湯のたび

のんびりと全国の温泉廻を楽しみたいものです

万座温泉・湯の花旅館

2010-08-30 19:29:43 | 国内旅行
日本で唯一「本物の猿のこしかけ湯」が楽しめるキャッチフレーズ呼ばれ、いそいそと宿から飛び出し 8月なのにコスモスとススキの迎えてくれた湯の花旅館へ夜明け前は10度だったが昼もでも清清しい 館内は時代を感じさせる鄙びた雰囲気でまさに湯治宿名物が「猿のこしかけ風呂」。別名「延寿の湯」 とも呼ばれている猿のこしかけ」という大きなキノコを湯涌に入れ、そこに源泉を流し込み、キノコの成 分を効能豊かな万座のお湯にしみこませ、湯船に注ぐという贅沢なものだ。猿のこしかけは別名「霊 芝」とも呼ばれ浴槽も浴室も全て木造、だれもいない浴槽静かだ床につかった湯の足跡が付く心地よ さ滅多に味わえない一人風呂の醍醐味!!!
煎じて飲むと昔は不老長寿、最近ではガン予防などに効くといわれ、お湯は飲泉も可能で味はとても 酸っぱくレモンのような感と云われているが湯涌に注ぎ込まれる前の源泉を飲んでみると酸っぱい内 風呂は男女別であるが露天風呂は混浴になっている。お湯は白濁した硫黄泉だが豊国館より透明だ 大きさは10人ぐらいが鄙びたいい感じのお風呂「月見岩露天風呂」と名付けられているが、周囲の 山々の眺めが良いお風呂である。
湯浴み後は受付前にある囲炉裏端にて宿のもうひとつ名物がお茶である。猿のこしかけと熊ザサを ブレンドした「猿のこしかけ茶」と糖尿病には効くという「マツフジ茶」をお茶を頂く。 自炊もできる本物の湯治旅館だった。