湯のたび

のんびりと全国の温泉廻を楽しみたいものです

別所温泉・外湯(長野県)

2009-10-26 20:51:04 | 国内旅行

石湯その前にたつ「真田幸村公隠しの湯」の標石は、真田太平記の作者、池波正太郎氏の筆

「石湯」岩の間から湧きだす温泉 は「石湯野飼いの牛が傷ついた脚をこの湯でいやしたので『牛湯』と呼ばれていた。戦国時代、真田一族が傷をいやしたことで知られ、「真田幸村の隠し湯」と伝わり、池波正太郎の『真田太平記』にも登場する。

別所温泉は、信州で最も古い歴史をもつ温泉の一つである。古代からこの出湯の効能はひろく知れわたり、それが神仏の霊験と考えられてまず観音様がまつられた。北向観音がそれである。
この観音を中心として長楽・安楽(国宝八角三重塔)・常楽のいわゆる三ヶ寺ができ、別所は仏教・学問の中心地ともなった、「信州の鎌倉」と呼ばれている。

日本三大名泉温泉(清少納言)「ひらかな」にすればこうも表現が違ってきますから・・・・・


中宮定子に仕えた清少納言「枕草子」第117段に「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」とうたわれている「三名大泉」のひとつ。ともに天皇家と関わりが深く、神の湯としてもてはやされ皇族を中心とする公家文化が繁栄した平安時代都から神宮参拝に向かう途中「湯ごり」で身を清める。これが当時の正式な参拝でした。榊原温泉の名は古くは地名を取って「ななくり(七栗)の湯」と呼んだ。

別所温泉は七苦離(ななくり)七久里(ななくり)の湯」別所温泉が、武家社会と結びつき、北向観音を初めとする寺内町の湯垢離の場として発展したと言われている。

別所温泉・外湯(長野県)

2009-10-25 19:10:42 | 国内旅行


「大湯」木曽義仲が御湯屋を新築して愛妾「葵の前」と入浴し「葵の湯」と呼ばれていたと伝えられる。北条義政が信濃の守護職としてこの地に居を構え、「北条の湯」と呼ばれていたこともある。
後に、大炊御門大納言が愛用し「大湯」と呼ばれるようになった。吉川英治の『新平家物語』にも登場する。

別所温泉・外湯(長野県)

2009-10-24 17:28:59 | 国内旅行
現在も3つの共同浴場が存在する。「大師湯」



「大師湯」天長二年(八二五年平安時代)比叡山延暦寺の座主円仁慈覚大師が北向観音堂建立のため当地に来錫の折 好んで、入浴したので大師湯と名付けられた。
かつては北向山に参詣した籠の者が夜通し入替わり利用したので「籠の湯」ともいわれた、又昔矢傷を負った堆子が湯あみして傷をいやしたので「雑子湯」とも呼んだこともある。

別所温泉(長野県)

2009-10-23 20:34:30 | 国内旅行
北条氏の別荘地として栄え別所と云われる様になつた・・・安楽寺参道

北条義政が信濃の守護職としてこの地に鎌倉文化を今日に伝える文化財が多数現存している。
京都法勝寺に八角九重塔が在ったが応仁の乱(1468年)、奈良西大寺などに存在したが、戦乱などで失われた,日本に現存する近世以前の八角塔(国宝)としては唯一のものである。

北向観音

ほったらかし温泉(山梨県)

2009-10-18 16:26:00 | 国内旅行



「こっちの湯」より

どよめきとともに拍手が起きた。まさにご来光。そして、その視線の先には、霊峰富士が光に映えていた。
富士を望み甲府盆地を見下ろす雄大な眺望が有名。夜は満天の星空と20万都市甲府夜景が好評、朝は日の出の1時間前から入浴ができるので朝焼けも楽しめる朝日に映える霊峰富士、湯船から眺める日の出の感動を、お楽しみ身も心も解き放たれるような開放感に誰しもが癒される。
観光バスで多くの人がやって来る湯を楽しむより富士山を見る事が一番。
年間約45万人も訪れる観光温泉、うっかりカーナビを信じて進むと、でこぼこした山道に入り込んでしまう。
「ほったらかし温泉」カーナビもほったらかし看板の指示にしたがったが「フルーツ公園を通り抜けて下さい」と書いてあるが、1時間程無駄にした一度行けば堪能する温泉だ!!!
カルキの香り混雑時以外は循環していないとのことだが泉温 41.4℃気温25.0℃において)源泉は深度1500mと1300mの深層の破砕帯から湧出して(動力揚湯)此れだけの浴槽の広さ燃料費が嵩むだろう。
駐車場が舗装されておらず、せっかく髪の毛をキレイに洗っても、風が吹いて、帰る時には車が砂ぼこりで汚れていることもほったらかし。
大人で二ヶ所1400円必要で割引も無く、0歳児から子供料金必要でほったらかしのキャッチフレーズにごまかされている多くの人がカルキの匂いに閉口。
タクシーの運転手の話では元々は温泉付きゴルフ場で、閉鎖された、温泉は止めてしまうと出なくなるので、出しっ放しにして、「ほったらかし」にしていたそうだ。だから地元では「ほったらかし温泉」と呼んでいたそうだ。それを宗教法人が研修施設として買い取ったそうだ。


ほったらかし温泉(山梨県)

2009-10-17 16:10:24 | 国内旅行

「こっちの湯」 の後に「あっちの湯」が出来たのですが泉質は同じ但し料金は二ヶ所で支払う・・・・・観光バス3台で来ている人達は「あっちの湯」矢張り。

芋洗い状態を覚悟するもゆとりが在り雲の間から富士の嶺が見え、河口湖の大画面の富士より清清しく見えるそれにしても毎年値上げ(¥700)するのに雑草ぐらい整理すれば此れもほったらかし!!

ほったらかし温泉(山梨県)

2009-10-15 13:17:52 | 国内旅行


うっかりカーナビを信じて進むと目的地に着かない立て看板もほったらかし始めての者には時間が掛かる荒地に在る、ほったらかし温泉・・・・
ほったらかし温泉の浴場は2箇所「あっちの湯」は「こっちの湯」に比べ2倍の広さで毎朝「あっちの湯」を日の出の1時間前から開場しており、朝日に映える霊峰富士、湯船から眺めるの売りしている温泉。