川越雑記帳2(川越見て歩き)

26-3 稲荷神社・砂久保陣場跡

 「今福交差点から来た道に戻り、右へ進もう。約三〇〇㍍ほど行くと、五差路に突き当たる。その正面にあるのが砂久保の稲荷神社だ。」
 砂久保橋手前で右折すると、左周りにカーブする迂回路が造られていた。
 仮設橋を渡り、信号のある交差点を右折する。



 その道をしばらく進むと、正面に稲荷神社の鳥居が見える。



 鳥居を潜ると、社殿の前両側に狐の像がある。



 社殿の右側に出てみると、拝殿につづき本殿があるのが見える。



 社殿の左側には大きな石があり、小さな札に「亀石」と書かれていた。
確かに亀に見えないこともない。



 「境内には市指定史跡の「砂久保陣場跡」の木柱がある。」
 その木柱は無かったが、鳥居の右側に「砂久保陣場跡」の説明板があった。

 「この地は川越城の南西約四㌔で、天文一五年(1546)川越夜戦の折、上杉憲政は前年九月からここに陣をとり、八万余騎の兵をもって川越城を攻めたが、川越城の北条綱成はわずか三千の兵でよくもちこたえた。これを助けるためにかけつけた北条氏康の八千の軍が四月二〇日の夜半に憲政軍を破り、川越城を救った。だが、実際に陣をしいたのは、平野神社付近だという。平野神社の南方に「陣場跡」という地名があり、この話を裏づけていようか。」

 ・「川越夜戦(1)」
 ・「川越夜戦(2)」
 ・「川越夜戦(3)」

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