会計業界戦線 異常アリ

インターネットの登場によって、顧客の流動化が進む会計業界。このブログでは、会計業界の変化を綴っていければと思います。

CRM(顧客管理)に取り組む

2008-12-05 15:11:33 | 会計業界WEBマーケティング
昨日は、前回情報誌『ANTENA』にも出て頂いたエンプレックス株式会社の沢登社長にお会いしました。

CRM(Customer Relationship Management)をウィキペディアで調べてみると、「顧客満足度を向上させるために、顧客との関係を構築することに力点を置く経営手法のこと。顧客情報管理、顧客関係構築、単に顧客管理と訳される場合もある」とあります。

また概要として、

「大量生産・大量消費を前提としたマスマーケティングの時代から、消費者個別のニーズに合わせたOne to Oneマーケティングの時代へという市場環境の変化により、注目を集めている経営コンセプトである。

CRMという概念は、最近のコンセプトに思われがちであるが、日本では江戸時代から大福帳などで見られるように実践されており、単に売上高のみを管理するだけではなく、個人にフォーカスした経営が重要であることが感覚的に理解できる。

CRMの実践には、財務や税務処理といった観点の管理(伝票処理システムなど)とは別に、「顧客」を「個客」として捉える視点からの管理が必要である。」

ともあります。

前回は情報誌のインタビューで、横浜国立大学在学時の話からアクセンチュア時代、そして独立後の話まで幅広く沢登社長からお聞きしましたが、今回は会計事務所本体とその先の顧問先企業へのソリューションの一つとして、CRMパッケージを取り上げる方向で話をさせて頂きました。

まずはその機能性を実感するためにも、あんてなの営業マン全員が使用し、その模様をドキュメントで伝える方向で企画を考えています。


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