やさしい芸術論

冬が来たなら、春はそう遠くない

「人を愛する資格はね」

2024年03月03日 | 小曽根俊子

小曽根俊子さんという方をご存知でしょうか。

 

重度の脳性麻痺の障害により、

両手両足が不自由で言語障害がある詩人です。

 

障害を持って生まれた人は、健康な人よりも、

何倍もの苦労を背負いながら生きていく事になります。

 

 

生と死の狭間で揺れ動くような長い期間を経て、

障害があったからこそ見えてくる人の本質を

うまく表現出来るのではないでしょうか。

 

小曽根俊子さんの詩は良い詩が沢山あります。

 

この世はお金か容姿か学歴か才能か……

と言われていますが、果たしてどうでしょうか。

 

人を愛することについての詩になります。

 

 

「人を愛する資格はね」

 

人を愛する資格はね

はやく走れることじゃない

じょうずに話せることじゃない

人を愛する資格はね

心でものを聞けること

心でものが見えること

 

愛を伝える資格はね

人を信じる資格はね

お金を持ってることじゃない

名前が売れてることじゃない

いつか別れがやって来て

 

さよならをしたそのあとも

生きて いけると誓うこと

なみだ流したそのあとで

生きて いけると誓うこと

 

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