今日も昼間は梅雨の晴れ間のようで蒸し暑く、夕方からは雷雨になったりと
不安定な天気でした。
そんな中、狭山丘陵の方でコクランを見た後、高尾の方にも行ってみまし
た。
コクラン(ラン科)
6/21 多摩丘陵の谷戸にカキランを見に行きました。
ここのカキランは5か所くらいに見られますが、大きさや花の咲き具合など
がそれぞれ違います。もうだいぶ咲き進んだものや、まだ花茎が伸びただけ
で蕾の固いものまでいろいろありました。
カキラン(ラン科)
カキラン(柿蘭)は日当たりのよい湿地に生える多年草で、
茎は高さ30~70㌢、葉は5~10個互生し、茎上部に
黄褐色の花を10個ほどつけるそうです。
名は花の柿色によるそうです。
カキラン(ラン科)
ここのカキランを毎年楽しみに見に来られる方々がおりますが、この数日後
に見に行かれた方によりますと、これらのカキランの花茎が全部折り盗られ
ていて、ひどくがっかりされたそうです。家で花瓶に挿すとか、他の人に見せ
たくないとか、目立つと盗掘されるからとか、いろいろな理由があるのでしょう
が、野山の自然の中にある草木などは自然のままが一番いいと思います。
その他にはウツボグサやミヤコグサなどが見られました。
ウツボグサ(シソ科)
ミヤコグサ(マメ科)
チョウやトンボですが、キアゲハとシオカラトンボでしょうか。
キアゲハ?
シオカラトンボ?
今年はよくアオダイショウに出会います。
ここでも水田の中のアオダイショウとにらめっこをしてしまいました。
ヘビの嫌いな方はご覧にならないようにしてください。
(クリックで拡大されます)
アオダイショウ
ここのカキランもいつまでも見られるように残ってほしいと思います。
今日は曇りで風も冷たく寒い日でした。
久しぶりに自宅へ戻りましたので、午前中だけ昭和記念公園の様子を見て
きました。
もうサクラも開花もしたので、お花見の人たちで賑わっているのではないか
と思って行ったのですが、サクラの花はこの寒さであまり咲いておらず、花見
客もあまりいませんでした。
みんなの原っぱ
昭和記念公園ではトサミズキ、ヒュウガミズキ、クマシデ、カツラ、ウグイスカ
グラ、オキナグサ、ヒトリシズカ、ユスラウメ、などの花が見られました。
3/18 観察会で早春の多摩丘陵西部に行ったときの続きで3回目です。
今回は、片倉城址公園から湯殿川に沿って磯沼牧場へ行ったときに見たも
のです。
湯殿川にはたくさんの鯉が見られ、橋の上に行くと寄ってきますが、エサを
やる人がいるからなのでしょうね。
湯殿川の鯉
湯殿川沿いで見た鳥です。
コサギ
コガモ
キセキレイ
カワウ
スズメ
ツグミ
田圃の畔道などで見られた花です。
タンポポ(キク科)
ツクシ(トクサ科)
コオニタビラコですが春の七草ではホトケノザです。
コオニタビラコ(キク科)
ヒメオドリコソウ(シソ科)
オオイヌノフグリ(ゴマノハグサ科)
ミチタネツケバナ(アブラナ科)
磯沼牧場には可愛い子牛がいました。
磯沼牧場の看板
子牛
ここで新鮮な牛乳で作ったアイスクリームなどを食べて帰路に着きました。
今回の観察会ではカイコバイモヤカタクリが見られましたし、湯殿川に沿っ
ていろいろな鳥や花も見られました。
早春の多摩丘陵西部を気持ちよく歩くことができました。
今日は晴れてよい天気になりましたが、風が冷たく寒く感じました。
今日は自宅での仕事があったので久しぶりに自宅に戻りました。
久しぶりの自宅でしたので、急ぎ足で周辺の玉川上水を回ってみました。
街路樹として植えてあるコブシの並木がきれいでした。
このコブシに見える並木は、ワダスメモリーというコブシと
タムシバを交配させて改良したものだそうです。
コブシ(ワダスメモリー)の並木
玉川上水周辺ではクマシデ、イヌシデ、アカシデなどの花が咲き出してい
ました。
イヌシデ(カバノキ科)
自宅の周りでもタチツボスミレがたくさん咲いていましたが、先日の雨で
だいぶ傷んでいました。
タチツボスミレ(スミレ科)
3/18 観察会で早春の多摩丘陵西部に行きました。
この日の観察会では、まず片倉城址公園でカイコバイモやカタクリなどを見
たあと、湯殿川に沿って鳥を観察し、田圃の畦道などの花を見ながら、磯沼
牧場に行きました。
今回は片倉城址公園で見た花などを載せます。
キブシやアブラチャンの花が咲いていました。
キブシ(キブシ科)
アブラチャン(クスノキ科)
アズマイチゲは閉じていました。
アズマイチゲ(キンポウゲ科)
ネコノメソウの花が咲いていましたが、小さくて分かりにくいですね。
ネコノメソウ(ユキノシタ科)
シュンランです。
シュンラン(ラン科)
カイコバイモは何か所かで見られましたが、遠くて写真に撮れません。
カイコバイモ(ユリ科)
カイコバイモは丘陵や山地の林内に生える多年草で、花茎は
高さ10~20㌢になり、上部に葉を5個つけるそうです。
和名(甲斐小貝母)は甲斐(山梨県)産のコバイモの意味だそ
うです。
一輪だけ近くに咲いているのを見つけました。
カイコバイモ(ユリ科)
セントウソウの小さな花が見られ、キツネノカミソリやウバユリ、タカオヒゴタ
イなどの葉も見られました。
セントウソウ(ユリ科)
タカオヒゴタイ(キク科)
午前中はアズマイチゲも開いていませんでしたが、カタクリもこれから開くと
ころのようでした。
カタクリ(ユリ科)
ウグイスカグラも咲いていましたが風によく揺れていました。
ウグイスカグラ(スイカズラ科)
畑地のそばにはオオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ナズナ、ミチタネツケバ
ナ、タンポポなどが見られました。
ヒメオドリコソウ(シソ科)
ミチタネツケバナ(アブラナ科)
ヤマトアオダモの木がありましたが、まだ冬芽の状態でした。
ヤマトアオダモ(モクセイ科)
ヤマルリソウも何とか咲き始めていました。
ヤマルリソウ(ムラサキ科)
リュウキンカに似た黄色い花がたくさん咲いていましたが、園芸種のヒメリュ
ウキンカのようです。
ヒメリュウキンカ(キンポウゲ科)
一昨年来た時にはタチツボスミレがよく咲いていたのですが、今年はまだ早
かったようです。
タチツボスミレ(スミレ科)
コゲラが来ていました。
コゲラ
この他に見た猫や鳥、花などは次回以降にいたします。
今日は曇りがちで一時雨も降る天気予報でしたが、高尾山の方へ行って
きました。
高尾山ではツルギキョウを見たいと思って出かけました。
ツルギキョウは3か所で見られましたが、どれも少し遅く、ほとんどが実
になっていました。
私がツルギキョウの写真を撮っていると、2人の若い女性達に「何を撮っ
ているのですか」と聞かれましたので、「ツルギキョウという珍しい植物で
すよ」と話したら、興味深そうに写真を撮っていかれました。毎月、高尾山
に来ているとのことですので、植物(自然)に興味を持っていただけるとい
いですね。
今日見られた花などは、アズマヤマアザミ、ノハラアザミ(白花)、キジョラ
ン(花と実)、オクモミジハグマ、カシワバハグマ、タカオヒゴタイ、サラシナ
ショウマ、シロヨメナ、ツルリンドウ、ツルニンジン、ハダカホオズキ、マル
バノホロシ、ヤクシソウ、等々でした。
ツルギキョウ(キキョウ科)
9/18 多摩丘陵の里山の方へ行ってみました。
6月にカキランを見た谷戸などを回ってみました。
里山には柿の実が色づいていました。
カキノキ(カキノキ科)
お彼岸が近かったので、やはりヒガンバナが咲いていました。
ヒガンバナ(ヒガンバナ科)
ツリフネソウがたくさん咲いていました。
ツリフネソウ(ツリフネソウ科)
ミソハギがまだ咲いていましたし、ハイメドハギやネコハギもありました。
ミソハギ(ミソハギ科)
ハイメドハギ(マメ科)
ネコハギ(マメ科)
日陰の少し湿った所にはキバナアキギリがたくさん咲いていました。
キバナアキギリ(シソ科)
休耕田の中にはアカバナやコナギもありました。
アカバナ(アカバナ科)
コナギ(ミズアオイ科)
あのカキランはどうなっているのでしょうか。
実ができていました。
カキラン(ラン科)
6月時点でのカキランの花です。
カキラン(ラン科)
花がたくさん咲いたカキランも、実になるのは少ないのですね。