今日は朝のうちは雨が降っていて、昼頃には晴れ間も出るが、その後また
雨が降るという予報でした。
今日は朝方の雨の様子から天気はよくならないだろうと思い、高尾方面へ
行きたかったのですが、家でサツキの剪定・植替えを行いました。
剪定・植替えを始めると晴れて暑くなり、雨は降りませんでした。天気予報
がはずれたと思いましたが、とても蒸し暑い中、サツキの剪定・植替えを頑張
り、全部終わることができました。
6/1 すみれ観察会で谷川岳天神平へ行ったときの続きです。
今回はナエバキスミレの中に現れたアオダイショウですので、ヘビなどが嫌
いな方はご覧になるのはご遠慮ください。
(各画像はクリックすると少し大きくなります)
ナエバキスミレ(スミレ科)
ナエバキスミレを見るために、岩場に登ってカメラでナエバキスミレにピント
を合わせていると、視界の中に何か動くものが入ってきました。
一瞬、ファインダーから目を離してみると、アオダイショウが動いていまし
た。
アオダイショウ
アオダイショウにピントを合わせて動きを追いました。
少しアップにしようと近づいてみました。
舌を出しながら様子をうかがっているようです。
その距離、50㌢くらいでしょうか。
私は息を殺してファインダーをのぞいていましたが、こちらに向かってきまし
た。
その距離30㌢くらいでしょうか。
また舌を出して様子をうかがっているようです。
アオダイショウは無毒だということを十分に承知はしているのですが、あまり
にも近くに寄ってきましたので、さすがに心臓の鼓動が大きくなったような気
がしました。
私もファインダー越しに見ながらじっとして動きませんからアオダイショウも
危険を感じなかったのかもしれませんが、さすがそれ以上は近寄らず下がっ
ていきました。
それでも私は静かにしていたため、アオダイショウはまだ危険を感じなかっ
たのか、すぐ後ろの岩に登っていきました。
岩の上でも舌を出して様子をうかがっていましたが、そのころになると「ヘビ
だ、ヘビだ」という声に何人かの人たちが近くに寄ってきました。
さすがにアオダイショウの方も危険を察知したらしく、後ずさりをしながら逃
げて行きました。
キスミレの中でのアオダイショウとの遭遇でしたが、このような1500㍍に近
い多雪地帯にアオダイショウがいるのに驚きました。エサの小動物などもいる
ということなんでしょうね。
今日は昨日梅雨入りしたにもかかわらず、晴れて暑くなりました。
そんな中、八ヶ岳北麓の白駒の池周辺へ行ってきました。
見られた主な花は、キバナノコマノツメ、ウスバスミレ、ベニバナイチヤクソ
ウ、コミヤマカタバミ、タケシマラン、ツマトリソウ、ミツバオウレン、コヨウラクツ
ツジ、ギンリョウソウ、クリンソウなどでした。
ウスバスミレ(スミレ科)
キバナノコマノツメ(スミレ科)
ベニバナイチヤクソウ(イチヤクソウ科)
6/1 すみれ観察会で谷川岳天神平行ったときの続きです。
今回はすみれ以外に見た花などです。
ゲレンデのいたるところにショウジョウバカマが見られました。
ショウジョウバカマ(ユリ科)
ウスバサイシンがたくさん見られましたが、ゲレンデの上の方と下の方では
ずいぶん違っていました。
上の方では何か黒い葉の塊がいくつもあるように見えましたが、よく見ると
中にウスバサイシンの花がありました。
ウスバサイシン(ウマノスズクサ科)
ゲレンデの下の方のウスバサイシンは葉も緑で伸びていました。
ウスバサイシン(ウマノスズクサ科)
エンレイソウもがっしりしていました。
エンレイソウ(ユリ科)
ゲレンデにはカタクリも群生していて、花が終わって実になっているものもあ
りましたが、まだ花の残っているところもありました。
カタクリ(ユリ科)
ゲレンデには黄色い花の塊も目立ちました。エチゴキジムシロだそうですが
キジムシロも混じっているようです。
(エチゴキジムシロは小葉が5枚で下の1対が小さい。キジムシロは小葉が
5~7枚で2~3対が小さくならないそうです。)
エチゴキジムシロ(バラ科)
ゲレンデの周りに白い木の花がところどころに見えました。タムシバだそう
です。
タムシバ(モクレン科)
雪解け水のたまった湿地にはミズバショウが見られましたが、中にはクロサ
ンショウウオの白い卵嚢が見えます。
ミズバショウ(サトイモ科)
黄色いイカリソウが咲き始めていましたが、こちらのイカリソウは亜高山帯
の蛇紋岩地に生えるクモイイカリソウだそうです。葉がまだよく出ていないの
でその特徴をよく確かめたことはありませんが、絶滅危惧Ⅱ類(VU) だそう
です。
クモイイカリソウ(メギ科)
こちらも谷川岳と尾瀬至仏山の蛇紋岩地にだけ自生するというホソバヒナ
ウスユキソウですが、まだ花が開きかけたところのようでした。
ホソバヒナウスユキソウ(キク科)
ちょうどイワウチワも咲いていました。
イワウチワ(イワウメ科)
イワウチワの花の色も濃いものから薄いものまであるようです。
花の色の濃いもの。
イワウチワ(イワウメ科)
花の色の薄いもの。
イワウチワ(イワウメ科)
ほとんど白花のようです。
イワウチワ(イワウメ科)
ゴンドラの下の駅周辺では、花つきのよいオオツリバナがたくさん見られま
した。
オオツリバナ(ニシキギ科)
すみれ以外の花でもホソバヒナウスユキソウ、クモイイカリソウ、エチゴキジ
ムシロなどの珍しい花がたくさん見られました。
関東地方も梅雨入りしました。
野山へ出かけて見たい花などがあるのですが、今日はあきらめて家でサツ
キの剪定・植替えを行いました。
今日はサッカーW杯で日本とカメルーンの試合が23時から行われます。
勝てるとは思いませんが、勝負事はやってみないと分かりません。何か運
が味方してくれるのを願い、最後まで応援したいと思います。
6/1 すみれ観察会で谷川岳天神平の方に行きました。
谷川岳にはまだ雪が残っていて、天神平のスキー場にも大きな雪の塊が残
っていました。
谷川岳
このときに見たものを3回に分けて載せていきたいと思います。
今回はすみれです。
まずはナエバキスミレですが、あちこちに群生していました。
ナエバキスミレ(スミレ科)
ナエバキスミレ・・・上越地方から東北地方南部にかけての
亜高山に生えるオオバキスミレの変種。
オオバキスミレが小型化したもので、茎
は紅紫色を帯び、葉は厚くて光沢があり、
葉脈がへこむものが多い。
和名は基準標本産地の苗場山にちなん
だもの。
(いがりまさし著「日本のスミレ」より抜粋)
ナエバキスミレ(スミレ科)
ここ谷川岳天神平には日本海側のスミレも見られます。
スミレサイシンです。これに対する太平洋側のすみれはナガバノスミレサイ
シンです。
スミレサイシン(スミレ科)
オオタチツボスミレは寒冷な多雪地に多いそうです。
オオタチツボスミレ(スミレ科)
オオタチツボスミレの距は白いそうです。
オオタチツボスミレ(スミレ科)
タチツボスミレとオオタチツボスミレの交雑種をムラカミタチツボスミレという
そうですが距が白くないそうです。
ムラカミタチツボスミレと思われるすみれが見られましたが、私には区別が
できませんでした。
ムラカミタチツボスミレ(スミレ科)?
ミヤマスミレもたくさん見られました。
ミヤマスミレ(スミレ科)
タチツボスミレもたくさん見られましたが、寒冷地のせいか丈が低く、花の色
の濃いものが多いようです。(黄色い花はエチゴキジムシロだと思います)
タチツボスミレ(スミレ科)
谷川岳天神平にはツボスミレの高山型のミヤマツボスミレが見られるのだ
そうですが、私が見たのはツボスミレでした。
ツボスミレ(スミレ科)
谷川岳天神平では高尾山周辺などでは見られないナエバキスミレやスミレ
サイシンが見られ、よかったと思います。
この続きは次回にいたします。
今日から関東地方も梅雨入りだそうですが、雨が降りそうもなかった
ので盆栽の消毒をして、池の水替えをしました。
午後からは、少しの時間でしたが府中市浅間山公園に行ってみました。
浅間山には以前からイチヤクソウがあるのが気になっていて、ちょうど
咲いているころだと思い行ってみました。
新緑の雑木林の中にイチヤクソウがたくさん咲いていました。
花の少ない時季に白い小さな花がかわいらしく見えました。
サッカーW杯アジア最終予選のカタール戦がありましたが、1対1の
引き分けでした。
ホームで相手のオウンゴールの1点だけで、相変わらずの得点力不
足。おまけに相手のミスに助けられる場面が多く、これから先が思いや
られます。
せめて最終戦のオーストラリア戦では、すっきりと勝ってもらいたいも
のです。
6/1 谷川岳天神平の方へ行ったときに見た花などです。
天神平に行くゴンドラから見えるタニウツギがきれいでした。
タニウツギは日本海側の植物だそうです。
タニウツギ(スイカズラ科)
ニガイチゴより標高の高いところに生えているというミヤマニガイチゴ
がありました。
ミヤマニガイチゴ(バラ科)
天神平の周りではムシカリやタムシバなどの白い花が目立ちました。
ムシカリなど
ショウジョウバカマがあちこちに咲いていました。
ショウジョウバカマ(ユリ科)
カタクリも群生していましたが、ほとんどがもう実になっていました
ので、花のときにはきれいだと思います。
カタクリ(ユリ科)
キジムシロが黄色い大きなかたまりをいくつも作っていましたが、ここ
のものはエチゴキジムシロだそうです。
エチゴキジムシロ(バラ科)
ヒメギフチョウの食草であるウスバサイシンや、輪生葉を羽根つきの
羽根にたとえたというツクバネソウなどもたくさん見られました。
ウスバサイシン(ウマノスズクサ科)
ツクバネソウ(ユリ科)
イワウチワも少し遅かったようですが、たくさんありました。
イワウチワ(イワウメ科)
イワナシがありました。
昨年も見ましたが、このようにきれいに咲いていませんでした。
よく見ると案外きれいです。
イワナシ(ツツジ科)
シラネアオイも何か所かで見ることができました。
シラネアオイ(キンポウゲ科)
黄色いイカリソウがたくさん咲いていましたが、こちらのものはクモイ
イカリソウのようです。
クモイイカリソウ(メギ科)
サンカヨウがありました。
昨年は葉だけしか見られませんでしたが、今年は花も見られました。
サンカヨウ(メギ科)
チョウも飛んでいましたが、これはキアゲハでしょうか。
キアゲハ
昨年も谷川岳天神平には来ましたが、日本海側のすみれや植物が
日帰りで見られるのでとてもいいと思います。
今日は曇りがちの天気でしたが、蒸し暑い日でした。
今日は久しぶりに滝山丘陵へ行ってみました。
滝山丘陵ではシャクジョウソウ、ギンリョウソウ、イチヤクソウ、ホタル
ブクロ、ウツボグサ、ノアザミなどが見られました。
蒸し暑かったせいか、とても疲れました。
6/1 谷川岳天神平の方へナエバキスミレなどを見に行ってきました。
ナエバキスミレが群生しているところがありました。
昨年もこちらへ来たのですが、昨年はナエバキスミレの群生は見つけ
ることができませんでした。
ナエバキスミレ(スミレ科)
ナエバキスミレは、上越地方から東北地方南部にかけての亜高山
に生え、オオバキスミレが小型化したものだそうです。
茎は紅紫色を帯び、葉は厚くて光沢があり、葉脈がへこむものが多
いそうです。
ナエバキスミレ(スミレ科)
ミヤマスミレもあちこちに咲いていました。
ミヤマスミレは、本州中部では標高1000㍍以上に見られる、深山の
すみれだそうです。
ミヤマスミレ(スミレ科)
日本海側に見られるスミレサイシンもありました。
スミレサイシン(スミレ科)
標高の少し低いところでは、スミレサイシンの花は終わり、大きな葉に
なっていました。
スミレサイシン(スミレ科)
こちらに生えているツボスミレはミヤマツボスミレだそうです。
ミヤマツボスミレは「葉が円形で花が淡紫色を帯びることが多い」という
ことのようですが、違いがよくわかりません。
ミヤマツボスミレ(スミレ科)
タチツボスミレもありました。
タチツボスミレ(スミレ科)
オオタチツボスミレが何とか花が残っていました。
オオタチツボスミレ(スミレ科)
距が白いのが特徴の一つだそうです。
オオタチツボスミレ(スミレ科)
ほとんどのオオタチツボスミレの花は終わって、閉鎖花をつけている
ものが多くありました。
オオタチツボスミレ(スミレ科)
谷川岳天神平はナエバキスミレやスミレサイシンなどの日本海側の
すみれなどが見られ、よいところだと思います。
すみれ以外に見たものは次回にいたします。