WESTERN WINDS 

我が家に生息する「いきものがたり」と自然観察、時々「釣り自慢」

山菜 バンザイ おばんざい!

2009-05-31 | 自然



今週はそろそろ海へ、と企んでいたのだが無情にも海は大荒れとの予報、
泣く泣く釣りを断念し、川の下見を兼ねて新十津川へフキを採りに行って来た。

昨夏、北海道はセミが少なく、セミの声のない静かな夏だったが
道民の森を過ぎたあたりからエゾハルゼミの合唱が聞こえてきた。



この一帯は蕎麦畑が広がる。夏には白い花が咲く。




一時間ほどで川に到着。濁りはないものの水量が多く、釣りにはまだ少し
早いだろう。釣り人の姿も見えなかった。




笹やぶを漕ぎ、シラカバ林を抜け、毎年収穫している
フキのポイントへ・・エゾハルゼミの合唱がだんだん大きく
なってきた。



ウェーダーを履き、川の中洲のフキを収穫。状態の良さそううな
ものをナイフで根元から切り取り、中がキレイなものを選別する。

この日は気温が22度、ウェーダーのほか、防虫のためにウインド
ブレーカーも着ていたので、あっという間に汗だくになり、へとへとに。
川の流れが強いので、フキを抱えながら岸に戻るのにひと苦労をした。




中洲で育ったフキは瑞々しく状態の良いものが多い。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここで今年初めて見る野草、花を数種類、見つけることができた。



<オオバナノエンレイソウ>
褐紫のエンレイソウよりも花が大きく華やかだ。




<ニリンソウ>




<トキワイカリソウ>
船の錨から付いた名前らしいが、優雅で美しい花だ。




<タチカメバソウ(立亀葉草)>
カメの亀甲文様に似ている?



ナミテントウのようでもあり、フジハムシのようでもある。正体不明。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


夜はフキを茹で、シーチキンと一緒に煮つけを。もちろん
行者ニンニク醤油を隠し味に。
他に、前日茹でて灰汁抜きをしておいたワラビで3品ほど作り、
山菜三昧の晩ごはん。やはり旬のものは旨い。




○フキの煮つけ○ワラビのタタキからし醤油和え○わらびのタタキ納豆
○ワラビのタタキとカツオ節





にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村

円山公園は、トトロの森?

2009-05-30 | 暮らし



今日は、早朝8時から円山にある病院で年に1度の
人間ドックに行って来た。
身体計測、視力、聴力、血液検査、レントゲン、超音波
心電図など15項目の検査を受けるのだが、何と言っても
最大の難関は・・胃カメラだ。

昨年は別の病院で胃カメラを初めて体験、使用する内視鏡が
細く楽だというので、鼻コースを選択したのが大間違い、
自分の鼻腔が先天的に変形し、狭いということと、担当医の
未熟な技術のおかげで大変な目に遭った。モニターの映像は
どうみても鼻腔は内視鏡よりも狭いというのに無理矢理、
グリグリと押し込もうとするのだ。しまいには鼻血が・・・
「無理ですよ、止めましょうよ」こちらからお断りし、喉からの
挿入に変更してもらった。

今年は、その胃カメラも無事にクリア、11時には
すべてのプログラムを終了。2時からの医師説明まで
時間があり、天気も良かったので、昼食の後、
円山公園を散策した。




円山公園の入り口近くに来ると、どこか懐かしい、やさしい
音色が風に乗って流れて来た。
それはオカリナの音だった。初老の男性が切り株に腰かけて
演奏していたのだ。オカリナはトトロの森のように緑に包まれた
この公園によく似合う。お母さんと散歩に来ていた
小さな女の子が、その美しい調べに誘われて駆け寄って行った。
いつまでも聴いていたい癒される響きだった。


カキドオシ





円山には、人気のレストランやカフェ、スィーツの店が
たくさんあるが、前から気になっていたのが、ここ。
北海道のかりんとう屋「北かり」だ。昭和6年に旭川で
創業した老舗だ。札幌市内には円山店を含めて5店舗ある。



今日、初めて食べたのだが、甘みを抑え、風味、食感良く
かりんとう好きの自分としても納得の逸品。小麦をはじめ、
北海道の素材にこだわっているところもうれしい。



2時からの医師説明では、特に問題なし。おおむね健康
という事でひと安心。美しいオカリナの音色と、美味しい
かりんとうを味わえ、幸せな1日となった。



高さ19メートルの北海道神宮第一鳥居

にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村

ランチタイムカメラマンが行く2 「札幌市資料館」

2009-05-27 | イベント・文化



今日は、会社から歩いて3分にある大通13丁目の札幌市資料館へ。
パンフレットによると、この建物は、現在の高等裁判所にあたる
控訴院として大正15年に誕生。昭和48年に裁判所合同庁舎が
新設され移転したため、その後札幌市資料館として活用されている
とのことだ。




外壁は、札幌軟石と煉瓦を交互に組み合わせて積み上げている




正面玄関のひさし部分中央に「目隠しされたギリシャ神話の法の女神」が
彫られている。その下に「札幌控訴院」の文字。そして左右には「公平を
表す秤(はかり)と正義を表す剣を組み合わせた文様が配され、
さらに奥壁の左右には「真実を照らす鏡」が彫りこまれている。





ちなみに入館料は無料。月曜定休なので気をつけて。







「刑事法廷展示室」では控訴院時代の法廷を再現。おごそかな雰囲気だ。




「法と司法の展示室」では、今月からスタートした裁判員制度の
啓蒙として模擬裁判に裁判員として疑似体験できるコーナーがある。
パソコンを使ったロールプレイングなので気軽に参加できそうだが
20分ほどかかるという事なので今日はパス。
ケースに展示している黒い服は、戦前、弁護士が着用していた
法服。

裁判員は、選挙人名簿から1年分ずつクジで候補者が選ばれる。
一年に300人から600人に一人の割合で候補者になるようだ。
成人になってから70歳まで50年で見ると、一生のうちで
候補者として裁判所に呼ばれる確率は6~12人に一人となる。
けっして他人事ではない。





「おおば比呂司記念室」では、札幌出身の漫画家、おおば比呂司さんの
作品を数多く展示している。絶筆となった絵が残されているアトリエも
再現されている。
ユーモラスで、ほのぼのとあたたかい、おおばさんの作品で最初に
思い出すのは、子供の頃から食べていた「わかさいも」のパッケージの
イラストだ。洞爺湖と屋台を引いたおじさんの絵で構成されている。
北海道人にとっては一番なじみが深いのではないだろうか。

昨年、「没後20年回顧展」が行われた。享年66歳だったという。




裏庭はサラリーマンやOLの憩いの場になっている。
秋は紅葉が美しい。



にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村

雨のワラビ林は大騒ぎ

2009-05-23 | 自然



週末は雨の天気予報。朝6時半の時点では雨が
止んでいたので、ロッキーの散歩を終えた後に
ちょっくらワラビを求めて林を散策・・・





マイズルソウ(ユリ科)


カキドオシ(シソ科)


オオアマドコロ(ユリ科)



いつもの場所は、すでに人が入った後のようだったので
今日は初めてのポイントに・・・

数種類の小鳥たちのさえずり、ウグイスのお決まりの鳴き声と、
一定の間隔で聞こえてくるエゾコゲラの木を突く音、
そして、カエルの大合唱をBGMにワラビを探す・・・










ホウチャクソウ(ユリ科)

今日も林の中で美しい花をいくつか見つけた。
花壇に咲く花たちのような華やかさはないけれど
自然のロケーション、ステージがその美しさ、
存在感を際立たせる。



ワラビは思った以上に収穫できた。20~30cmの上等なワラビだ。
煮つけ、ナムルのほかにレパートリーを増やしたいところ。







家に帰ると、裏庭のガーデンテーブルにアカゲラが
エゾリス用に置いてあるクルミを食べに来ていた。
窓ガラス越しなので画像がイマイチ。




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村

ランチタイムカメラマンが行く!「春の知事公館」

2009-05-20 | 自然



今日は久しぶりに昼休みを利用して知事公館へ.

東屋でお弁当を食べている人

犬の散歩をしている人

スケッチをしている人

ベンチで本を読んでいる人

ここは、時間がゆったりと流れる。

春の光が降りそそぎ

やわらかい風が吹いていた。




生まれたての新緑がまぶしい。





遅めの桜が満開。
サラリーマンが大の字に横になっている。
気持ち良さそうだ。



あっ、シャッター音で起こしてしまったか!
申し訳ない・・・
彼はこのまま起き上がって
立ち去ってしまった。

それとも、もうそろそろ会社に戻る時間か・・・




赤や紫のツツジが鮮やかだった。
ツツジはどれも似ていて種類がよく分からない。


霧島ツツジ?


ヤマツツジ?




ランチタイムカメラマン、次回は「大通り公園」に出動の予定。


にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村

マガレイ爆釣!「母なる噴火湾」の巻

2009-05-17 | 釣り

豊浦町全景


5月16日、生まれ故郷の豊浦町にマガレイ釣りに行って来た。
小学の頃から港でチカやガヤなどを釣っていたが、豊浦の船釣りは
中学の頃、仲間と宗八釣りをして以来なので、30数年ぶりとなる。

母なる豊浦の海は、やさしく迎えてくれるだろうか・・・




K師匠と4時に出発、中山峠を降り、途中、喜茂別川をチェック。
ユキシロはずいぶん落ち着いたようだ。本格的な渓流釣りのシーズンも
まもなく始まる。




冒頭の豊浦の写真を撮ろうと車を停めたらキタキツネが
エサをもらおうと寄ってきた。




6時20分、豊浦フィッシャリーナに到着。ここは係留、陸置合わせて85隻のボートを収容できる。
早朝で交通量が少なかったこともあり、2時間半ほどしかかからなかった。



この日乗ったボート、船長は弟。先月2級船舶の試験を受け、
3日前にライセンスを入手したばかり。試乗はすでに済ましたらしいが
本格的なクルージングは初めてとなる。念願のマイボートでの
処女航海は特別な思いがあったはずだ。


YAMAHA-SRV(定員6名)




いよいよ出発。その表情は緊張の面持ちか、それとも余裕の笑顔か。
まずは最初のポイント、一番磯に向かった。




一番磯では反応が鈍く、1時間ほど粘ったが、K師匠が20センチほどの
マガレイを一枚上げただけで、アタリがほとんどない。

それでも、こんな天気の良い日には海に漂っているだけで
心が癒されていく・・・いや、やはり釣果にもこだわらなくては
・・・という事で大岸方面に移動。



ここでは結果が出た。35~40センチのマガレイ良型を7枚、
20センチの手のひらクラスをスナまじりで27枚上げ、大満足の釣果。


抱卵のマガレイは煮つけが旨い。



K師匠は、ヒラメも探ったが反応なし、マガレイは20数枚
上げた。弟も20枚程度の釣果、3人とも満足の釣りとなった。
そして、ボートは何とも快適、弟の操船も見事だった。

やさしく迎えてくれた故郷の海・・・やはり豊浦はいい。

この後、札幌に戻って7時から会社の同僚の結婚式・・・
ちょっと疲れたが、ハッピーな一日となった。


豊かな海と山に恵まれた豊浦。昨年、サミットを開催したウィンザーホテルが見える。



よろしければワンクリお願いします。
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へにほんブログ村




小樽のカレイよ!「俺は待ってるぜ」

2009-05-10 | 釣り



5月10日、Iさんに誘っていただき小樽マリーナオーナーズクラブの
カレイ釣り大会に参加した。
天候は曇り、2、3メートルの風、波は多少あるものの、釣りには問題なし。
先週の苫小牧に引き続き好結果となるか・・・
それとも、手のひら8枚に終わった3月28日の二の舞になるか・・
裕次郎だけが知っている・・・?



Iさんのボート。昨年リメイクし、船体全体にシロナガスクジラが
デザインしてある。大海原をクジラが疾走するのだ。大物を釣り上げたい・・
というIさんの思いがこもっているそうだ。ペイントではなく、
シートラッピングを施してある。美しいデザインだ。



6時半にマリーナを出発、大型イシモチが期待できるという
オタモイ海岸に向かった。



17分でオタモイ海岸に到着。お伽の世界のようなリゾート基地が
あった「夢のオタモイ遊園地」を偲ばせる竜宮閣跡と展望所が見える。
いまでもオタモイ地蔵尊があるが、数年前のがけ崩れで立ち入り禁止
になっている。

さあ、釣り大会のスタート、11時30分に計量なので
11時前にはマリーナに戻らなければならない。正味4時間位の勝負だ。

勇んで仕掛けを下ろし、誘いをかけるが…釣れない・・・アタリがない・・・
たまにアタリがあっても手のひら以下ののマガレイ、クロガシラ、スナガレイ、
そしてギスカジカだ。



一時間が経過した頃、ついにIさんに40センチのカワガレイが上がった。
その後、自分にも30センチほどのイシモチが上がったが、このサイズでは
お話にならない。Iさんは、その後も良型のクロガシラをあげた。
Iさんのご友人二人のメンバーも自分と同じく苦戦が続く・・・


 

 

Iさんが釣ったカワガレイとクロガシラ(上)自分とIさんが釣ったアブラコ



残り1時間を切ったところで祝津に移動、ここではメンバー全員
小型ながら数を上げることができた。しかし、ようやく調子が
出てきたところで時間となり、無念の帰港。



結局、自分は手のひらマガレイ、クロガシラ12枚、40センチの
アブラコのみと惨敗。Iさんは40センチのカワガレイでオーナー賞2位を
見事に獲得!ほかの2名の方は自分と同じような釣果だった。




このままでは終わらせないぞ・・・と裕次郎に雪辱を誓い
小樽を後にした。



よろしければワンクリお願いします。
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へにほんブログ村


春になれば、すがこもとけて、ワラビだのタランボだの・・・

2009-05-09 | 自然


今日、K師匠とゴルゴさんは、青山、一番川方面へウドを
求めて出かけていた。残念ながら、自分は所用で一緒できなかったが、
先日、一度下見をしていたワラビとタランボがそろそろ
収穫時期だろうということで、近くの林に・・・



読み通りに、ワラビのこぶし状に巻いた新芽がいい感じに伸びていた。
20~30センチのものを収穫。ワラビ探しは、目線をワラビの高さに
合わせるのがコツ。今の時期は雑草がまだ伸びていないので
比較的探しやすかった。



約1時間ほどで、レジ袋に一杯を収穫できた。山菜の中でも、とりわけ
フキとワラビが好物なので、力が入った。煮つけ方はほとんどカレイと
同じ。アゲや蒲鉾天ぷらと一緒に煮つけている。自分は、隠し味に
行者ニンニクをたっぷり漬け込んだ生醤油を使っている(おススメです)




たんぼのあぜ道に咲いていたツボスミレ(スミレ科)
1センチに満たない小さな花だ。







タランボもジャストタイミング!一日遅かったら、危なかった。






にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村

超大型マガレイの季節がやって来た!

2009-05-06 | 釣り



さあ、今年も浜厚真沖の大型マガレイの季節がやって来た。
マガレイは船釣りの中で最も気に入っている釣りなのだが、5月の上旬から
中旬は、沖から産卵のために岸寄りする抱卵の大型マガレイが狙える
カレイ釣りのゴールデン期間なのだ。

5月5日午前2時半、苫小牧西港に向けて出発。今回のメンバーはK師匠、
兄の三名。K師匠は2日にも行っていて好釣果だったという事で
期待が高まっていた。さて、釣果のほどは・・・




苫小牧西港を4時45分に出航、多少の風と波はあるものの、思ったよりも
気温も高く、絶好のコンディションだ。船は一時間ほどで現場到着、
すでに20隻程の釣り船、ボートが集結していた。
イソメをセットし、仕掛けをおろし、いよいよ大型マガレイ釣りのスタート。
誰もが一発目は自分に来い!と願う。

運良く、一匹目は自分に来た!が、しかし、25センチの手のひらより
やや大きめといったサイズ。それでもマガレイ2匹目は・・・



大型マガレイが来た!36センチある。この後もカジカの猛攻の合間を縫って
30センチクラスのイシモチが立て続けに上がった。



K師匠にも大型マガレイが上がった!この日、K師匠はマガレイ10枚
イシモチを14枚上げた。船中の竿頭だったはず、さすがだ。カレイは
誘いと仕掛けがポイントだが、師匠の小突きには秘められたテクニックが
あるはずだ。



K師匠が上げた50センチクラスのイシモチ。はた目から見ても強烈な
引きだった。

自分と師匠が順調に釣果を上げている中、大型マガレイ釣り初挑戦の兄は
苦戦が続いていた。K師匠と自分に挟まれていたが、両側ばかり釣れていて
心中穏やかな訳もなく、相当焦りがあったはずだが・・・



7時40分、ついに待望の大型マガレイを上げた。K師匠も自分も
気が気でなかったので、一安心。あと一時間も釣れなかったら
相当気まずい空気が流れていたはずだ。

この後、兄は、大型マガレイを一枚追加、イシモチを4枚ゲット。
初めてにしては上出来の釣果だ。



自分が上げた46センチのイシモチ。これがマガレイだったら・・・
それでも、今日船中で一番大きかった40センチのマガレイを筆頭に
マガレイ7枚、イシモチ13枚と満足にいく釣りとなった。



本日、船中で最大だった40センチのマガレイ。2日にK師匠の釣った
44センチには及ばず!ざんねん!


本日の釣果、イシモチが目立つ。


毛ガニも釣れました。鉄砲汁が旨い!



思いっきりカレイに抱きついている毛ガニ。
カレイが好きなのね。


よろしければワンクリお願いします。
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へにほんブログ村



ヤツメウナギとウドに出会った!

2009-05-06 | 自然


ここ数日間、好天が続いているので、時期尚早を承知の上で
上当別にウドの様子を妻と見に行って来た。
この日は20度を超す暑い日だったが、林の中はひんやりとして気持ちがいい。
ここは、昨年5月中旬にエゾハルゼミの抜けがらを見つけた場所だ。

さすがに簡単にウドは見つけられなかったが、朽ちたウドの
大木を目印にていねいに探した。そして、



あった!まだ5センチほどだが立派なウドだ。さらに林の奥を
探索すると・・・



10センチほどに育ったものを発見!まだ小さくて細いが
葉を天ぷらにするにはちょうど良いサイズ。

今日のところは下見として収穫せず、あと10日ほど待つことにする。



ここにはエンレイソウがたくさん咲いていた。


この帰り、山道の横の小川で珍しいものを発見した。



スナヤツメだ。光の反射で見難いが、集団で泳いでる周辺に
小さな白い粒状のものは卵のようだ。
スナヤツメに遭遇したのは15年ほど前の浜益川の支流以来だ。

スナヤツメは環境庁の絶滅危惧Ⅱ類に指定されており、
4億年前の古生代からの生き残りと言われている。



一匹を採取してプラケースに入れて観察。吸盤状の口には歯がある。
7つのえら穴と目もはっきり見てとれる。
テレビのUFO番組に出てくるパイプ型の宇宙船のよう。
撮影した後、弱らないうちに川に返した。
カワヤツメは産卵後すぐに死んでしまうらしいので、彼らには
時間がないのだ。






小川の近くにこっそりと咲いていたニリンソウ(キンポウゲ科)



ウド、タランボはもうそろそろ、もうじきワラビも芽を出すだろう。
川ではマガリダケ、そしてニジマスも待っているだろう?
忙しい季節がやってきた。


にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村

篠路川は、ハタイてハタイて、ハタキまくり。

2009-05-04 | 釣り


今日は苫小牧沖に大型マガレイの釣行の予定だったが、都合により中止。
暇つぶしに篠路川まで遊びに行ってきた。
ヘラのスーさんによると、今頃の篠路川には、産卵のために大型の
ヘラブナが大挙してやって来るということなのだ。

11時過ぎに篠路川に到着。去年の秋以来だ。駐車場近くにも4,5組の釣り人が来ていた。

スーさんの言った通り、川のあちこちでバシャバシャとヘラブナが
藻や水草、アシなどに体を叩きつける音が聞こえてくる。
メスが産んだ卵にオスが精子をかけているのだ(ヘラの専門用語でタタキという)

川横の遊歩道を歩いていると、まじかにバシャバシャと大きな音が・・・
静かに近づいてみると・・・



ヘラブナだ!ハタキに夢中になり、勢い余ってミツガシワの
根の上に飛び出してしまい、水中に戻れなくなっていたのだ。



30センチ超の立派な魚体だ。近くに落ちていた枯れ木を使って
スペースを空けてやると、慌てて水中に帰って行った。命拾いしただろう。
今度、お礼に一度釣らせてくれないかな?また返してあげるから。



ヘラブナが乗っかっていたミツガシワの花。図鑑で調べると、約200万年前の
氷河期に繁栄していた生き残り(遺存植物)と言われているそうだ。




対岸の人がヒット!!結構大物のようだ。そして・・・



近くの人にも…こ、これは大きい!!



45センチの大物。やはり40センチを超えると迫力が違う。




この篠路川周辺は、公園として整備されている。写真の木桟道の周辺には
ショウブ、カキツバタなどが咲くそうだ。



木桟道の下に咲いていた可憐な花。名前は分からない。




今日は残念ながら竿は持ってこなかった。スーさんはモエレ沼で
42センチの大物を上げたそうだ。さすがにヘラブナにとり憑かれた男だ。

自分は5日、苫小牧沖でマガレイの40センチオーバーを狙うつもり(笑)


よろしければクリックお願いします。
にほんブログ村 釣りブログ 北海道釣行記へにほんブログ村

エリザベス?メガフォン?

2009-05-02 | ペット


ロッキーの顔の傷がなかなか良くならない。傷が渇く前に
後ろ足でカラー越しに引っ掻いてしまうのだ。

昨日、それまで使っていた2Lのカラーを4Lに替えた。
今度は大丈夫か?

それにしても、これはエリザベスカラーというよりメガフォンだ。
拡声効果もありそうだが、遮音になるらしく、呼んでも反応が鈍い。




昨日は札幌に桜の開花宣言が。今日も天気がいい。
久々に3匹を一緒に散歩に連れて行った。
防風林と農業用水路の間が恰好のドックランだ。



りんはおてんばなチュラが苦手。いきなり飛びついてくるのが
たまらなくイヤだ。



りんもチュラも女の子だけど性格は正反対。りんは、おとなしく甘えっ子。
チュラはやんちゃで男の子のようだ。家の中でも、りんはチュラを受け入れないので、
チュラをケージに隔離している。早く慣れて欲しいのだが。



脅えるりんちゃんを尻目にドッグランを満喫するチュラ。



ロッキーも散歩の時はカラーを外したので、いっときの開放感を
味わった。



あまりにチュラがしつこいので、いじけて動かなくなったりん。
いつものパターンだ。



防風林から、ギー、ギーという鳴き声。エゾコゲラだった。
鳴き声に反して可愛い小鳥だ。



タラの芽はまだちょっと早そうだ。いつも気がつくと採られた後だったりするので
今年は真っ先に収穫を狙うつもり。



うららかな春の一日でした。


にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へにほんブログ村