湯のたび

のんびりと全国の温泉廻を楽しみたいものです

加賀井温泉一陽館(長野県)

2010-03-22 09:58:24 | 国内旅行


ご主人のお話によれば、「温泉は距離をおくほど劣化する。この湯は源泉の場所で入ってこそ価値がある」との信念で、拡張する気はない、この頑固さが多くの人々に好まれている。



この温泉日蓮上人も馴染みがあり戦国時代、武田信玄と上杉謙信が戦った川中島の合戦が行われ真田十万石の城下町信州松代は歴史文化あり又近年は硫黄島からの手紙で最高司令官だった栗林忠道の故郷で有名である、現在は加賀井温泉を名乗るのは一陽館のみ、まわりの宿はすべて松代温泉と成ったここのお湯は成分が濃いことで有名。
お湯は湧き出す時は透明だが空気に触れて薄茶色となる。温度は少しぬるめ、それでも体がよく暖まる効能の高いお湯である以前は湯治旅館だったというレトロな風情も魅力。
湧き出す時は透明だが空気に触れて薄茶色となる。温度は少しぬるめ、それでも体がよく暖まる効能の高いお湯である。温泉の成分が固まったお湯の注ぎ口浴舎の隣りにある混浴の露天風呂の横にも脱衣場があるのだが、仕切りも何も無いので内風呂の脱衣場で服を脱いでくる人がほとんど、女性もタオルを巻いてけっこう入浴しにくる。
10人ぐらいが入れる湯船が2つ。ここには内風呂とはまた別の源泉が注がれている。温度はぬるいので何時間でも入っていられる。露天風呂は地元の常連さん達のいこいの場でタオルが茶色になれば常連である初めて訪れた客には必ずご主人の温泉の説明と入浴の仕方の指南を受け主人(春日功さん)は、東京水産大学(現・東京海洋大学)の名誉教授で有ったが引退し。父親が77年前、当時の松代警察署長から温泉旅館の開業許可を得て、水も道路もなかった地に温泉を掘削した。


加賀井温泉一陽館(長野県)

2010-03-13 20:14:28 | 国内旅行




「はじめて?」と聞かれ、そうだと答えると何故だかいきなり正面の建物の脇に連れていかれた。どうやらそこが源泉の湧き出し口らしい。鍾乳石のようにこってりと茶色い堆積物で固まった四角い井戸状のものの中を見せ、お湯の説明を始める。中には三矢サイダーを製造中かと思わせるような、白く泡立つ液体が満たされていた。これが源泉なのだ。始めて来た人間には全員こうやって説明するのだろうか。お湯に対する自信なのか、ただ者ではない。それも納得出来る元東京商船大学の教員だった、元々鎌倉時代から由緒ある温泉兄が経営していたが亡くなり自噴に駆られて??かげながら奥さんと息子さんが応援しているそうだ。

パイプの穴からお湯が滴っているが、そこから石灰華が伸びている。地面にもタケノコのように石灰華が盛り上がっている。地面からもところどころから泡がにじみ出ている。

加賀井温泉一陽館(長野県)

2010-03-11 20:52:36 | 国内旅行





この温泉日蓮上人も馴染みがあり戦国時代、武田信玄と上杉謙信が戦った川中島の合戦が行われ真田十万石の城下町信州松代は歴史文化あり又近年は硫黄島からの手紙で最高司令官だった栗林忠道の故郷でもある、現在は加賀井温泉を名乗るのは一陽館のみ、