WESTERN WINDS 

我が家に生息する「いきものがたり」と自然観察、時々「釣り自慢」

雪の女王

2008-12-26 | 自然

白一色の大通り公園


クリスマスが終わった途端に、ひと晩で札幌は銀世界。
まるで雪の女王に魔法をかけられたようだ。
今週はこれまでのうっぷん?を晴らすかのように
雪が降り続くようなので、これが根雪になるだろう。
茨戸川の氷結も加速しそうなのでワカサギ初日は意外に
早まるかもしれない。

明日でいよいよ仕事納め、今日は6時半から
忘年会。一年ぶりにボーリングをする。その後は
しゃぶしゃぶ♪

今年一年、お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。



7時のニュース/きよしこの夜

2008-12-18 | イベント・文化


クリスマス・イヴまであと一週間。
札幌の街はまだ雪化粧もすんでいないが、大通りでは、
今年もミュンヘン・クリスマス市が開かれている。
このクリスマス市はドイツのクリスマスマーケットを
模したもので、クリスマスグッズや工芸品、本場ドイツの
ソーセージ、ホットワインの露天が多数立ち並ぶ。
今年で7回目を数えるそうだが、すっかり札幌の冬の
風物詩として定着した感がある。

ここで娘の作ったクリスマスカードが売られているとの
事なので、はたして売れ行きはどうなのか、会社帰りに
偵察に行ってみた。

400種以上ある中から、娘のカードを見つけた。
カードに「人気作品」と書いた赤いシールが貼ってある。
多少は売れているらしい。親ばかを発揮し、3枚買う。



巨大なクリスマスツリーのようにライトアップされている
テレビ等とホワイトイルミネーションにキラキラと彩られた
大通りは子供の頃に持っていたはずのクリスマスへの夢や
憧れを呼び起こす。




ロシアのマトリョーシカの店


ドイツのレースの飾り


木製のサンタ人形


フェルトの羊。何とも可愛い表情だ。


カラフルなイモムシ?の人形。

会社のスタッフに、クリスマスソングと言えば、と質問したところ、
山下達郎の「クリスマス・イブ」が一番多かった。若い人は
マライア・キャリー「恋人達のクリスマス」、今年、EXILEが
カバーしたワムの「ラスト・クリスマス」も人気があるようだ。
ジョン・レノン「ハッピー・クリスマス/戦争は終わった」も名曲だ。

自分は、サイモン&ガーファンクルの「7時のニュース/きよし
この夜」が気に入っている。クリスマスの準備をしている
アメリカの家庭の幸福感が伝わってくるからだ。お母さんの
美味しい料理とサンタのプレゼントを心待ちにしている子供達の
笑顔が目に浮かんでくる。やはりクリスマスは子供たちにとって
一年で一番うれしいイベントだろう。

世界中のみんなに平和で幸せなクリスマスが来る日を願って。

Merry Xmas!




ワカサギ予報2009(氷の穴とオゾンの穴)

2008-12-15 | 釣り

ワカサギ釣りのホームグラウンド、教育大裏茨戸川
(2007年撮影)遠くにワカサギテントが見える。
この風景が見られるのはいつ?


先日、釣り友のNさんから、新年恒例のワカサギ釣りを危ぶむ
メールが届いたとブログに書いたが、どうやらNさんの心配が
現実味を帯びて来たようだ。

12月15日の段階でまだ教育大裏の茨戸川に氷が張っていないのだ。
気象庁が発表している石狩の昨年と今年12月15日までのデータを
比較してみると、昨年12月の平均日最高気温1.2℃、平均日最低
気温-4.1℃に対して今年12月15日までの平均日最高気温は
4.7℃と3.5℃も高く、日平均最低気温も-0.9℃と3.2℃も高い。
向こう一週間の予報をみても極端に寒気が入ることが無さそうだ。
3ヶ月予報では、今冬は暖冬か、平年並みということだったが、
12月に関しては暖冬傾向が顕著だ。

今年の茨戸川でのワカサギ初日は、正月明けの週末、1月10日と
心得ていた方が賢明だろう。
いや、それよりも大きな問題は地球温暖化なのかもしれない。
ワカサギの氷の穴の問題はオゾン層に開いた穴の問題だったのだ。



ベビーワカサギからジャンボワカサギまで。
茨戸のワカサギはサイズのバリエーションが豊富だ。

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八雲黒岩沖は、お祭り騒ぎの巻

2008-12-13 | 釣り


今日は待ちに待った、今年2度目となる八雲黒岩の
マガレイ釣りに行ってきた。今回はいつも以上に
気がはやっていた。おそらく今年最後の船釣りに
なるだろうということと、一ヶ月前に買った小突きの
カレイ竿をまだ試す事が出来ずにいたからだ。
2週前に「釣り新聞」に載った黒岩で49cmの
マガレイが上がったという記事が、はやる気持ちに
拍車をかけた。

同行のパートナーは会社同僚のS君。彼とは春に
苫小牧浜厚真のカレイ釣りに行って以来だ。
S君はボウズ頭で、一見厳ついが、とてもかわいい
目をしており、無口で優しい男だ。

朝2時半に家を出て、中山峠を越えて豊浦に下り
黒岩漁港に6時20分に着いた。途中、雪が
ちらついていたが、風も無く、順調なドライブ。
今日は絶好のコンデションのように思われた。


黒岩漁港

予定通り船は7時に出航、10分で釣り場に到着。
特に冬場は釣り場が近いのがうれしい。釣り物、
場所によっては釣り場まで一時間以上もかかることが
あるからだ。中には釣り場に着くまでに船酔いに
なってしまう人もいる

さあ、いよいよ釣りのスタート。波もさほど無く、
風も問題ない。靴下が薄く、足が冷たいのが気になる
くらいだ。イソメを仕掛けにセットし、いざ投入。
今日は40センチオーバーを!

ところが、はやる気持ちとは裏腹に竿にいっこうに
魚信が無い。水深は20~30メートル程なので、
小魚が餌に触るのも分かるはずなのだが・・・
14人の釣り客全員が、ひたすら竿を小突くが、
なかなかマガレイは上がってこない。



そして一時間後、S君に待望のマガレイが上がった。
自分にはリリースサイズのマガレイや、ギスカジカ
ばかり釣れて来る。おまけに隣の客の手釣りの
仕掛けが自分の仕掛けに何度もおまつり(仕掛けが
絡むこと)し、その度にタイムロスし、仕掛けが
駄目になり、テンションが下がり集中力が無くなって
行く。最悪のパターンだ。
手釣りのラインは太いのでその分抵抗を受け流され
やすい。しかも、その客は他にも竿を一本出して
いるのだ。超満員の状況では明らかにマナー違反だ。
注意するとお互いに気分も悪くなるので、今日は
ついていない日なのだと諦める事にした。


S君が釣った良型マガレイ。S君はこの日4枚の釣果。


かろうじて釣ったぎりぎりキープのイシモチ

結局、1時まで小突いたものの、釣れたのはイシモチと
ギスカジカだけ。目当てのマガレイは何と0枚。屈辱の
ボウズとなってしまった・・・S君は4枚・・
彼には釣り方を伝授するねと、偉そうに言っていたのに
先輩の面目丸つぶれである。


今日は、終日曇天模様。遠くに冠雪の駒ケ岳が見える。

実を言うと、今日は30~40枚は釣り上げて、豊浦の
友人たちや弟宅に配ろうと思っていたのだ。彼らに予め
大見栄を切っておかなくて良かった。危うく赤っ恥をかく
ところだった。

課題を山積して今年は納竿となる。来年は更に回数を重ね
トレーニングを積んで積んで一人前の釣り師を目指したい。
家族他、関係者の協力をお願いしたい。


帰りに豊浦の道の駅に寄った。入り口にボクシング
世界チャンピオン内藤大助の看板が掲げてある。室蘭の
看板絵師だった方が描いたものだそうだ。23日は4度目の
防衛戦がある。必勝!!

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わが家の20世紀アーカイブ File8「アンクルトリスの楊枝立て」

2008-12-06 | 20世紀アーカイブ
 

サントリーキャラクター「アンクルトリス」の楊枝立て。
昭和40年頃のサントリーレッドのノベルティらしい。
妻の実家のサイドボードに飾られていたものだ。

サントリーの公式ホームページによると、アンクルトリスは
昭和33(1958年)寿屋(現:サントリー)宣伝部に
所属していたコピーライター開高健が「魂」を
イラストレーター柳原良平が「体」を、CMプランナー
酒井睦雄が「名前」を授けてくれた。と紹介されている。
渋い外見だが、キャラクター設定は、サラリーマンで
小心者、少しエッチで女好きだが正義感が強く愛妻家、
座右の銘は「普通」とある。一般の庶民、サラリーマン像を
意識していたのだろう。どこか哀愁があって憎めない
キャラクターである。

開高健と柳原良平の黄金コンビから生まれたTV-CMは
一世を風靡、当時の東京界隈はトリスバーが次々と
誕生したそうだ。



開高健は会社勤務をしながら芥川賞を受賞したが、
釣りに関する著作も多く、アメリカ大陸縦断の釣り記
「もっと遠く!もっと広く!」ブラジルの「オーパ」
が有名だ。今やフライ、ルアーフィッシングで
浸透している「キャッチ&リリース」は開高健が
広めたとされているようだ。
残念ながら病気で58歳という若さでこの世を
去ってしまったが、釣り、そして人生の師として
目標にして行きたい。

ただ、海釣りは「キャッチ&イート」で行かせください。

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諸人こぞりて昼コン

2008-12-05 | イベント・文化


12月に入ったというのに今日は雨模様。
札幌の街なかには雪がほとんどない状態だ。
釣り友のNさんからは、このままでは恒例と
なっている正月のワカサギ釣りも危ないのでは、
と心配するメールが届いた。

札幌管区気象台が11月25日に発表した
道内の12月、1月、2月の3ヶ月予報によると、
気温は平年並みか高くなる見通しで、降水量や
根雪になる時期は平年並みとの事だ。
12月は北極からの寒気が流れ込んで、気温が
低くなる時期があり降水量は平年並みの見込み
というので、おそらく今期も昨年と同様に
12月30日頃には茨戸のワカサギ釣りは始め
られるだろう。もちろん、誰かが始めるまでは
氷上には立つ勇気はないけれど。

先日、久しぶりに会社の近所にある教会に
行って来た。この教会では、だいたい月に一度の
割合で昼休みコンサートを開いている。
12時20分から30分、パイプオルガンの演奏や
ゴスペルなどの演目を楽しめる。今年で15年も
続いているということだ。
クリスマスも近いせいか100人程の聴衆。
いつもより2、3割多い。



この日は、この教会の聖歌隊による合唱で
賛美歌を9曲拝聴。慌ただしい仕事の狭間で
心癒されるひと時となる。

大通りでは11月28日からホワイト
イルミネーションが始まり、ミュンヘン・
クリスマス大市が店開き。ショッピングセンター、
商店街の装飾もクリスマス一色。
後は雪化粧でホワイトクリスマスの準備が
完成する。

そして、茨戸川の氷も気になるところ。
土曜からは雪が降るようだ。


リンもクリスマスが待ち遠しい?
ワカサギも早く食べたい?