート&歴史文化探訪の旅 Part 2

2008-09-11 | アート


知事公館の庭は、桑園として開墾された当時から
残っている樹林地で2.8haと広大だ。
樹木は5.700本あり、種類もハルニレ、イチイ、
ドウタンツツジ など、木に付いたプレートを見て
数えただけでも20種類以上もあった。中には
樹齢150年のものもあるようだ。
ここの木々たちは、札幌の開拓、発展の歴史を
静かに見守って来たのだ。



この敷地内には、世界的に活躍する二人の彫刻家の
作品が設置されている。一人は、美唄市生まれで現在は、
北イタリアのピエトラサンテにアトリエを構えている
安田 侃(やすだ かん)さんの代表作で「意心気」
という白大理石の作品だ。氏の作品は、北海道はもとより、
東京、イタリア、オーストラリア、イギリスなど
世界各地に設置され、自然環境に調和した空間を
創出している。「妙夢」という、もうひとつの代表作品が
JR札幌駅の東口に設置している。

 
安田 侃「意心気」

子供たちにも大人気だ。

そして、北海道にたくさんの作品を残している
彫刻家、流政之(ながれ まさゆき)氏の作品だ。
氏は1923(大正12)年長崎県生まれ。
ニューヨーク貿易センタービル前に「雲の砦」という
作品が設置されていたが、9.11同時テロの際に、
作品は無事だったものの、救出活動の障害になる
という事で撤去されてしまった。
現在は、隣にある近代美術館に、このミニチュア版の
「雲の砦JR.」が設置されている。
4年前に札幌、小樽を中心に、『NANMOSA流政之展」が
行われ、小樽での氏トークショーを聞きに行った。
80才を超える高齢というのにとてもパワフルで
ダンディーだった。一言でいうと、かっこいい方だった。
ここに設置しているのは、「サキモリ」という
ブロンズ作品。平和を守る防人の意だろう。
氏は、青年時代に刀鍛冶の経験があることから、
SAMURAI ARTIST という異名を持つ。
札幌市内には、JR札幌駅、ホテルニューオータニ、
狸小路6丁目にも作品が置かれている。

 
流 政之「サキモリ」

知事公館内に「妙夢」のミニチュアが展示されている。


北海道近代美術館の庭に設置されている「雲の砦Jr.」
この日はちょうど休館日だったので、フェンス越しに撮影。


三岸好太郎美術館も隣接している。


このほか、知事公館内にも各室に数々のアート、
工芸品が飾られている。日本画家、岩橋英遠の
素晴らしい作品もあった。一丁西に行くと、
北海道立美術館もある。芸術の秋、
一度足を運んでみては。


昼飯ついでに。 アート&歴史文化探訪の旅 Part 1

2008-09-10 | アート


今日は、あまりに天気が良いので、コンビニの弁当を持って、
会社から歩いて5分程にある北海道知事公館に行ってきた。
ここへは14年前に来て以来だ。知事公館の敷地一帯は、
荒野を開墾して桑苗を植え桑園を経営していた後で、
ここから北側にかけての地区は「桑園」(そうえん)と
呼ばれている。チューダー様式の洋館は、開拓使を辞め
養蚕業を営んでいた森源三氏の邸宅だったということだ。
その後、三井合名会社の別邸として使われ、現在は「知事公館」
として会議や行事に使われている。誤解をしている人も
多いのだが、高橋はるみ知事がここに住んでいる訳ではない。

 


14年前に来た時は、当時勤めていた会社で海外の
研修生を受け入れる事になり、ここの庭で行われた
歓迎セレモニーに出席した。
ガーデンパーティーで、各国の青年が20数名おり、
アカデミッックな雰囲気がとても印象的だった。
その研修生は、サンパウロ大学を出て銀行に勤めていた
ブラジルの日系3世の青年で研修後、CG(コンピュータ
グラフィック)制作の会社に就職、3年修行を積んだ後に
故郷サンパウロに戻り、同じコンピュータの業界で
活躍している。彼は礼儀正しく、とても優秀な青年だった。


「桑園碑」桑園の由来を記録し、後世に伝え残すため昭和40年建立
揮ごうは、町村金五(第2代北海道知事)町村信孝氏の父である。


今日来て初めて分かった事なのだが、知事公館構内には、
擦文文化(さつもんぶんか)期の竪穴住居跡が残っている。
案内図によると17箇所あるはずだが、はっきりと分かったのは
4つだけだった。擦文文化時代は「縄文時代」「続縄文時代」に
続く北海道・東北特有の文化期で、奈良時代(8世紀)頃に
あたるそうだ。ヘラで擦ったような文様が付いていることから
「擦文」と呼ばれている。
今年春に行った野幌の「北海道開拓記念館」で擦文土器を見たが、
デザイン性はあまり高くなかった印象がある。それにしても、
こんな身近なところに遺跡があったのは驚きだった。


千年も昔にこの場所で鮭などを食料に暮らしていた人達がいた。


我が家の裏庭でも竪穴式住居跡を発見!?