開湯は1684年と伝えられる。ある日ひとりの狩人が狩りで鹿を仕留め損なった。ところがその手負いの鹿が、3日後に元気な姿をあらわした。不審の思った狩人があたりを探すと温泉が湧いており、薬効があることを発見したと伝えられる。最初は「鹿湯」と呼ばれていたが次第に発音が変化して、「酢ヶ湯」から今の「酸ヶ湯」になった。
本来自然が与えてくれた男女混浴の良さと言いましょうか温泉其のものの文化を受け継いだ昔ながらの木造大浴舎と木造の湯治棟を残し維持している事に感服します。
国民の湯治場として鄙びた趣を残している事、特に総ヒバ造りの大浴舎国民保養温泉地第一号の指定を受けた温泉でもあります。
「千人風呂」は、混浴が自然のなりわい。老若男女問わず、浴効を楽しむ人々で賑わってます。やはりこの土地独特の生活習慣でしょうか極自然の雰囲気があり自然と開放感を味わい以前のものはどんなに良かったかと推測 できます。れを受け入れない人々がいますが興味本位の混浴ではなく、良い温泉を楽しむといった考え方で入湯してもらいたいものです。