会計業界戦線 異常アリ

インターネットの登場によって、顧客の流動化が進む会計業界。このブログでは、会計業界の変化を綴っていければと思います。

ファイナンシャルプランナー(FP)とは

2009-03-23 23:00:00 | 会計業界資格/ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャル・プランナーとは、個人的な資産運用・金融に関する総合的なアドバイスをする職業です。

顧客である個人から、収入・借り入れ・家族構成・資産などの情報に合わせて、それをベースに住居・教育・老後など将来設計に即した資金計画を行います。略して、FPとも呼ばれます。

具体的には、住宅ローンの借り換えや生命保険の見直し、子供の教育資金、老後の年金相談、低金利時代の資産運用、預貯金運用など、個人や家庭の暮らし、家計の診断などについて的確なアドバイスを行い、より良いライフプラン(人生設計)実現のサポートをします。

最近の傾向として、職業としてだけではなく、一般家庭の主婦も資格取得しているのが大きな特徴です。その背景には、ファイナンシャルプランナーのさまざまな知識が、日常生活で役立つからです。

◆職業としてのファイナンシャル・プランナー

職業人としてのファイナンシャル・プランナーは主に2種類の系統に分かれます。

銀行、信託銀行、郵便局、証券会社、生命保険会社、損害保険会社等の金融機関や、不動産仲介・分譲会社に勤務する「企業系FP(インハウスFP)」と、自ら事務所を持ち独立自営する「独立系FP」の2つの系統です。

独立系FPには公認会計士・税理士などの士業者が、FP資格を得て行っている場合が多いのが特徴です。