今日は晴れて暑くなり、夏日だったようです。
そんな中、植物観察会で湯の沢峠方面に行ってきました。
今日はよい天気でしたので富士山や南アルプスがよく見えました。
富士山
見られた花などはウスバサイシン、オオカメノキ、クリンユキフデ、コチャ
ルメルソウ、ゴヨウイチゴ、サナギイチゴ、サンリンソウ、シロバナエンレイ
ソウ、シロバナノヘビイチゴ、タチカメバソウ、ツルネコノメソウ、ニッコウネ
コノメソウ?、ヒゲネワチガイソウ、ヒメイチゲ、フタバアオイ、フデリンドウ、
ミツバツチグリ、フジザクラ、アカネスミレ、アケボノスミレ、エイザンスミレ、
エゾノタチツボスミレ、ケタチツボスミレ、ゲンジスミレ、サクラスミレ、タチ
ツボスミレ、ヒナスミレ、ホコバスミレ、ミヤマスミレ、などと盛りだくさんでし
た。
サンリンソウ(キンポウゲ科)
サクラスミレ(スミレ科)
エゾノタチツボスミレ(スミレ科)
5/6 三頭山へ行ったときの続きで、今回はシコクスミレやナガバノスミ
レサイシンなどです。
例年、この時季の三頭山では、前回のイワウチワの他にシコクスミレが
見られると思い、行っています。
今年のシコクスミレは昨年に引き続きあまりよくなく、ポツリポツリと咲い
ているだけでした。もともとシコクスミレは花つきがよくないそうですから、
これが普通なのかもしれません。
シコクスミレ(スミレ科)
ナガバノスミレサイシンはいろいろなところでたくさん見られますが、私の
知っているところではタチツボスミレの次に多く見られるすみれのように思
われます。
そんなナガバノスミレサイシンは三頭山でもたくさん見られます。
ナガバノスミレサイシン(スミレ科)
シコクスミレとナガバノスミレサイシンの交雑種はナガバノシコクスミレと
いい、両方が咲いているところでは見られることがあるようです。
一昨年はそのナガバノシコクスミレと思われるものを見ています。
ナガバノシコクスミレ(09.04.28三頭山)
三頭山にシコクスミレを見に来る時には、そのナガバノシコクスミレもない
かと探してみるのですが、なかなか見つかりません。
ナガバノシコクスミレを見つけるには、シコクスミレの葉の心形と鋸歯や
葉脈の特徴があって、ナガバノスミレサイシンのように長い葉と、花の大き
さなどで探しますが、それぞれ個体差もあり、中間的なものなどもあるた
め、なかなか確定的には分かりません。
そんな中、ナガバノスミレサイシンの純白花と思われるものが咲いていま
した。
ナガバノスミレサイシン純白花?
しかし、葉を見るとナガバノシコクスミレの特徴を持っています。
私がはじめにナガバノスミレサイシンの純白花だと思ったのは、花の大
きさが大きかったからなのですが、交雑種でしたら大きな花もありうると思
われます。ひょっとするとナガバノシコクスミレの純白花かもしれません。
ナガバノシコクスミレ純白花?
こちらは同じ日の三頭山の別の場所の白花品ですが、手前の葉はナガ
バノシコクスミレの葉のようにも見えます。
ナガバノスミレサイシン白花?
手前の葉をどけて見ると別の個体でしたし、距には少し色が残っている
ようでしたのでナガバノスミレサイシンの白花だと思います。
ナガバノスミレサイシン白花?
今回の三頭山では、イワウチワとシコクスミレが見られましたし、ナガバノ
シコクスミレか、またはナガバノスミレサイシンの純白花が見られましたの
で、よかったと思います。
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