今日は昨晩の雨も上がり、晴れて暑くなりました。
そんな中、谷川岳の方へ行ってきました。
見られた花は、イワウチワ、イワカガミ、ウスバサイシン、エチゴキジムシ
ロ、エンレイソウ、オオカメノキ、カタクリ、クモイイカリソウ、サンカヨウ、シ
ャクナゲ、ショウジョウバカマ、シラネアオイ、タケシマラン、タムシバ、フキ
ノトウ、ホソバヒナウスユキソウ、ミズバショウ、ムラサキヤシオ、スミレサイ
シン、タチツボスミレ、ナエバキスミレ、ミヤマスミレ、などでした。
谷川岳
ナエバキスミレ(スミレ科)
5/26 三頭山の方へ行ってみました。
この日に見たものなどを2回に分けて載せていきますが、今回はアカバ
ナヒメイワカガミなどです。
この日、三頭山へ行ったのは、アカバナヒメイワカガミの花の時季という
ことと、高尾山では見損なったヤマシャクヤクや、三頭山ではたくさん見ら
れるトリガタハンショウヅル、などが見られればと思ったからです。
この日は、前日までの雨が上がったのでよい天気になるだろうと思って
家を出たのですが、山の方はどんよりとした雲がかかっていて、三頭山
(都民の森)の駐車場に着くと霧雨になっていました。前回(5/6)来た時
も雨模様でしたので、最近は天気に恵まれません。
霧にかすんでいる三頭大滝
アカバナヒメイワカガミは、ちょうど見頃でした。
アカバナヒメイワカガミ(イワウメ科)
最近の三頭山でも鹿による植物の被害が増えていて、イワウチワやこの
アカバナヒメイワカガミも喰われて減っているそうです。
アカバナヒメイワカガミ(イワウメ科)
三頭山は標高が高尾山などより高いため、まだヤマシャクヤクが見られ
ました。
植栽されたものは、もう実になってきていましたが、少し上がった雑木林
の中で、何か所かでひっそりと白い花をつけていました。
ヤマシャクヤク(ボタン科)
少し遅かったのですがまだルイヨウボタンも見られました。
ルイヨウボタン(メギ科)
ユキザサとヤマトユキザサ(オオバユキザサ)はまだ蕾が多く、咲いてい
るものはわずかでした。
ユキザサ(ユリ科)
ヤマトユキザサ(ユリ科)
同じユリ科のチゴユリやツクバネソウなども見られました。
チゴユリ(ユリ科)
ツクバネソウ(ユリ科)
こちらはシロバナエンレイソウでいいのでしょうか、花の終わりなのか少
し色がついています。
シロバナエンレイソウ(ユリ科)?
沢沿いにはコンロンソウがたくさん見られました。
コンロンソウ(アブラナ科)
まだラショウモンカズラやフモトスミレが見られました。
ラショウモンカズラ(シソ科)
フモトスミレ(スミレ科)
この他に見られたものは次回にいたします。
今日は晴れて暑くなり、夏日だったようです。
そんな中、植物観察会で湯の沢峠方面に行ってきました。
今日はよい天気でしたので富士山や南アルプスがよく見えました。
富士山
見られた花などはウスバサイシン、オオカメノキ、クリンユキフデ、コチャ
ルメルソウ、ゴヨウイチゴ、サナギイチゴ、サンリンソウ、シロバナエンレイ
ソウ、シロバナノヘビイチゴ、タチカメバソウ、ツルネコノメソウ、ニッコウネ
コノメソウ?、ヒゲネワチガイソウ、ヒメイチゲ、フタバアオイ、フデリンドウ、
ミツバツチグリ、フジザクラ、アカネスミレ、アケボノスミレ、エイザンスミレ、
エゾノタチツボスミレ、ケタチツボスミレ、ゲンジスミレ、サクラスミレ、タチ
ツボスミレ、ヒナスミレ、ホコバスミレ、ミヤマスミレ、などと盛りだくさんでし
た。
サンリンソウ(キンポウゲ科)
サクラスミレ(スミレ科)
エゾノタチツボスミレ(スミレ科)
5/6 三頭山へ行ったときの続きで、今回はシコクスミレやナガバノスミ
レサイシンなどです。
例年、この時季の三頭山では、前回のイワウチワの他にシコクスミレが
見られると思い、行っています。
今年のシコクスミレは昨年に引き続きあまりよくなく、ポツリポツリと咲い
ているだけでした。もともとシコクスミレは花つきがよくないそうですから、
これが普通なのかもしれません。
シコクスミレ(スミレ科)
ナガバノスミレサイシンはいろいろなところでたくさん見られますが、私の
知っているところではタチツボスミレの次に多く見られるすみれのように思
われます。
そんなナガバノスミレサイシンは三頭山でもたくさん見られます。
ナガバノスミレサイシン(スミレ科)
シコクスミレとナガバノスミレサイシンの交雑種はナガバノシコクスミレと
いい、両方が咲いているところでは見られることがあるようです。
一昨年はそのナガバノシコクスミレと思われるものを見ています。
ナガバノシコクスミレ(09.04.28三頭山)
三頭山にシコクスミレを見に来る時には、そのナガバノシコクスミレもない
かと探してみるのですが、なかなか見つかりません。
ナガバノシコクスミレを見つけるには、シコクスミレの葉の心形と鋸歯や
葉脈の特徴があって、ナガバノスミレサイシンのように長い葉と、花の大き
さなどで探しますが、それぞれ個体差もあり、中間的なものなどもあるた
め、なかなか確定的には分かりません。
そんな中、ナガバノスミレサイシンの純白花と思われるものが咲いていま
した。
ナガバノスミレサイシン純白花?
しかし、葉を見るとナガバノシコクスミレの特徴を持っています。
私がはじめにナガバノスミレサイシンの純白花だと思ったのは、花の大
きさが大きかったからなのですが、交雑種でしたら大きな花もありうると思
われます。ひょっとするとナガバノシコクスミレの純白花かもしれません。
ナガバノシコクスミレ純白花?
こちらは同じ日の三頭山の別の場所の白花品ですが、手前の葉はナガ
バノシコクスミレの葉のようにも見えます。
ナガバノスミレサイシン白花?
手前の葉をどけて見ると別の個体でしたし、距には少し色が残っている
ようでしたのでナガバノスミレサイシンの白花だと思います。
ナガバノスミレサイシン白花?
今回の三頭山では、イワウチワとシコクスミレが見られましたし、ナガバノ
シコクスミレか、またはナガバノスミレサイシンの純白花が見られましたの
で、よかったと思います。
今日はよく晴れて気持ちのよい天気でした。
そんな中、小下沢方面に行ってきました。
すみれはコミヤマスミレとツボスミレが見られただけで、少し前まではあ
れだけ咲いていたタチツボスミレやマルバスミレなども見られませんでし
た。
ヤマブキソウとサツキヒナノウスツボは何とか見られましたが、ヤブデマ
リが咲き始めていました。
ヤマブキソウ(ケシ科)
コミヤマスミレ(スミレ科)
5/6 三頭山の方に行ってきました。
この時季の三頭山ではイワウチワとシコクスミレが見られますので、例年
行っています。
今回はそのイワウチワなどです。
この日は霧雨で天気が悪かったのと「都民の森」(三頭山)が休みだった
ためか、登山客はあまりいませんでした。
イロハモミジでしょうか、ちょうど花が咲き始めたところでした。
イロハモミジ(カエデ科)?
三頭山のイワウチワは鹿の食害でだいぶ減ったのだそうですが、まだ何
とか見られました。
イワウチワ(イワウメ科)
その他に見られた花などです。
ヤマエンゴサク(ケシ科)
シロバナエンレイソウ(ユリ科)
ハシリドコロ(ナス科)
コチャルメルソウ(ユキノシタ科)
アケボノスミレは雑木林の中にポツリポツリと見られました。
アケボノスミレ(スミレ科)
エイザンスミレ(スミレ科)
フモトスミレは少し遅かったようです。
フモトスミレ(スミレ科)
マルバスミレ(スミレ科)
この他に見られたシコクスミレやナガバノスミレサイシンなどは、次回に
いたします。
今日は午後からは雨になり明日も明後日も雨という予報でした。
でも、雨は午後に少し降っただけで今は止んでいます。
そんな不安定な天気の中、滝山丘陵などへ行ってきました。
滝山丘陵はまだヤマツツジが咲いていましたが、ウマノアシガタがたくさ
ん咲いていました。
行った目的はエビネが咲いているのではないかと思って行ったのです
が、ひっそりと咲いていました。
またクチナシグサも見たかったのですが、昨年より広い範囲で見られまし
た。
ヤマツツジ(ツツジ科)
ウマノアシガタ(キンポウゲ科)
エビネ(ラン科)
クチナシグサ(ゴマノハグサ科)
4/26 三頭山の方へ行ってみました。
三頭山は標高が1,500㍍位ありますので、例年、高尾山などより花の
咲く時期は遅いのですが、4月末も近くなったのでいろいろなすみれなどが
見られるのではないかと思い、行ってみました。
行って歩きだしてみると、いつもたくさん見られるナガバノスミレサイシン
がわずかしか見られませんでしたし、裏高尾などでは3月初めから見られ
るハナネコノメがちょうどよく咲いていましたので、三頭山はまだまだ早春
のようでした。
この日に見られた花を載せていきます。
ハナネコノメ(ユキノシタ科)
ヨゴレネコノメ(ユキノシタ科)
ツルネコノメソウ(ユキノシタ科)
コガネネコノメソウ(ユキノシタ科)
ハシリドコロ(ナス科)
アズマイチゲ(キンポウゲ科)
ミツバコンロンソウ(アブラナ科)
キブシ雄花(キブシ科)
キブシ雌花(キブシ科)
ミヤマキケマン(ケシ科)
ヤマエンゴサク(ケシ科)
ナガバノスミレサイシン(スミレ科)
エイザンスミレ(スミレ科)
マルバスミレ(スミレ科)
今回の三頭山は、まだまだ早春のようでしたので1~2週間後には、ま
た行ってみたいと思います。
今日は少し冷え込み、風の冷たい日でした。
今日は自宅へ戻る用事があったため、少し冷え込んだ昭和記念公園
に、シモバシラの氷柱の状況を見に行ってみました。
前回(12/17)のときはほとんど氷柱ができていなかったのですが、今
日は少しできていました。それでもまだ冷え込みが弱いようで,氷柱が小
さく融け始めていました。
シモバシラの氷柱
12/16 三頭山にカメバヒキオコシの氷柱を見に行ったときの続きで
す。
この日は三頭山に着くころには雪が舞っており、奥多摩方面への道路は
通行止めになっていました。
三頭山の方もうっすらと雪化粧になっていました。
大滝の路
クサボタンやボタンヅルのそう果が雪に覆われていました。
クサボタン(キンポウゲ科)
クサボタンの花です。
クサボタン(10.09.09三頭山)
ボタンヅル(キンポウゲ科)
ボタンヅルの花です。
ボタンヅル(10.08.04陣場山)
ダンコウバイやキブシの芽にも雪がついて寒そうでした。
ダンコウバイ(クスノキ科)
ダンコウバイの花です。
ダンコウバイ(10.03.01山梨県)
キブシ(キブシ科)
三頭大滝のそばにはつららができていました。
つらら
今回の三頭山では雪がちらつく中、カメバヒキオコシの氷柱が見られ、
よかったと思います。